校長室
アーデルハイト・ワルプルギス連続殺人事件 【後編】
リアクション公開中!
■□■3■□■ しかし、これで終わりではなかったのである。 「さあ、今日から、毎日、牛乳と鶏肉とキャベツを食べるのじゃ!」 「超ババ様、なんでわたしも同じものを食べなきゃいけないんですかぁ」 「ばかもん! 私が毎食、牛乳と鶏肉とキャベツを食べているのに、お前だけ別の料理を食べていたら腹が立つじゃろうが!」 「横暴ですぅ! 超ババ様はいいけど、わたしは育ち盛りなんですぅ!」 「うるさい、好き嫌い言わずに食べなさい! それとも、パートナーと苦しみを分かちあえんというのか!?」 「ヒドイですぅ!! わたしは関係ないですぅ!! ていうか、まったく同じことをダイエット草の時にされて、まったく同じ会話をしましたぁ! 超ババ様は相変わらず大人気ないですぅ!!」 「こんなに喜んでくれるとは思わなかったよ」 ミレイユ・グリシャム(みれいゆ・ぐりしゃむ)が、山のような牛乳と鶏肉とキャベツを運びながら微笑んだ。 アーデルハイトは、しばらくの間、牛乳と鶏肉とキャベツを食べ続け、ほうれん草ダイエットに引き続き、つきあわされたエリザベートはたまったものではなかったという。 エンディングテーマを、シルバ・フォード(しるば・ふぉーど)と、パートナーの剣の花嫁雨宮 夏希(あまみや・なつき)が、それぞれギターとサブボーカルを担当する。 「ウィニングの設定崩壊ビームを真正面から受けて、「ナイトだけどそれは仮の姿で、実は世界中を沸かせるギタリストで、自分のギターで夏希と共に世界を平和に導く」っていう設定つけようと思ってたけど、ビームが『自称』扱いになったから、俺も普通にギターがんばって弾くぜ!」 「はい、シルバと一緒に、ウィニングさんの設定崩壊ビームを真正面から受けて、「ソルジャーですがそれは仮の姿で、実は世界中を沸かせる歌手で、自分の歌でシルバと共に世界を平和に導く」っていう設定つけようと思ってましたけど、私も普通にがんばって歌を歌います」 「イルにゃんスールのプロデューサー」譲葉 大和(ゆずりは・やまと)のパートナーである吸血鬼、九ノ尾 忍(ここのび・しのぶ)が、メインボーカルを担当し、アイドルユニット「イルにゃんスール」がバックで踊る。 「わたしあなたの子猫のPink 鳴いて飛び込む無邪気なスマイル 世界樹にこぼした食事のミルク ねえあの猫缶食べたいな♪ アタシあなたの子猫のYellow 甘えん坊のlovely Face チープなライン チラ見せセクシー 上目遣いで無い胸エンファシス 絶対領域犯してく 劣情 化けて出るくらい きつく 愛されたら 泣いてた子猫がホラ猫又 ランランすぎてマタタビ1000% テンネンなのよカツオ節1000% 無防備な内腿 Kill them all by my charm カンジンなのは猫缶1000% アイらしいのにコアクマ1000% Little Girlはロリポップに それでも同じ 夢に生きる」 四方天 唯乃(しほうてん・ゆいの)とフィア・ケレブノア(ふぃあ・けれぶのあ)、唯乃によって包帯ぐるぐる巻きの望月 あかり(もちづき・あかり)が、上映室で会話する。 「……っていう映画を撮ったんだけど、どう思う?」 「映画賞総なめですね!」 「主演女優賞はわたしで決まり!」
▼担当マスター
森水鷲葉
▼マスターコメント
「アーデルハイト・ワルプルギス連続殺人事件」、最終回です。 ご参加いただきましてありがとうございました。 今回も、大変楽しいアクションを拝読させていただきました。 いつもご参加くださる皆様、今回初参加の皆様、リアクションを読んでくださる皆様、どうもありがとうございます。 今後も何卒よろしくお願いいたします。