薔薇の学舎へ

波羅蜜多実業高等学校

校長室

葦原明倫館へ

【蒼フロ3周年記念】インタビュー・ウィズ・コントラクター・スペシャル

リアクション公開中!

【蒼フロ3周年記念】インタビュー・ウィズ・コントラクター・スペシャル
【蒼フロ3周年記念】インタビュー・ウィズ・コントラクター・スペシャル 【蒼フロ3周年記念】インタビュー・ウィズ・コントラクター・スペシャル

リアクション

42)神代 明日香(かみしろ・あすか)

神代 明日香(かみしろ・あすか)は、
エリザベート・ワルプルギス(えりざべーと・わるぷるぎす)のメイドだが、
「トッドの部屋」に来るなり、
大きく写真を映し出された。

おやすみさない〜♪のお時間

「「エリコン」と噂の明日香さんですが、眠るときも一緒なんですね。
エリザベートさんのメイドさんとしての一日の生活について、
詳しく伺えないかしら」

「ふふふ、じゃあ、せっかくですので、いろいろお話しますね」
トッドさんの質問に、明日香が笑みを浮かべた。

「朝ごはんを用意してからエリザベートちゃんを寝室まで起こしに行きます。
残念ながら起きている場合もありますが、
寝ていた場合は可愛い寝顔を独り占めします。
ずっと見ているわけには行かないので、
しょうがなく起こしますが。
優しく呼びかけたり揺すってみたり、起きなければ耳元でささやいたり」
「まあ、どんなことをささやくのかしら」
「ささやく内容はヒミツ☆」
明日香がウインクする。

「寝ぼけていないと着替えは御自分でやられてしまうので、
髪や身だしなみを整えるだけしてから朝ごはんを一緒に食べます。
あ、他のパートナー達も一緒ですよ」
「エリザベートさんの髪、手入れが大変そうね」
「そうなんです!
でも、とっても気持ちいいんですよ!
朝ごはんの後は、
片付けをして洗濯物を干してから私は授業に向かいます」
「明日香さんも、学生さんですものね」
「はい。
学生の身なのでエリザベートちゃんが呼んだような気がするまでは
午前中は授業に出ていますので割愛。
呼ばれた気がしたら授業中でも駆けつけます」
「先生に注意されないの?」
「まあ、それはそれで」
明日香が、にへら、と笑った。全く気にせずに抜け出しているに違いない。
「お昼は校内の食堂で配膳して一緒に食事。
食器の片付けは私がやる時と一緒にやる時の半々くらい?」
明日香が首をかしげる。

「午後からは3時に合わせて紅茶とスイーツを用意。
校長室や私室の整理整頓清潔掃除。
洗濯物の後始末。
残った時間は校長室でニコニコしてます」
「まあ。メイドさんっぽいわね」
「夕飯は毎日私が作って一緒に食べます」
「ちょっと待って、パートナーの皆さんは?」
「あ、もちろんいます。夕飯くらいまでは。
そして、楽しい夜の時間の始まりです♪」
メイドの仕事なのか不明だが、明日香は楽しそうに続ける。

「お風呂では髪を洗ってあげます。
体は恥ずかしがって嫌がるのでスキンシップも適度に。
浴槽に入るときには髪をタオルで巻いてもあげます。
後に髪をタオルで拭いて乾かしてあげもします」
「シャンプーも大変そうね、エリザベートさん」
「そうですね。でも、乾いた髪はふわふわできもちいいですよ♪
寝る時間までは一緒に談笑。
飲み物は出しますがこの時間にスイーツは良くないので出しません」
お肌に悪いですし、虫歯になったら大変ですからね、と明日香は言う。

「寝るときには長い髪が邪魔になるので結わいてあげます。
おやすみなさいの挨拶☆をして同じベットで就寝します。
挨拶で目が冴えて寝れない時期もあったんですよ」
「まあ、かわいらしい」
「ちなみに朝の時は言いませんでしたけど、
起こさないようにベッドを抜け出す所からスタートしてます♪」
「あらあら。いっしょのベッドで寝てるの?
ラブラブね」
「はい、ラブラブです!」

なお、この放送について、後でエリザベートが恥ずかしがって文句を言うのだが、
それをどうやって収めたのかは、明日香とエリザベートだけの秘密である。