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とある魔法使いと巨大な敵

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とある魔法使いと巨大な敵

リアクション


・Postludium

 気がつくともう空はあかね色になっていた。
「はぁ。疲れた」
 特に疲れて居なさそうなアッシュはため息をつくと、その場に寝転んだ。
「疲れたは良いけど早くしないと夜になるよ」
「そうだな……ってあがががっ!」
 寝ころんでいたアッシュは突如襲ってきた全身の痛みにのた打ち回る。
「あ……巨大アッシュを倒したから、残りのパーツ全部戻って来たのか」
 のた打ち回っているアッシュには誰も手を出せずに言葉だけを投げかけるが、本人は痛みにより返事すらも返せない状態だった。
「こりゃ、次は病院に直行だな」
 誰かが言った言葉に、皆呆れ顔をするが不思議と皆の顔は笑顔だった。

――こうして巨大アッシュは倒され、アッシュ自身にもつかの間の平和が訪れたのでした。ですが、この時のアッシュは大事な事を忘れていたのです。それを思い出すのはもう少し後の事でした。


<とある魔法使いと巨大な敵・終>
<アッシュシリーズ・完>

担当マスターより

▼担当マスター

綾瀬 亜紀

▼マスターコメント

参加した皆さんお疲れさまでした。最終回いかがでしたでしょうか。
今回は前回よりも輪を掛けてカオス度が増した気がします。
執筆している最中にコメディカテゴリーじゃなくて冒険カテゴリーにでもすればよかったと何度思った事か……。

それでは、また次のシナリオでお会いしましょう。さようなら。