リアクション
恐怖の鍋の登場
―――夜もふけった頃。
鍋を食べ終え、後片付けも終えた参加者たち。
思い思いの感想や感謝の言葉があちこちから聴こえてくる。
「美味しかったねー」
「歩、今日は誘ってくれてありがとう、楽しかったよ」
「カエル肉もありだとはね」
「みなさん、ご苦労様でした」
「お菓子鍋って新しいジャンルだよね」
満足げの参加者たちの所へ、輝かんばかりの笑顔で大鍋を持って来たティファニー。
「みんな、今日はお疲れ様! ミーが作った最新の鍋でも食べて疲れを取ってネ?」
大鍋には、余った食材を片っ端から入れ込んだ闇鍋のようなモノが入っている。
顔から血の気が抜けていく参加者たち。
「拙者の恐れていた事、起こってしまったでござるな……」
ぽつりと呟いた佐保の言葉は、森から上がった悲鳴によってかき消されたのであった……。
初めまして、冬神雪羅です。
今回で二回目のシナリオですが、やっぱりものすごくドタバタしてしまいました。
いろんな鍋ができましたね。参加して下さった皆さん、楽しんでいただけたでしょうか?
またの機会がありましたら参加してくださると嬉しい限りです。