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封印された機晶姫と暴走する機晶石

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封印された機晶姫と暴走する機晶石

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■幕間:研究日誌

 パラミタの生物の兵器転用に関する――
 動物実験により機械化処理は性能の向上が見込まれ大量生産を――
 機晶姫の核と脳の併用を可能とした――
 魂とでも呼ぶべき概念が淘汰され――
 鬼と呼ばれる異能を持つ種族に機晶姫化の処置を――
 確証はないが鬼には物の性能を引き出す特性が――
 上層部から資金が下りず計画の凍結を――
 成果を見せるために石鬼をパラミタへ――
 アイギスの研究を再開――

 所々黒ずんでいて文字は読めない。
 最後のページには遺跡で戦った二体の機晶姫の絵が描かれていた。
 右上にアイギス、と書かれている。
 そしてパラミタとニルヴァーナの地図らしきものが描かれている。

担当マスターより

▼担当マスター

砂鳥

▼マスターコメント

 お初にお目にかかりました。
 そうでない方はお久しぶりです。砂鳥です。
 
 当シナリオは前に私が手掛けたシナリオ「暴走する機械と彫像の遺跡」の後編にあたります。
 前編では機械の暴走事件を通して遺跡に封印された魔物たちの情報を調べることができました。
 前編だけでは分からなかった点も当シナリオで補えた方もいるかと思います。

 戦闘メインということで用意したシナリオでしたが、参加者が予想よりも多い上に高Lv高ステータスの方も多数参加して頂けたため、人数により難易度を設定していた彫像の魔物退治では一部MC/LCの出番が少なくなってしまったという事実があります。
 私は成功失敗判定をシナリオに反映するように書く傾向があるため、こういう事態に陥ることがたまにあります。
 注意事項の明記漏れですね。以後気をつけます。

 さて話はシナリオに戻りまして、今回の舞台となった遺跡はニルヴァーナと戦争していた頃のものです。
 おおよそ一万年前の遺跡ですね。戦争というものは技術革新を進めます。中には非人道的な研究も実際にあるものです。
 当シナリオではそんな人の業を感じさせるシナリオとなっています。読んでいて気分の悪くなった方には申し訳なく思うのですが、私はパラミタに実際にあったであろう事実を書いてみたいという欲求を持っています。その一つの形がこれです。
 物語のラストにニルヴァーナにあるであろう研究施設の存在が明らかになってますが、その話を書くかはまだ検討中です。もし書くとすれば救いのあるような内容にしたいですね。今回絶望だったので。

 最後に感謝を述べて締めとさせていただきます。
 皆さま、このたびは当シナリオにご参加いただきありがとうございました。
 またのご参加をお待ちしております。