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マジケット攻撃命令

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マジケット攻撃命令

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 それ以降のことを少し書こう。
 燃やされたはずの同人誌は、黒豚逓信社によってすり替えられていて、本物は無事見つかった。
 クロセルと日下部はどさくさに紛れて同人誌を持ち逃げした。
 『マジケットinキマク』は、その翌日も予定通り開催された。
 雪だるま王国の『童話 スノーマン』はその日に完売した。
 青少年健全育成装甲突撃軍はハツネの看護のためキマクの病院へと向かった。
 黒豚逓信社は龍雷連隊の攻撃に対して無条件降伏。社長は鏖殺寺院とのアポイントがあったことを認めた。
 連絡がつかなかった大ババさまは、実は一般客に混じって買い物に来ていたことが判明した。
 そのことでアーデルハイト大ババさまは査問会でこってりみっちり叱られた。
 そうそう、肝心なことが一つ抜け落ちていた。
 事件の端緒となった布告は取り消された。
 そして新たなる告知書、『わたしの気に入らないものはすべて発禁ザマス 寒極院ハツネ』と、文言が変えられたのだった。

担当マスターより

▼担当マスター

さかもとたけし

▼マスターコメント

マジケット攻撃命令、いかがだったでしょうか。
プレイヤーの皆さんには、「アクション失敗した」というふうな印象を持たれる方もいるかもしれません。ですが、これは判定と言うより、物語の演出上そうさせていただいただけで、もしもお気に召さなかったら、それはマスターの責任です。ごめんなさい。
「もう一回マジケットをやる」ということでしたが、同じことを二度はできないし、前作より面白くしなければいけないしと、自分でハードルを高くしてしまって、この作品についての評価は分かれると思います。正直自信がないです。
あと、NPCを使うのはむずかしいですね。アクションがハツネ宛に集中してしまって、そのまま物語をつくるとAKBの握手会みたいになってしまうのでカットさせていただきました。すいません。
それと、2日遅れてしまいました。ごめんなさい。
あと、『黒豚逓信社』はいかなる意味でもフィクションです。