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【創世の絆】銀行強盗ゲルバッキー

リアクション公開中!

【創世の絆】銀行強盗ゲルバッキー

リアクション



リッターに搭乗した、
音無 終(おとなし・しゅう)
銀 静(しろがね・しずか)は、
ゲルバッキーの元へと辿り着いた。

「助かったんですね、よかった。
ゲルバッキーには聞きたいことがいろいろあるんです。
インテグラルについて色々と教えてほしいんですよ……
彼らが人間のように意思を持つ事を想定していたのか? とか、
仮に人としての意思を持って、
人と共に暮らしていく場合、何を気を付けておけばいいのか? 等を教えてほしいんですよ」
【インテグラル・クイーンの守護者】として、
終は、ゲルバッキーから情報を得たいと考えていた。

しかし。

「いんてぐらるくいーん? 何それ?」
「え?」

ゲルバッキーの発言に、終は驚く。

「ちょっと、このクソ犬、何すっとぼけてんのよ!
生かしておくって決めたからには、
あんたからはまだいろいろ情報出さないといけないのよ!」
吉井さんが、ゲルバッキーをがくがくと揺さぶる。
「うわあああ、本当に知らないよおおおおお」

「じゃあ、あのことやこのこととか……」
吉井さんが、いろいろなことを質問してみる。
だが。
「“滅びを望むもの”?
はいはい、最近はやりの厨二病ですね、わかります」
こんな調子で、何を聞いても、ゲルバッキーは知らない様子だった。

「まさか、知識や記憶が失われた!?
って、あんた、銀行強盗の落とし前はどうつけるつもりなの!?」
「ハッハッハッハッハッハ……」
吉井さんが詰め寄ると、ゲルバッキーは、
普通の犬のフリをして、ごまかそうとする。

どうやら、重要な知識はすべて失われたが、
記憶が完全になくなったわけではないらしい。

吉井さんは、ゲルバッキーをグーでぶん殴った。



その後、
ゲルバッキーは、破壊された銀行や町の修復費として、
凍結された口座のお金を没収されることになった。
契約者が破壊した場所もあった気がするが、
全額、このお金が使われることになった。

「なんでそんな口座があるのかわからないけど、僕のお金ー!」

ゲルバッキーが泣きわめいたが、
預金はすべて没収された。

そして、ゲルバッキーは無期限で、
空京の町の奉仕活動をさせられることになった。

「なんで、僕がこんなこと……」
「ぶつくさ言ってないでとっととゴミ運びなさい!」
吉井さんが、ゲルバッキーに怒鳴る。

ゲルバッキーのことをウザく思いつつも、
なんだかんだで、吉井さんは、
これからも一緒にいるつもりのようだった。

担当マスターより

▼担当マスター

森水鷲葉

▼マスターコメント

ご参加いただきありがとうございました。
このたびは、リアクションの公開が遅くなり、申し訳ございませんでした。

ゲルバッキーですが、
今回、皆様のアクションの結果、多くの方に助けられるということになり、
消滅をまぬがれております。

ただし、リアクションにあるとおり、
重要な知識はすべて失われています。



すでに、シナリオガイドが公開されておりますが、
グランドシナリオの新シリーズ『選択の絆』もスタートします。
こちらでも、皆様にお会いできることを楽しみにしております。
今後も何卒よろしくお願いいたします。