初めまして、もしくはこんにちは。柑橘類系マスター・秋みかんです。
今回のシナリオは『桜封比翼・ツバサとジュナ』の最終話となります。今回から初参加する方は第一話や第二話のほうをご参照されたうえでご参加してくださるようお願いします。
さて、今回はいよいよ魔吸桜との決戦です。魔吸桜に潜在意識下で操られ、封印を解こうとしているカルベラを止め、魔吸桜を再封印する、もしくは魔吸桜自体を浄化して仙道院家の因果を断ち切る、いずれかの達成で成功となります。
■現在の祠周辺
儀式の執り行われている祠周辺には、桜の精が防衛要員として数多く配置されています。桜の精、とは第一話・第二話で出てきたツタの化け物の名称であり、魔吸桜の魔力によって動くツタで形成された生命体です。
儀式の防衛として配置されているのは増殖機能が無くなっている代わりに、復活しかけている魔吸桜の魔力を直接浴びているため即時復活能力を有しています。攻撃方法は以前と変わらず、ツタによる攻撃を仕掛けてきます。
桜の精は儀式の邪魔をする者を排するよう命令を受けているため、儀式の邪魔をしようとする者全てに襲いかかってきます。数も一個中隊並みの個体数と多く、これに手間取っていると儀式が完了してしまいます。いかにこの桜の精を抑え込み、儀式の中断をさせるかが重要となるでしょう。
■カルベラ、再び
桜の精の防衛網を抜けると、そこに待ち受けるのは儀式を執り行っているカルベラと対峙することになります。
カルベラは魔吸桜の種子によって潜在意識下によって操られている状態です。そのため、自らの身を守ろうとしながらも儀式の完了を優先しているようです。すばしっこいもののその分戦闘能力は下がっているので、一気に取り押さえてしまいましょう。
カルベラの処遇についてですが……契約者たちにお任せします。種子をうまく取り除くことができれば、何かしらの情報源にはなるでしょう。
■魔吸桜
もし開封の儀式が完了してしまった場合、魔吸桜が葦原島に再び姿を現します。祠周辺では魔力と生命力の吸収が行われているので、通常より1/2程度の力しか発揮できませんが、魔吸桜が復活した場合は通常の1/4ほどしか能力を発揮することができません。実質的に弱体化することになるので、この辺りをどう対処するかがカギとなります。
■成功条件の詳細
また、前述したとおり魔吸桜を再封印するか浄化し、元の桜の大樹に戻すかが成功条件となります。
・再封印の場合
再封印する場合は樹菜に三つの“鍵の欠片”を渡し、封印の儀式を執り行ってもらってください。この際、その儀式を阻止しようと魔吸桜が大量の桜の精をけしかけてきますので、樹菜に攻撃が当たらないよう護衛をしてください。儀式が完了すれば、成功となります。
・浄化の場合
浄化する場合は魔吸桜の封印を解かなくてはいけません。封印を解いたのち、魔吸桜が魔力と生命力を吸う原因である『樹木にかけられた呪い』を浄化することで成功となります。
ただし、魔吸桜が魔力と生命力を吸う原因を知るためにはカルベラの種子をどうにかしなくてはなりません。カルベラの種子は体内に埋め込まれており、これを体外に出してから何らかの方法で情報を読み取ることで原因を特定することができます。
原因を特定後は、魔吸桜からの妨害を阻止しながら浄化をおこなってください。並み半端な浄化では因果を断ち切ることはできませんよ。