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【十二の星の華】空賊よ、星と踊れ−フリューネサイド−3/3

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【十二の星の華】空賊よ、星と踊れ−フリューネサイド−3/3
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第5章 空賊達の挽歌・古代戦艦襲撃



「たぁ……、大変ですぅ。前方からぁ、敵大型飛空艇が接近してますぅー。回避出来ませんー」
 ルミナスヴァルキリー艦橋で、朝野未那はのんびりのびのび非常事態宣言を発令した。
 本艦の進行方向上に突如、炎上するププペの大型飛空艇が侵入してきたのだ。安芸宮和輝の執拗な攻撃で動力部が吹き飛んだ敵船なのだが、ププペ迎撃に向かう生徒が少数だったためここまでの接近を許してしまった。
 迎撃を行う人間が多ければまた別の結果だったろうが、まあ、過ぎた事を議論するのはまたあとにしよう。
「のんびり言ってる場合か! 対艦射撃……はなかったな……。ううむ……、なんとかするのじゃ、未那!」
 椅子をバシバシ叩いて、ナリュキ・オジョカンは指示を飛ばす。
「じゃあ、えっとぉ……、衝撃に備えてくださいー」
「……って、なんともなってないではないか!」
 ドドドドドドォと悲鳴を轟かせ、両大型飛空艇は激突した。
 衝撃に身を伏せた艦橋のメンバーはゆっくり顔を上げる、まず口を開いたのはナリュキだった。
「……各員、無事か? 無事なら被害状況を報告するのじゃ」
「こ……、こち……こちら……、未沙。聞こえてる、大丈夫?」
 艦橋正面の大型モニターに朝野未沙の姿が映った。
「機晶エンジンに損傷はなし、まったく問題ないわ」
 そう言って、彼女は視線を動かす。どうやら、艦内の監視カメラをモニター出来る自室にいるようだ。
「ただ、右舷装甲板……、さっき敵の船と接触したところが融解しかかってる。敵船が藁で出来てたから、向こうが一方的に大破したけど、火のついた残骸が右舷に残ってるみたい。あたしが除去しに行ってくるね。あと、艦橋だけモニタリングが出来ないみたいなんだけど、カメラがどうなってるか調べてみてくれない?」
「カメラならほれ、壊れているぞ」
 指差す先では、カメラの残骸が床に転がっている。
「ええっ!? それって戦闘中の事故かなにかで??」
 頷くナリュキであったが、それは嘘だった。本当はナリュキが自分で壊したのだ。今日の大戦では彼女も本気モードで臨む覚悟、冷徹な一面も垣間見える事になる、しかしその自分を記録に残されるのは嫌だった。
「うう……、また新しいの取り付けなくちゃ……」
 未沙が呟いた瞬間、目をむくような衝撃が艦橋を襲った。
 窓ガラスが吹き飛び、艦橋の前をかすめるように炎が走るのを、一同は目撃した。
「あうー、さっきぶつかった船の空賊が、こっちに乗り移ってきてるのですよー」
 桐生ひなは窓から身を乗り出して、甲板を確認する。甲板の上にまごう事なきププペ空賊団の人間が立ち入っていた。
「この船が内装重視になったのは、きっとみんな還るべき場所が欲しいからなのですっ。みんなの還るところを壊させるわけにはいきません。艦長、進言するのですっ。第2ブロックに踊り手の皆さんがいます、まず彼女たちの避難をさせてくださいー。それから、迎撃に向かった乗組員に敵の位置情報を送信する許可を……」
「いちいち許可など取らんでよい、ただ『沈まず戦い抜く』、これだけは伝えておいてくれ」
「あたしもみんなのために戦うの!」
 朝野未羅は座席からぴょんと飛んで、艦長に熱いまなざしを送った。
「わかったわかった。おぬしも自分が正しいと思う事をすれば良いのじゃ」
「ありがとうなの」
 未羅は割れた窓から身を乗り出し、装備している機晶姫用レールガンを構えた。
 甲板に整列し頭上に火球を生成する空賊達が見える、間違いなく先ほどの炎を撃ち込んできたのは彼らだろう。
「ルミナスヴァルキリーは絶対に守るの!」
 発射された炎に合わせ、レールガンを撃った。高速で放たれた弾丸は突風をまとい、炎を空中でバラバラに撃ち砕く。すぐさま、装備した6連ミサイルポッドを展開、休む間もなく弾幕を放ち空賊の攻撃態勢を破壊する。
「ここは未羅に任せればなんとかなりそうじゃな……」
 ふと、未那の姿が見えない事に気付いた。
 よくよく探してみると、彼女は座席の下にうずくまって捨てられた子犬のようにブルブル震えていた。
「どうした? どこか怪我でもしたのか?」
「うう……、火が……」
 理由はわからないが、未那は『火』に並々ならぬ恐怖心を持っている。
 さきほど艦橋をかすめた炎が、彼女の中に眠るトラウマを表出させてしまったようだ。
「落ち着くまで無理強いは出来んか……、仕方がない、しばらくわらわが舵を取ろう」


 ◇◇◇


 非常事態の警報が艦内を駆け巡る。
 アリア・セレスティ(ありあ・せれすてぃ)は補給を中断し、天穹鈴音と名付けた空飛ぶトナカイに騎乗した。
 戦闘の合間にペガサスドックで天穹鈴音を休ませていたのだが、艦の空気を固く硬化させる警報が、それどころではない事を知らせてくれた。制服として作られたフリューネの衣装に身を包み、波乱に満ちた空へと駆け上がる。
「……く、空賊が乗り込んできてるじゃない!」
 濃紺の長衣を風になびかせながら、人影の蠢く甲板へと向かう。
「スズちゃん上っ!」
 ププペ空賊団による対空砲火を、フリューネ直伝の騎乗技術で回避する。
「あの炎はまずいわね、優先してなんとかしないと……」
 ふと、そこに殺気を感じ、アリアは振り返り様にブライトグラディウスを滑らせる。
 カウンター気味に入った斬撃が、背後から奇襲をかけた空賊艇の動力を裂き撃墜させた。
「こいつぁ見事な剣さばきだ。やるじゃねぇか、お嬢」
 艦橋の屋根に登った伊達 藤次郎正宗(だて・とうじろうまさむね)が高らかに笑った。
「そんなところでなにを……?」
「いや、さっき艦橋を炎がかすめて飛んでったから、様子を見に来たんだ。あの部族の連中も厄介だが、敵はそれだけじゃねぇ。さっきから船の周りを飛び回ってる奴らの相手もしておかないとな」
 屍肉を狙うハゲ鷹のように、艦橋の直上を小型飛空艇が旋回している。
 一斉に襲いかかる空賊艇、しかし、正宗は落ち着いた所作で乾坤一擲の剣を引き抜く。
「貴様らにはわからんだろうがここは良い船なんだぜ」
 静かに呟き、迫る空賊艇の脇腹をえぐる。まずは一機。
「フリューネの帰るところは守っといてやらないとな……ッ!」
 後方から迫る空賊艇を背中で感じ、すぐ横の長い竿の先でたなびくロスヴァイセの旗を見上げる。空いた手で竿を掴むと長槍を扱うが如くくるくると回転させ、その穂先を空賊の喉元に突き立てた。
「殿、どうやら今日は千客万来のようですよ」
 ベアトリクス・シュヴァルツバルト(べあとりくす・しゅう゛ぁるつばると)はブライトクロスボウで、さらに襲撃をかける三機目の空賊艇に閃光の矢を射かける。どうやらこの二人はツーマンセルで行動してるらしい、正宗が前衛、ベアトリクスが後衛だ。
 だが、腐っても空賊、飛空艇に乗っている状態の彼らにはなかなか矢は命中しない。
「ここは私が……!」とアリアが敵を追って飛び出した。「ごめんなさいっ、後で作り直しますから!」
 そして、旗と竿を繋ぐ紐を断ち切る。風向きは既に考慮済み、切り離された旗が空賊の顔に覆い被さった。
「フリューネさんが帰ってくるまで、この船は絶対に沈ませないんだから!」
 スパークするブライトグラディウスを大きく構え、渾身の轟雷閃をすれ違い様に叩き込んだ。
「ぐああああああッ!! ち……、ちくしょう! こんな小娘にッ!」
 苦痛の表情を浮かべながら最後の悪あがきだ、と空賊はアリアにしがみついてきた。
「こうなりゃ道連れだぁ!!」
「コツは躊躇しないこと……、でしたよね、フリューネさん」
 落ち着いた所作でその手を取ると、アリアはおもむろに指をへし折った。
「うぎゃああああ!!!」
 真っ逆さまに落ちていく哀れな空賊を見つめ、アリアは高らかに宣言する。
「どんな敵が来ようとも、私がこの船を必ず守ってみせる! ロスヴァイセの名にかけて!」


 ◇◇◇


 漆黒の空賊達が乗り込んでくる中、支倉 遥(はせくら・はるか)は甲板で奴らを迎え討つ。
 胸部中央にヴァンガードエンブレムの輝く黒のパワードスーツを装着し、空賊の前に立ちはだかる。
 機関銃を改造して作った回転式簡易機銃座に乗ると、四方八方に銃弾をバラ撒いた。死を恐れぬ戦士達と言えど、鉛の弾に強いはずもない。むしろ死を恐れないのが仇となり、ほとんど無防備の状態で空賊たちは弾丸の洗礼を浴びた。
 だが、敵の数は多い。固定台座にいる遥は格好の的だ。
「死を恐れない戦士ですか……、牽制がまるで意味をなさないのは面倒ですね」
 身の危険を感じその場を破棄した瞬間、集中砲火を浴びて機関銃ごと台座は炎に包まれた。
「やれやれ、私の甲板であんまりはしゃがないで欲しいです……」
 うんざりした様子で頭を振っているが、別に遥の甲板じゃない事をここに記しておく。
「……かげゆ」ふと、どこかに声をかけた。「熱めのお灸を据えちゃってください」
 すると隠行の術で、遥の影に隠れていた屋代 かげゆ(やしろ・かげゆ)が飛び出した。
 ブルースリーモデルの上ジャージにミニスカート、赤いマフラーで口元を隠している。いつも通りの彼女のスタイルなのだが、戦闘時にはさすがに目立つと思ったのか、フリューネの衣装の長衣を上に羽織っている。
 遥とかげゆ、不意に敵が二人になり、硬直する空賊たち。
「たまさかのチャンス到来にゃのにゃ!」
 隙を逃さず、空賊の胸に雅刀を突き立てる。血が噴き上がると同時に、彼女は次の獲物に狙いを定めた。
 そこに上空の空賊を撃退したベアトリクスが小走りにやってきた。
「無事だったか、遥! 艦橋のほうは殿とアリアに任せておけば大丈夫だ」
 息を切らせる彼女を一瞥し、遥は尋ねる。
「着てみたそうな顔していたのに……、渡された制服は着なかったんですか?」
「言うな!」
「ああ、胸が……」と言いかけた遥をぶん殴る。
「大体、貴公とて着ていないではないか。文句を言われる筋合いはないぞ」
「着る事自体に抵抗はないんですが、パワードスーツの下に着るのはちょっと……」
 それには何か、仕立ての良いコートの下が全裸的な背徳感があった。
 とそこに「にゃ〜〜!」と叫びを上げて、長衣に火がついたかげゆが転がってきた。
 カタコトの喋りや部族的な風貌から甘く見られがちだが、ププペ空賊団は最初に大空賊団に参加した空賊団の中では一、二を争う手練揃いなのである。団長を抜きにして考えれば、この空賊団が最も構成する空賊が強力である。
「イケニエ! イケニエ! セイレイニササゲル! モヤス! モヤス!」
 なんだかすごく恐い事を言っている。
「初めて見たときから思ってたけど、薄気味悪い奴らね……」
 アピス・グレイス(あぴす・ぐれいす)は戦慄を覚えながらも、ゆらゆらとこちらへ前進する空賊と対峙する。
 ドラゴンアーツを使って、愛用の巨大なランスを持ち上げた。その巨大さたるや、全長150cm(穂先50cm、柄100cm)と言う、なかなかの獲物である。その使い手がまだ8歳の女の子だと言うのだから衝撃だ。
「一気にいっちゃうわよー!」
 軽々とランスを振り回すその姿は、ランスが少女を振り回しているようにも見えた。
 小さな台風のようなその攻撃で数名の空賊は吹き飛ばされたものの、やはりこれでは格好の的となってしまう。
「どとうのこうげきくっらぇー!」
 はるか上空、まだ星が見える群青の空の中、アビスのパートナーシリル・クレイド(しりる・くれいど)の姿が見えた。
 加速ブースターで天高く昇りつめ、背中の翼をピンと広げて一気に滑空する。星の瞬きの中に一際輝いて見える彼女はまるで流れ星のようだ。両肩の機晶キャノンを指向させ、空賊達を高エネルギー弾で蹴散らしていく。
「やるわね、シリル。私も負けてられないわ」
「……って、ダメですよ、余所見してちゃ!」
 アビスの背後から忍び寄った空賊ともう一人の相棒、ネヴィル・パワーズ(ねう゛ぃる・ぱわーず)は斬り結んだ。
 拳を炎で覆う空賊に一撃離脱のステップを踏み、カルスノウトを走らせる。刃は本来の狙いだった首筋を外れ、空賊の左肩を斬り裂いた。そして、ネヴィルが後退するよりも早く空賊の火炎パンチが胸を打つ。
「うわあああっ!!」
 よろめくネヴィルに追い討ちをかけるべく空賊は迫る。
 だが、二撃目のパンチが飛ぶより先に、空賊はシリルの放った六連ミサイルポッドの集中放火を浴び、吹っ飛んだ。
「ちょっと大丈夫……、ネヴィル?」
 火のついた衣服を払って、アビスはネヴィルを引き起こした。
「二人が無茶しないようにフォローしようと思ってたのに、逆に助けられてしまうなんて……」
 軽く自身の慢心を恥じ、手すりに両手を置いてため息を吐いた。
 そして、手すりから下を見てしまう。不意に足下が抜けるような恐怖に襲われた。ずっと真下に見える市街の町並みに吸い込まれそうになる。この不思議な感覚、人それを『高所恐怖症』と言う。
 ふらりとよろめくネヴィルを、慌ててアビスがむんずと掴んだ。
「……なんだか大きい弟が出来たみたい」


 ◇◇◇


 ルミナスヴァルキリー艦内、第2ブロック。
 主に居住スペースやミーティングルームが集合する区画だ。
 先ほどから鳴り止まない警報に混じって、定期的に流れてくる未沙のアナウンスによれば、どうやら艦内に空賊が侵入してしまったらしい。さらに困った事は彼らは第2ブロック方面に歩を進めているようなのだ。
「皆さん、こちらに急いでください」
 踊り子達を奥へと避難させているのは、ユーフォリアだった。
「ユーフォリア様、こちらはもう避難完了しています。あなたも避難をしてください」
 彼女の護衛を務める東園寺 雄軒(とうえんじ・ゆうけん)が言う。
「ええ、あなたも早く……」
 そう言いかけた時、なだれ込むような足音と共に、通路の奥に空賊達が侵入してきた。
 咄嗟に拳を構えるユーフォリアだったが、雄軒は何も言わずにその手を掴み、自分の後ろに押し込める。空賊達が火術を発動させるよりも早く、彼はアシッドミストを通路奥に発生させた。空賊達から悲鳴が上がる中、強酸の霧は金属製の壁と反応して、通路内にちょっと有害な感じの白い煙を立ちこめたのだった。
「……ありがとうございます、雄軒さん。わたくしなどを庇って頂いて」
「……別に、私の買ってきた本をまだ読んで頂いてませんからね。その前に死なれたのでは、私が馬鹿みたいでしょう」
 そっけなく言って顔を背ける。
「まあ、どうしても礼を、と言うのであれば、白虎牙を回収出来たら、私に研究させてください」
「研究、ですか……?」
「ええ。あれ程の力、そして技術。私の知識欲を満たすには十分すぎるものです。あのような力は、有効活用してこそ、でしょう。なに、そう悪いように扱ったりはしませんよ……、確約はしませんけど……」 
 通路の奥から怒声が聞こえた。
 雄軒は面倒くさそうに振り返り、二人のパートナーに後始末を任せた。
「バルト、ミスティーア、このあとの処理は任せて大丈夫ですね……?」
「……主が護れというのならば、それに従うまでだ」
 全身鎧の巨躯バルト・ロドリクス(ばると・ろどりくす)は、ドシンドシンと床を鳴らして通路を進む。
 殺気看破で敵のおまかな位置を探り、すぐさま6連ミサイルポッドを容赦なく煙の中に通路に叩き込んだ。だが、空賊達に命中するよりも先に、煙から飛び出した炎がミサイルを誘爆させた。
 わずかに目を細め、バルトは加速ブースターで突っ込む。
 加速の勢いをそのまま攻撃に上乗せし、ブージによるチェインスマイトを繰り出した。この狭い通路ではそれをかわす術など存在するはずもなく、空賊は斬撃を浴びたとは思えないほどバラバラに千切れ飛んだ。
「雄軒さん、なにもあそこまでせずとも良いのではないのでしょうか……?」
 ユーフォリアは壁を汚す破片から目を背けた。
「何を甘い事を……」
 そう言いつつも、彼はバルトに手加減するよう指示すべきか迷った。だが、結果としてその指示は出さなかった。狂信の元に行動する彼らに手加減する事が不利益を生むと確信したからだ。生かしておけば足下をすくわれる。
 ところで、もう一人のパートナー、ミスティーア・シャルレント(みすてぃーあ・しゃるれんと)である。
 後始末に参加する気配は一向になく、彼女は親指の爪をガジガジ噛みながら、ユーフォリアを見ていた。
「……私も大きいのに、それ以上の大きさの胸なんて。許せないわ。後で聞いてみよう……、ていうか、どうしてあんな大きさになるのよ。理解できないし羨ましいわー……、性格も良いから憎めないし。わざわざ雄軒様が護衛にでる意味も理解できないし……、むー」
「……なにをブツブツ言ってるんですか、ミスティーア?」
「あ、はい。後始末ですね、後始末」
 ミスティーアははっとして仕事に戻った。ユーフォリアがなんだろうと、雄軒そうするなら、自分は従うだけなのだ。
 バルトには下がらせ、トミーガンによるスプレーショットで弾丸をバラ撒く。狭い通路にスプレーショット、これほどに相性の良い組み合わせもない。逃げ場を完全に断たれた空賊たちは、重なるようにして通路に倒れた。



 古代戦艦ルミナスヴァルキリー、健在。