参加者の皆様、お疲れ様でした。
「幼児と僕と九ツ頭」のリアクション、いかがでしたでしょうか。
大変申し訳ございませんでした。言い訳をするつもりではありませんが、どういうわけか今回のリアクションは非常に難産となりました(最後は急ぎすぎだ……)。そのため個別コメントはほとんどありません。ご了承ください。
今回のシナリオは「幼児化する」という点において、かなり特殊なものだったかと思います。
非常に個性的なアクションが集まり、私もかなり楽しくアクションを読ませていただきました。
そんな皆様のアクションにおいて、もしかしたら願った通りの描写にならなかった方がおられるかもしれません(あるいは結末が消化不良気味の方も)。そういった方には改めて謝罪させていただきます。今後また精進を重ねさせていただきます。
ところで幼児化した場合におけるアクションについて、いくつか気になる点がありました。
まず「幼児化したために身体能力が落ちた」という風に書かれた方がおられましたが、こちらにつきましてはほぼ不採用とさせていただきました。と言いますのも、このアクションを採用してしまうと、ガイドに書いてあった「幼児化していても基本的に能力値、各種スキル使用の可否は通常と変わりません」という文章に反することになってしまうのです。
シナリオガイドとは、キャラクターがどんな風に動けるかという指針であり、一方でこういう風にしか動けないという制限でもあります。もちろん内容にもよりますが、ガイドに書かれていないことを行う、といったアクションを採用してしまうと、その時点でガイドの存在それ自体が何の意味も為さなくなってしまい、結果的にシナリオ運営に影響が出てしまいます。
「解釈が難しくて、こういう行動もできるのかどうかがわからなかった」というのであれば、それは説明が足りなかったこちらの責任でございますが、そうでなかった場合は、恐れ入りますがアクション不採用という形をとらせていただくことになります。
ただし、幼児化した際の「体は元のままだが、精神だけが幼児化した」という部分につきましては採用させていただきました。これはガイドには細かく書いていなかった情報ですが「若返り具合には個人差があり」「思考まで幼児化してしまった人も居れば」「一方で、偶然にも若返りが起こらなかった人も」という部分がポイントです。つまり「解釈の仕方によってはこの変化もあり得る」ため、採用できたというわけです。
また幼児化した状態での「アイテムの使用」についてですが、これも場合によっては採用・不採用が分かれます。幼児化するということは、身体能力に変化は無いものの、体の大きさに変化が現れてしまうため、体のサイズに合わないアイテムを使用することがほぼ不可能となってしまいます(物品まで幼児化するわけではないので……)。
この手のアクションをかけられた方につきましては、アイテムを使用しない、あるいは違う何かが登場したのでそれで代用、という形で描写させていただきました。
とまあ偉そうなことを言わせていただきましたが、もちろん皆様のアクションを非難するつもりはございません。ですがこれもシナリオ運営のため、どうかご理解いただきますよう、なにとぞよろしくお願いいたします。
それではまた縁がございましたら、別のシナリオにてお会いいたしましょう。
お相手は「名も無き詩人」が担当させていただきました。