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恐竜騎士団の陰謀

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恐竜騎士団の陰謀
恐竜騎士団の陰謀 恐竜騎士団の陰謀

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XXX.エピローグ





 闘技場にある日から、張り紙がされるようになった。
 現風紀委員のためのもので、その張り紙には手書きで
『以下の者を捕えた者に風紀委員として、役職を与える。また、二名以上を捕えた者には副委員長の役職を与えるものとする。ただし、副委員長の役職は二名までとし、複数捕えた者が多数居た場合はより多くの指名手配者を捕えたものに有するとする』
 と、書かれている。

 指名手配書に顔写真が載ったのは

●ルカルカ・ルー
●カルキノス・シュトロエンデ
●ガートルード・ハーレック
●シルヴェスター・ウィッカー
●白津 竜造
●松岡 徹雄
●酒杜 陽一

 以上、七名である。
 現状その行方はわかっていない。





 極光の谷は、以前と変わらぬ様子で今日も発掘作業が続けられている。
 大脱走によって減ってしまった労働者は、その時に戦闘を行い敗北した元風紀委員によってまかなわれている。
 そこでは、まことしやかに極光の琥珀が持ち出されたという噂が流れているが、それが事実であるかどうかは確かめられていない。
 だが、話によれば極光の琥珀は一つとは限らず、複数発掘できる可能性があるという。
 バージェスの手元に極光の琥珀が届くまで、発掘作業が続けられるのは間違いないだろう。





 恐竜騎士団が我が物顔で歩き回るようになってから、キマクは何か変わっただろうか。
 極光の谷での暴動、闘技場への襲撃によって、キマクは何か変わっただろうか。
 大きく変わったようにも見えるし、何も変わっていないようにも見える。
 ありとあらゆるものを許容する大荒野にとっては、何も変化など起きていないのかもしれない。
 しかし、ゆるりと流れる川が少しずつ大地を抉るように、しとしとと降る雨が大地を僅かずつ穿つように、変化は常に傍らに居る。
 大荒野を巡る物語にピリオドが打たれるのは、もうしばらく先の未来になるだろう。
 全てが終わったと誰もが思った時、果たしてこの地はどんな顔を見せるのだろうが―――。



担当マスターより

▼担当マスター

野田内 廻

▼マスターコメント

 お待たせしました、野田内廻です。
 はてさて、今回のリアクションはいかがだったでしょうか。

 さて、ここを見ていらっしゃる方は本文は見終わったと思ってお話をさせていただきます。



 今回のシナリオをまとめると、
・風紀委員は相変わらずキマクを我が物顔で歩き回る
・何人かが風紀委員によって指名手配を受けてしまう
・極光の琥珀は守りきれたが、極光の谷は相変わらず
・風紀委員になった人多数

 大きなところは、こんなとろですかね。
 今後の展開については内緒ですが、風紀委員の人や指名手配中の人は色々とおいしいポジションじゃないかなぁ、とこぼしてみたり。


■今回指名手配されてしまった人&風紀委員になった人へ
 どちらもグランドシナリオでのみの扱いとなり、他シナリオへは問題無くご参加いただけます。スタート地点などの拘束は無いですが、今後のグランドシナリオに参加した時に、なんらかの制限や優遇が発生する可能性がある………かもしれません。まだ内緒です。



 次回ですが、かなり近いうちにまた名前を出すかと思います。一応マスターページで告知、できるといいなぁ。
 それでは、ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

 ではでは