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ハロウィン・コスチューム・パニック!

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ハロウィン・コスチューム・パニック!
ハロウィン・コスチューム・パニック! ハロウィン・コスチューム・パニック!

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一方、そのころ。

「こうなったら、わたしたちのラブラブっぷりを見せつけるのですよ!」
「え? ひな……んっ……!」
ひなは沙幸を押し倒したままキスをした。

「キロスさん、わたしたちも負けていられないです。
ねえ、いっしょに、いろんなことしましょ?」
「そ、そんなこと、で、できるはずないじゃないか……!?」
アルテミスが、キロスに迫っている。

(あれ、今、何か、天井付近で光ったような?)
ひなに唇をふさがれ、濃厚なキスをされつつも、
沙幸は何かに気づいたのだった。

そこに、魔女の大釜が大爆発を起こし、
同時に、ざんすかが飛び出してくる。

「アーデルハイトー!
元々の元凶はユーざんす!」

「そうよ、ざんすかの言う通りよ!
皆を元に戻しなさい!」
美羽も、ざんすかに続いて叫ぶ。

「にゃにゃにゃにゃーん」
「ぶっ飛ばしてやるざんす!」
ニャーデルハイトに、ざんすかがラリアットを喰らわそうとするが。

「させませんよ、うわっ!?」
ニャーデルハイトをかばおうとしたザカコが、
ざんすかのラリアットに巻き込まれ、一緒にぶっ飛ばされる。

それと同時に、天井から、
ひなの仕掛けていた巨大分銅が落下してきた。

「これで、づばーん、なのです。……むぎゅっ」
「って、ひさしぶりなのにこのオチなの? ……ぎゅむっ」
「キロスさんのヘタレ! ……ぐにゅっ」
「オレはヘタレじゃな……ぐみゅっ」
「ってひさびさの分銅、でっかいざんす! にゅぎゅっ」
「ちょ、私は正義の味方なのに……ごみゅっ」
「うにゃにゃにゃ……ぶにゃっ」
「ニャーデルさん……もぎゅっ」

ひなと沙幸、
キロスとアルテミス、
ざんすかと美羽、
アーデルハイトとザカコも巻き込まれ、全員、押しつぶされた。

戻ってきた美海とナリュキが、
くっついているひなと沙幸をペりぺりはがす。
「ずいぶん大きくなりましたわね」
「そうじゃのう。もっと盛りたかったのじゃが」
ぺったんこになったため、巨大な胸も、ひらべったくなり、さらに巨大化していたのだった。

「カボカボカボ……(あの、ふくらますの手伝ってもらえないかな?)」
コハクが、空気入れで、
美羽やざんすかたちをふくらましている。

「空気をいれれば、さらに巨乳になりますわね」
「そうじゃのう。胸育成功じゃ。にゅふふ」
美海とナリュキがほくそ笑む。

ひなと沙幸の胸は、気球のようにふくらまされて、
会場全体を覆い尽くさんばかりとなり、
その後もいろいろ大変だったのであった。