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とりかえばや男の娘 三回

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とりかえばや男の娘 三回
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 エピローグ 
 こうして、日下部家にたたっていた邪鬼は消滅した。

 さて、その後日下部の後を継いだのは、なんと竜胆ではなく藤麻だった。一旦竜胆が家督を継いだ後に兄に譲ったのである。
 それは、里見村しか知らずに育った我が身より、生まれてから嫡子としての教育を受けて育てられた兄の方がふさわしいだろうという竜胆の考えからであった。それに、竜胆には家督を継ぐよりも他にやりたい事、知りたい事がたくさんあった。男として生きるか、女として生きるかは、広く世界を見た後に決めてもいいのではないだろうかと、今の竜胆は思う。
 こうして、全ては収まるところに収まり、竜胆は新たなる一歩を踏み出す事に決めたのである。

担当マスターより

▼担当マスター

天宮 あると

▼マスターコメント

 はい、みなさまお疲れさまでした。天宮です。今回初参加の方、全て参加して下さった方、また、1話、2話のみの参加の方もありがとうございます。本当に感謝しております。
 結局竜胆は家を継ぐ事なく終わってしまいました。なので、竜胆が後を継ぐ事を応援して下さった方には申し訳なく思いますが、どうも、竜胆自身、もっと他の事をやりたい意思があるようで、このような事になってしまいました。すいませんでした。多分、彼は歌や踊りや音楽の世界に憧れていると思います。また、そんな話も描ければと思います。

 今回、聖剣を手に入れるために3つの質問に答えていただくようにしたのですが、全ての方のを採用できなくて申し訳ありませんでした。なにしろ、聖剣が9本しかなかったのでこういう事になってしまいました。MC、LCともに答えて下さった方には、よりふさわしい答えを言ったキャラクターの方に聖剣を持たせるようにしました。自分が石像になったつもりで選んだので、個人的におもしろいと思った答えでも必ずしも採用にはなってないです。ご了承ください。
 ちなみに、この、最終話では十兵衛が途中から登場してませんが、彼は葦原の方で騒動があって、呼ばれてしまったようです。彼こそ事の顛末を見届けたかったであろうに、こんな事になってしまって気の毒な事です。また、くのいちのお蝶が少し登場しましたが、彼女は魔法少女になるためにイルミンスールに行った模様です。またそのうち、抜け忍魔法少女としてどこかで登場するかもしれません。

 それでは、今回は本当にお付き合いいただきありがとうございました。
 とりあえず次回は、もう少しライトなシナリオになるかと思います。また、見かけたおりにはよろしくお願いします。