リアクション
第七章 そして、終わりが始まる
――地面に穿たれた大きな穴が映し出されたところで、映像は止まった。
「……ふぅ」
 スクリーンに映された大きな穴を見て、私――なななは溜息を吐いた。
「よく最後までいけたなぁ。いやいや、まさかこうなるとは思わなかったよ」
 誰もいない始まりの部屋で、なななは呟いた。呟いた言葉は、空しくすぐに消える。
 だがもう少しすれば皆戻ってくるだろう。そうなればこの寂しい空間はすぐ賑やかになる。
――正直な所、なななは任務の成否などどうでもよかった。
 出入り口で全滅してもそれはそれで良し。最後まで行けなくても問題はない。
 途中で気付かれていたが、任務自体重要ではないのだ。
「えっと、生き残りは約半数……か」
 少し、なななは考える。この人数でいいだろうか、と。
 いや、もっといた方がいい。その方が面白いだろう。
 ならば――こうしよう。
 すると、何もいなかった空間に容疑者諸君が戻ってくる。
 皆戸惑ったような表情を浮かべている。特に戸惑っている様子なのは、『残機を使い果たした』者だ。
――もう一度、彼らにもチャンスを与えよう。その方が面白いだろうから。
 なななは笑みを浮かべる。そして、皆にこう言った。
「お疲れ様でした容疑者諸君――処刑される前に、何か任務失敗の言い訳はありますか?」
<続>
 
 申し訳ありませんが、この項目は皆様には公開されていない内容になっています。
 ……だと駄目ですよね。そうですよね。
 というわけで御参加頂いた皆様お疲れ様でした。今回担当した高久高久でございます。
 ちょっと特殊で難易度が高い(と言う割にはそうでもなかった)シナリオでしたが、皆様如何だったでしょうか?
 うまく生き残れたでしょうか? それとも派手に散る事が出来たでしょうか?
 少しでも笑って頂けたのであれば幸いです。
 と、普段はここで終わりですが、今回はここで終わりがありません。次回があります。
 次回は今回の内容を踏まえたデブリーフィングシナリオとなります。こちらは近い内に公開……したいなぁと思います。
 また、次回のガイドは今回参加頂いた皆様全員招待となります。残機を使い果たした方でも御参加可能です。
 申し訳ありませんがもう少しの間お付き合いください。
 以下は皆様の残機数となります。残機が残っている方は次回に引き継がれます。
 ルース・マキャフリー GAMEOVER
 リリ・スノーウォーカー GAMEOVER
 ララ・サーズデイ(0/3)
 小鳥遊 美羽(1/3)
 藤林 エリス(0/3)
 綾原 さゆみ(0/4)
 アデリーヌ・シャントルイユ(0/4)
 ルイ・フリード GAMEOVER
 パールビート・ライノセラス GAMEOVER
 セレンフィリティ・シャーレット GAMEOVER
 セレアナ・ミアキス GAMEOVER
 セリス・ファーランド GAMEOVER
 マネキ・ング GAMEOVER
 マイキー・ウォーリー GAMEOVER
 九条 ジェライザ・ローズ(0/2)
 シン・クーリッジ(0/2)
 ミリー・朱沈 GAMEOVER
 フラット・クライベル GAMEOVER
 斎賀 昌毅(2/3)
 カスケード・チェルノボグ(1/3)
 阿頼耶 那由他(1/3)
 東 朱鷺 GAMEOVER
 コア・ハーティオン GAMEOVER
 ラブ・リトル GAMEOVER
 ドクター・ハデス GAMEOVER
 ヘスティア・ウルカヌス GAMEOVER
 葛城 吹雪 GAMEOVER
 柊 恭也(1/2)
 夜刀神 甚五郎(1/5)
 オリバー・ホフマン(1/5)
 佐々布 牡丹(0/2)
 レナリィ・クエーサー GAMEOVER
 遠部 明志(0/3)