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リアクション
第2章 ソーセージを増やせ
■□■1■□■ ヴァイシャリー・静香側とレジスタンスとの密会
未来のプレナ・アップルトン(ぷれな・あっぷるとん)は、
対レジスタンス参謀であったが、
味方にもレジスタンスにも被害が最小限になる作戦を静香に提案していた。
対レジスタンス参謀となったのは、双方の被害を抑えるためであり、
現在のプレナと変わらない考えを持っていたのである。
「金色のカンガンガニを現在のヴァイシャリーで養殖することを考えています。
そうすれば、未来……つまり、今の時代までに、
数を増やすことができないでしょうか?」
静香側の穏健派グループや、スラムのレジスタンスと接触して未来・プレナは言う。
未来・プレナは、その他にも、
金色のカンガンガニが1匹しかなくても大量にソーセージを作ることができないか、
食品会社に相談したりしていた。
宦官達を許せないと思っている、
未来の鬼崎 朔(きざき・さく)が率いる【紅桜】と接触することはかなわなかったが、
レジスタンスの中でも比較的穏健派のグループは、
未来・プレナの提案を受け入れた。
未来・プレナは、この計画がバレた場合は、すべて自分の責任にする覚悟であった。
そのため、一部のレジスタンス達も、未来・プレナの言葉に耳を傾けてくれたのである。
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