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創世の絆第二部 第二回

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シナリオガイド【イコン参加可】

滅びを打ち砕く力と真実を手に入れろ!
シナリオ名:創世の絆第二部 第二回 / 担当マスター: 蒼フロ運営チーム

パラミタ大陸は、
ニルヴァーナ大陸に潜む“滅びを望むもの”によって
崩壊の危機に瀕していました。

パラミタの崩壊を防ぐため、
契約者たちは、前人未踏の地である『北ニルヴァーナ』の探索に乗り出しました。

しかし、北ニルヴァーナで契約者たちを待っていたのは、
かつてニルヴァーナ人によって産み出され、狂い、ニルヴァーナ文明を滅ぼしたインテグラルたち。
そのあまりにも強大な力を前に、北ニルヴァーナの探索は難航していました。


そんな契約者たちを嘲笑うように、
パラミタ大陸の北西に広がるポータラカ地方が、一夜にして崩壊、消滅。
“滅びを望むもの”の影響が、疑いようもなく強まってきているのだと証明されてしまったのです。


パラミタを救うためには、急がなくてはなりませんでした。
『刻』が来るまでに、インテグラルたちを退け、“滅びを望むもの”を止めるための力を手に入れる必要があったのです。


■□■

北ニルヴァーナ。
世界樹の森。

「行きましょう。
 “滅びを望むもの”、そして、インテグラル達を倒すための力を得るために」

ニルヴァーナの国家神ファーストクイーンは、
北ニルヴァーナの北東に存在するという遺跡に赴こうとしていました。

「無茶です! そんなお体で……」

ニルヴァーナ創世学園校長ラクシュミは制止しました。
永く小さな結晶に意識を残しただけの存在だったファーストクイーンは、まだ身体を得たばかりで、歩くことすらままならないのです。
しかし……

「ニルヴァーナを支える大世界樹が教えてくれたのです。
 北ニルヴァーナの北東には、旧ニルヴァーナ文明の遺跡があり、そこに『巨人族』の力が眠っている、と。
 
 そして、私たちに伝えたいことが、その遺跡にある、と
 
「巨人族って……パラミタ古代種族の!?
 一体何故、そんなものがニルヴァーナに……」

巨人族は、鬼や熾天使、龍神族のように、
約1万年前に、そのほとんどが滅んだパラミタ古代種族です。

「私も初めて知ったのです。  だから、その古代遺跡が何であるのかは、私にも分かりません……」
「ニルヴァーナの国家神様なのに……?」

ラクシュミの呟きに、ファーストクイーンは、どこか辛そうな表情でうつむきました。

「え? あ、あの、すみません! とても古い遺跡なのだから、知らなくて当然だと思います。
 でも……どうしても、行くと言うのですか?」
「……“滅びを望むもの”を倒す力があるというならば、
 そして、大世界樹が伝えたい何かがあるというならば……私は、“ニルヴァーナの国家神”として行かねばなりません」

そして、ファーストクイーンを中心とした契約者の一団は、
北ニルヴァーナの地を旅し、遺跡へ向かうことになったのでした。


その中には、

(リファニー……また、会えるんだよね……?)

北ニルヴァーナでインテグラルに倒されて後、行方不明となっているリファニー・ウィンポリア(りふぁにー・うぃんぽりあ)を探すルシア・ミュー・アルテミス(るしあ・みゅーあるてみす)と……
ニルヴァーナの遺跡で発見された、謎の地味少年アラム・シューニャの姿がありました。

「――巨人族……熾天使……パラミタの古代種族……なぜ、こんなにも懐かしい感じがするんだろう?」


■□■

開発ラッシュが進む創世学園都市。

「あ、ゲルバッキーさんだ! 何してるの?」

散歩していた金元 ななな(かねもと・ななな)は、ゲルバッキーを見つけました。

(これからブラッディ・ディヴァインどもが根城に使っている、異空間に潜む巨大船『ヴィマーナ』への道を開き、そこへ乗り込むのだ)

吉井 ゲルバッキー(よしい・げるばっきー)は何だか鬼気迫った様子でした。

(私が使用していた生体サーバー“ニビル”が消滅し、キーも失われてしまった。
 ヴィマーナには、生体サーバー“アヌンナキ”がある。
 ニルヴァーナ大陸の裏に隠れてコソコソと大陸を滅ぼそうとしている「構ってちゃん」をブチ殺すためには、そこにセーブされているキーが必要なのだ。
 あれが無ければ、ドージェがニルヴァーナに来たとて、全ては水の泡だ!)

よく分からないけど、犯罪組織ブラッディ・ディヴァインのアジトに乗り込むんだよね?
 ななな達も協力するよ!
 メルヴィア大尉……じゃないや、メルヴィア少佐に報告してくるね!」

ニルヴァーナでの活動による昇級のため、一時、パラミタへ戻っていたメルヴィアたちは、まだ創世学園都市に居ました。

「皆で乗り込んで、悪い人たちをとっ捕まえよう!」

なんだかテンションの高いなななが学園の方へ去るのを見送り。

(仲間とは、良いものだな。なあ? 真理子)

「全てあなたの人徳よ、ゲルバッキー。あなたほど素晴らしい人なら、誰もがあなたの助けになりたいと思って当然だわ」

吉井 真理子(よしい・まりこ)はゲルバッキーを慈しむように微笑みました。
ぴき、とコメカミに浮く血管。

「っ……ぬぐぐぐ……なに言わせんのよ……このクソ犬ぅ……殺――愛してるわ、ゲルバッキー。
 私が愛しているのは貴方だけよ」

何かがおかしい様子でした。


そして、この機を用い、
長曽禰 広明(ながそね・ひろあき)メルヴィア・聆珈(めるう゛ぃあ・れいか)らによってブラッディ・ディヴァイン壊滅作戦が行われることになったのでした。


■□■

北ニルヴァーナ。
黒々とした雲が続く天には、絶え間なく雷気が走り、
地上は、吹き荒び続ける黒砂の嵐に覆われています。

ファーストクイーンらの探索隊には、
第三世代イコンのプロトタイプも参加していました。

「ジェファルコンほどの機動力は無いけど、エネルギーが段違いだ」
「高エネルギー武装を遠慮なく使えるのは大きいぞ」

テストパイロットの辻永 翔(つじなが・しょう)アリサ・ダリン(ありさ・だりん)は、緊張を持ってプロトタイプの動作を確認していました。

偵察隊により、
この先で、数体の『インテグラル』と、それらに率いられた巨大モンスター『イレイザー』たちが待ち構えていることが確認されています。


「インテグラルはナイト型が数体、そして……ビショップ型が一体か。ハードだな」
「立ち回り次第で活路は開ける。
 ……最低でも、探索隊が遺跡で用を済ますまで、囮として持ちこたえられればいい」


黒い嵐の向こうで、そのインテグラル・ビショップは、
不思議な焔を纏った巨大な剣を携え、ただ静かに契約者たちを待ち構えているようでした。



天学中心のイコン部隊から少し離れた場所――

かつて世界を滅ぼそうとした魔少年、ウゲン・カイラス(うげん・かいらす)の乗ったイコンは、
インテグラル・ナイトを、ナイトが持つ巨大な斧ごと、ぶった斬りました。

『どうですかな? それは貴方用に特別な仕立てにしています』

「“木こりちゃん”一匹倒せただけで調子こいてんじゃねぇよ。負け犬どもが」

ウゲンは、薔薇の学舎の新型イコンファーリスに乗っていました。
ニルヴァーナの地祇 ニル子をパートナーにして。


「あぅ、あっちの方に……何だかウゲンちゃんと似た感じの“もの”がありますかぁ……?」
「ふぅん? 夏來 香菜(なつき・かな)の力を奪ったインテグラルたちの女王――インテグラル・クイーンってヤツも来てるのか」

『ところで、貴方がもっとも憎む相手がニルヴァーナに来たようですが、会わなくて良いのですか?』

三賢者の問いかけにウゲンは、うっすらと笑みました。

「今はまだ“その時”じゃない。感動の対面は、タイミングが重要なんだよ。
 それより、良い事を思いついた。
 インテグラル・クイーンをブッ殺して、その力を俺がかっさらうってのは楽しそうじゃないか?


■□■

パラ実のニルヴァーナ分校生たちは、湧いていました。
あのドージェ・カイラス(どーじぇ・かいらす)が、ナラカより地上に戻り、そして、ニルヴァーナへとやってきたのです。


「ドージェ、野球しようぜ!」

ニルヴァーナに来ていた元蒼空学園二代目校長の山葉 涼司(やまは・りょうじ)は、
世界最強の契約者ドージェに言いました。

「幸いというべきか、このニルヴァーナには、俺たちがどれだけ暴れても問題無いほど広大で何も無い荒野がある」
「そうですよ。ここでは力を抑える必要はありません」

涼司のパートナー、花音・アームルート(かのん・あーむるーと)が続けます。

「今の俺は蒼空学園の校長じゃない。
 一人の男“山葉涼司”として、命を賭けて全力でぶつからせてもらうぜ!」
 
 涼司は、バットをドージェに向けてホームラン宣言しました。
 
「ふふ、ドージェ様を相手に『修行』というわけですわね。
 その覚悟……歳がいもなくわくわくしてしまいますわ」

ドージェのパートナーであるマレーナ・サエフ(まれーな・さえふ)は、
ボール――こっそり見つけていたアルマジロ型ギフト――をドージェに差し出しました。

「ずっとお一人で鍛錬されていたのです。
 久しぶりに、青春してみるのも良いでしょう?
 
 2年前のあの日より成長した皆さんと、存分に楽しんでくださいませ」


担当マスターより

▼担当マスター

蒼フロ運営チーム

▼マスターコメント

■10/27追記
マスターコメント「【4】ドージェと野球」の項の補足修正を行いました。



蒼空のフロンティア運営チームです。
『蒼空のフロンティア』のグランドシナリオ 創世の絆第二部 第二回をお送り致します!


前回参加していなかった方でも、まったく問題なくご参加いただけます。
是非この機会にニルヴァーナとパラミタ、二つの大陸の運命と謎を巡る壮大な物語にチャレンジください!

なお、前回の出来事のまとめは『創世の絆第二部 第一回』のエピローグとマスターコメントにございます。


また、グランドシナリオは採用不採用がありますが、参加するだけでシナリオ参加報酬がもらえ、リアクション発表時に記念アイテムももらえます!


関連のキャラクタークエストやペリフェラルシナリオも順次公開される予定です。お楽しみに!
※前回の『鳥人型ギフトのタマゴ化』や、前回発見された『北ニルヴァーナの海に沈む遺跡』についても、そちらで扱われる予定です。


なお、リアクションに採用されたもの、されなかったものに関わらず、
後日、創世の絆キャラクタークエストや「なになぜニルヴァーナ」などで登場させていただく場合が御座います。


◆◆◆◆

今回のグランドシナリオは下記のマスターによって行われます。
アクションには必ず【1】〜【6】いずれかの番号を記入するようにしてください。
番号の無いアクションや番号間違いのアクションは採用されにくくなります。
また、今回は第三世代機の量産型の名前を募集します。
名前の応募については、マスターコメント最下部の『第三世代イコン量産機の命名』を御覧ください。
名前の採用については、リアクションの採用不採用とは別に行われます。


【1】【イコン参加可】対インテグラル:鷺沼 聖子
イルミンスールが中心となってゲリラ的に魔法などで“かく乱”を行い、
機を見て天御柱、薔薇学が中心となった部隊が、インテグラルを攻撃する作戦が立てられています。
※所属校だからといって必ずしも、その通りに行動しなければならないわけではありません。
 また、他のパートにご参加いただいてもまったく問題ございません。


その他のNPC:
ヘクトル(指揮)、翔、アリサ、ウゲン、ニル子、インテグラル・クイーン(夏來香菜に似た、少女の姿をしています)

●覚醒
天御柱学院の生徒は『覚醒』の許可が出ており、使用可能です。
※覚醒を行うと格段にイコン性能が向上しますが、その分上手くコントロールするのが難しくなります。
 また、非常に強力ですが、覚醒状態に移行すると稼働時間が約15分〜20分程度となります。
「覚醒」はイーグリット、コームラント、レイヴン TYPE-E、レイヴン TYPE-C、ガネット、クルキアータ(天学仕様)、ブルースロート、ジェファルコンの天御柱学院イコンに加え、プラヴァー(全種)、パールバティ(ドゥルガー)、アルジュナで使用が可能です。


【2】遺跡の探索:古戝 正規
空大が中心となって、旧ニルヴァーナ文明の遺跡を探索します。
なお、百合園とロイヤルガードには、ファーストクイーンとラクシュミ護衛の任が言い渡されています。
※所属校、ロイヤルガードだからといって必ずしも、その通りに行動しなければならないわけではありません。
 また、他のパートにご参加いただいてもまったく問題ございません。

内部には様々な仕掛けがあったり、モンスターが居たりします。

その他のNPC:
ダイヤモンドの騎士、アラム、ルシア、夏來香菜、キロス・コンモドゥス


【3】ブラッディ・ディヴァイン壊滅作戦:野田内 廻
教導団、蒼空学園、明倫館が中心となり、
ゲルバッキーが開いた空間の穴から、ブラッディ・ディヴァインの根城「ヴィマーナ」に乗り込み、ブラッディ・ディヴァインを捕縛します。
長曽禰が指揮を執り、メルヴィア、アルベリッヒも参加します。
※所属校だからといって必ずしも、その通りに行動しなければならないわけではありません。
 また、他のパートにご参加いただいてもまったく問題ございません。

内部は広大で、ゲルバッキーはブラッディ・ディヴァインが開くことの出来なかった扉の奥へ行くようです。


“インテグラル”のような姿となっているルバートは、
その非常に強力な力を振るいながら、ゲルバッキーの後を追おうとしています。
他のブラッディ・ディヴァインのメンバーは格納庫へ向かい、以前、彼らが奪ったニルヴァーナ文明の空艇サンダラ・ヴィマーナを起動し、「脱出口」を確保しようとします。


その他のNPC:
金元ななな、小暮秀行、ルバート(ブラッディ・ディヴァインのリーダーです)


【4】【イコン参加可】ドージェと野球:森水 鷲葉
ドージェチームと山葉チームに分かれて野球をします。
伝説の先輩ドージェにテンションが上がった魔威破魔三二一が多くの人に声を掛け、大々的な大会になっています。
勝利したチームのリーダー(ドージェか山葉)が、「インテグラルの本拠地」への攻撃の一番槍となる権利を手に入れることになります。

好きなチームに所属でき、イコンでも参加可能です。
野球は通常通りに進められますが、パラ実式ですので乱闘もOKです。
※所属校だからといって必ずしも、野球をしなければならないわけではありません。
 また、他のパートにご参加いただいてもまったく問題ございません。

ピッチャー、バッター、キャッチャーなどなど、言ったもの勝ちで務める形となります。
マレーナと花音はそれぞれのチームのマネージャーを務めます。
ボールは、アルマジロ型ギフト、ハリネズミ型ギフト、巨大ダンゴ虫型ギフトなどもありますが、ピッチャーは好きなものをボールとして構いません。

場所は再廻の大地のだだっ広い荒野です。

また、ギフトたちも参加します。
鳥人型ギフトが主審を務めます。
※前回、タマゴになった鳥人型ギフトの兄弟です。


山葉はドージェとの野球を通じて、自身の力の限界を突破しようとしているようです。


その他のNPC:
浦安三鬼(伝説の先輩ドージェに稽古をつけてもらうため、山葉チームに所属します)


【5】【イコン参加可】北ニルヴァーナの探索:古戝 正規
今回は世界樹の森からスタートすることが出来るため、片道【6日間】までの探索が可能です。
イコンでも探索は可能ですが、活動限界があるので、現状、基本的には往復で『1日分』程度しか探索できません。
※巨大生物はこの限りではありません。また、機動要塞や大型飛空艇での探索も『6日分』行えますが危険度は非常に高いです。

前回発見された南の遺跡は、後日ペリフェラルシナリオで扱う予定です。


【6】【イコン参加可】その他:村上 収束
シナリオの範囲内で上記のパートに含まれない内容のアクションをかける人向けのパートです。
ただし、非常に難易度が高く、場合によっては採用数が0ということもあり得ます。


■特別な称号・立場のPCについて
▼特別な称号を装備したPC【階級称号】
教導団、パラ実生徒は階級称号を付けて参加することにより、
階級に応じた数の部下・舎弟を扱うことが出来ます。
彼らは、ほぼ従者と同じ扱いで、数は階級によります。

少尉:10人、中尉:20人、大尉:30人
E級四天王:なし、D・C級四天王:10人、B級四天王:20人、A・S(生徒会長・総長)級四天王:30人

※ただし、部下を分散したり、派遣させたりすることはできません。
 あくまで自身の行動のサポートとしてのみ扱えます。

【階級称号】の部下は、コマンダーのスキル「※ドッグズ・オブ・ウォー」とは別に扱います。
ただし、部下と傭兵団を別々に運用することはできません。

▼特別な立場のPC
・指名手配犯、ブラッディ・ディバイン協力者
 【3】パートでは、最初からルバートたちと共に行動したり、場合によっては助力を得ることが出来ます。
 あるいは、【1】インテグラル・クイーン側から始めることは出来ます。
 ※必ず採用されるというわけではありません。
 
 ただし、捕縛されてしまうと、次回では創世学園の許可を得た範囲での行動しか取れなくなります。



■第三世代イコン量産機の命名
アクションに

【イコン・名】○○

といった形で、第三世代イコン量産機の名前をご記入ください。
ご応募いただきました中から、運営チームにて一つを選び、第三世代イコン量産機の正式名称とさせていただきます。

例:
【イコン・名】プラヴァー・ネクスト


※なお、第三世代イコンは扉絵左となります。ヴッチャさんに描いていただきました!
 扉絵右は薔薇学の新イコン、ファーリスです。たかまるさんに描いていただきました!

 ファーリスは既に販売しており、第三世代イコンの全身図は運営チームのマスターページ サンプル画像にてご覧いただけます。

▼サンプルアクション

・【1】インテグラルと戦う!

・【2】遺跡に秘められた謎を暴く!

・【3】ブラッディ・ディヴァインを壊滅させる!

・【4】ドージェに勝つ!

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2012年11月04日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2012年11月24日


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