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伝説の教師の伝説

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伝説の教師の伝説

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エピローグ:伝説の無人先生
 
 伝説の教師が去る日がやってきた。
 極西分校の生徒たちはとても名残惜しみ、そして懸命に引き留めた。
 だが、残念ながら。いくら伝説の教師といえどもやらなければならないことがたくさん残っているのだ。
 教師の個人的都合までは奪い取ることはできない。
 理解しつつも泣く泣く最後の日を迎えた。
 別れの日には盛大な送別会が行われた。
 多くの生徒たちは先生と絆を結び堅い約束を交わした。
 きっとまたどこかで会える、と。
 そう、この大陸に住んでいる以上いつでも会えるのだ。
 そう誓って、教師と生徒は別れを告げた。
 
 伝説の教師たちがやってくる前に派遣されていた教師たちは、一人残らず蒼空学園に戻ることになった。
 紆余曲折の話し合いの後、山葉 涼司(やまは・りょうじ)は極西分校には介入しないと約束し、しばらく静観することに決めた。
 そして、極西分校の不良リーダー、山田 武雷庵は学校に通うようになった。

 そう、極西分校には、また教師がいなくなったのだ。
 
 だが、彼らはかつての彼らとは違う。
 伝説の教師に出会ったのだから。
 色々と騒がしいものの、極西分校はある一定の秩序を保ち落ち着きを見せている。

 伝説の教師は、今でも時々姿を現す。
 毎日は無理だけど、週に何度か月に何度か生徒たちの様子を見に来る。
 都合のいい日に。冒険の合間に。
 それだけで十分だった。

 生徒たちは今日も自習する。
 教師のいない教室で。
 伝説の教師たちの習ったことを。
 伝説の教師たちがいつか再び帰ってくることを願って。
 自分たちで学ぶことを学んだのだから。

担当マスターより

▼担当マスター

車 修理

▼マスターコメント

 いつもお世話になっております。車 修理です。
 第二回目のシナリオいかがだったでしょうか?
 あまり文字を詰め込まないように意識して書いたのですが、読みやすさはどうでしょうか?
 今回はキャラクター同士の戦闘シーンがあります。
 キャラクターの特色が出ていればいいのですが。
称号、発行してみました。
 「あれ?」って感じのがあるかもしれませんがご了承ください。
 ネーミングセンスも鍛えていきたいと思います。
 少しでも皆さまに楽しんでいただければ幸いです。
 それでは、またお会いできる時を楽しみにしております。

▼マスター個別コメント