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リアクション
【雷霆 リナリエッタ(らいてい・りなりえった)の一日】
ヴァイシャリー寮の一室、リナリエッタはぐちゃぐちゃのベットの上で起床、せずピクリとも動かない。放送できるかどうか、ギリギリのラインだ。
―起きて下さい。
「……あう、わがった」
髪もボサボサに、目はまだ半開きだ。
「……あら大変。今日は靴おいてきちゃったわよ」
ものすごく心配なスタートだが、彼女の一日は始まるったら始まる。
昼頃、彼女は頭をガンガンさせながら外出。
そこで思わぬ情報、空京でイケメンを揃えた合コンがあると、知り合いから聞く。
彼女の目が、ギラリと光る。もう頭痛などはなかった。
胸が見えそうな程のキャミソールにミニスカート。
ド派手な化粧(決して厚化粧ではない)を施して、イケメンのほしょk、ゲット準備は万全だ。
清純な女性の中に舞い降りた女豹はイケメンにボディタッチをしながら、相手が何をしているかの詳細を聞き出していく。
瞳がギラリと輝きを増した。それはターゲット確定の合図だ。
「じゃあここからは一対一のに二次会に……ってあら?」
気付けば、リナリエッタ以外は誰もいなくなっていた。リナリエッタとの合コンはまだ、レベルが高すぎたのだ。
正直、我々も震えているのだから無理はない。
「はあ、結構派手に活動してたからびびっちゃたのね……ところで」
―はい?
「尺が余って使えないって顔してるじゃない?
私といいコト、しましょう? 大丈夫、ギリギリ限界まで遊んであげるから、さあレッツゴー!」
―あいやちょっとー!?
その後、そのスタッフがどうなかったは、分からない。当然撮影も断念した。
「もう、過激すぎるから撮影もしないなんて、つまんないのー。
……はあ、イケメンゲットしたいわあ」
これが雷霆 リナリエッタの一日――
☆番組からのお知らせ。☆
リナリエッタさんにほしょk、
ついていたスタッフAが諸事象によりインタビュアーとして機能しなくなったため、
ここからはスタッフBが代わりにインタビュアーになります。
何卒、空気をお読みいただければと存じ上げます。
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