First |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
Next Last
リアクション
序:
満天の星空に2つの月が浮かぶ。
1つは、満月のように明るく。
1つは、星々の輝きを隠してしまうほど黒い。
台地は荒れ果て、日中であれば北の彼方に巨大な滝の壁を見ることが出来る。
ここは、ニルヴァーナ。
かつてニルヴァーナ人による、高度で、緑豊かな文明がさかえた世界だ。
回廊の出口を中心にして半径1km圏内には草1つなく、
冬の寒さは厳しく、夜は暖が取れなければ凍死してしまう。
そこに、ニルヴァーナ探索隊が降り立ったのは、この冬のこと。
いま、冒険の幕が開く――。
First |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
Next Last