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【マスター合同シナリオ】百合園女学院合同学園祭!

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お姫様のお茶会・3

「えと、せっかくですし、お茶会の様子を撮らせてもらってもいいですか?」
リース・エンデルフィア(りーす・えんでるふぃあ)が提案した。
リースは、地球の2番目の姉から、お茶会の様子を送ってほしいと言われていたのだ。

「いいね、撮ろう撮ろう!」
ミルディア・ディスティン(みるでぃあ・でぃすてぃん)もうなずく。

こうして、お茶会の楽しい様子をリースは携帯で撮影する。
プリンセスカルテットや、ミルザムや安徳天皇など、
高貴な身分の人々が集まっていることもあり、その様子はとても様になった。

こうして、一行が記念撮影をしていると。

ソフィアが、ふと、不審な気配に気づく。
ルドウィク・プリン著 『妖蛆の秘密』(るどうぃくぷりんちょ・ようしゅのひみつ)の、
ストーキングに気づいたのであった。

「成敗!」
「きゃあああああ!? わたくしは、ショタとロリを愛でていただけですわー!」

「す、すごいです!
ソフィアさん、ボディーガードとしても優秀なんですね!」
リースが、その様子も撮影してしまう。

「あはは……」
「なんだかな……」
ミルディアとシリウス・バイナリスタ(しりうす・ばいなりすた)は、
大騒ぎに苦笑する。

「それにしても……、相変わらずじゃのう。
妖蛆のことは気にするな。あれはあ奴の趣味じゃからな。
ここの茶と珍味を味わったら、次はメイド喫茶に行ってみんか?
リリィガーデンという店でのう、わしの友人が主催しとる喫茶店じゃ。
行けば、色々もてなしてくれるじゃろうからな」
鵜飼 衛(うかい・まもる)も、
パートナーの乱入に苦笑して、安徳天皇に提案する。

「うむ。楽しそうじゃ。今日は喫茶づくしじゃな」
「カッカッカ、茶飲み友達じゃからのう」
うなずく安徳天皇に、衛は楽しそうに笑った。