リアクション
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汝、キャンディス・ブルーバーグ（きゃんでぃす・ぶるーばーぐ）は、
ろくりんくんの人気に嫉妬した売れないゆる族に襲われ、命を落とすであろう。
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茅ヶ崎 清音（ちがさき・きよね）のパートナー、
キャンディス・ブルーバーグ（きゃんでぃす・ぶるーばーぐ）こと
ろくりんくんは、死の予言を受けて考える。
「ゆるキャラの寿命は１０年と言われているし、ソロソロ潮時カシラ？」
ならばと、今後のことを考える。
「どうせ殺されるなら自分に生命保険を掛けて……受取人は誰にしようカシラ？
「豪華なろくりんくん」を囮にして犯人を罠に掛けましょう、
爆弾を詰めて犯人ごとドカーンと……ってダメダメ！
お金のためでも人を殺すのはよくないワヨ」
そうしていると、
一見、ろくりんくんに似てると言い張ればそう言えなくもないかもしれない、
カピバラのゆる族が、ろくりんくんに迫る。
「ろくりんくんのせいで、俺がパチモン扱いされてるんだ！
どうしてくれるんだ！」
「そんなこと言われテモ……。
そんなに妬ましいなら、ろくりんくんを譲ってもイイノヨ？
デモ、ろくりんピックの恩給や年金は譲れないワヨ」
「何言ってるんだ、むしろ慰謝料として、
ちゃんと金を払ってもらおうか！」
そんなふうにもみあっていると、
ドクター・ハデス（どくたー・はです）のお掃除ロボが暴走して迫ってきて、
豪華なろくりんくんごと爆発してしまう。
その衝撃で、ろくりんくんと売れないゆる族が中身が入れ替わってしまった。
「やった、これで、俺がろくりんくんだ！」
売れないゆる族が喜んだのもつかの間。
「パチモンは排除します」
「ぎゃあああああああああああああああ！？」
お掃除ロボの全力攻撃で、ろくりんくんになった売れないゆる族は殺された。
「あ、これって、ミーが死んだってことに公的にはなるのよネ。
あれ、でも、それだと予言が成立したことになるのカシラ」
売れないゆる族になったろくりんくんが首をかしげる。
「それより、ミーの恩給や年金は！？
死亡したんだから当然それらの受取人が……！」
混乱しつつも叫ぶ元・ろくりんくんであった。
