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【蒼空に架ける橋】幕間 願いは星降る夜に

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【蒼空に架ける橋】幕間 願いは星降る夜に

リアクション



●それぞれのあした


 卓上を照らすやわらかな黄色い光のなかで、ペン先が紙の表面をシャッとひっかくような音だけがしていた。
 向かい合わせになった赤と焦茶の頭は今にも髪が触れ合いそうなほど近く、ともにうつむいた視線の先では、広げた地図の上に書かれた無数の点と日付、そして別の冊子にまとめた資料の番号があり、それらを結ぶように長定規が動いてはペン先を走らせる。
「……ふう」
 最後の1線を入れたあと、ミカ・ヴォルテール(みか・う゛ぉるてーる)は一度その出来を見るように頭を後ろに引いて眼鏡の奥の目を細めた。
 作業に集中するあまり、知らず知らずのうち、のめり込むように前のめりになっていた。腰から背中、腕にかけて攣るような鈍い痛みが走り、肩に手を添えてぐるぐる回す。
「こっちはこんなとこかな。
 おい、のぞみ。そっちはどうだ?」
「んー……」
 生返事を返す。三笠 のぞみ(みかさ・のぞみ)はまだうつむいたままで、脇に置いたメモ用紙をチラ見しながらせっせと製図に精を出していたが、これと思う場所に定規を置いてささっと数本ラインを引くと、満足そうな表情で顔を起こした。
「これでよしっ!」
 彼女の手元、複数のラインは雲海のいくつかの場所で重なりあっている。四隅を止めていたピンを外して地図にぴったり重ねてあったトレーシングペーパーのような薄紙をはずして持ち上げた。
「去年の分、完成!」
「おー。よくやった」
 ぱちぱちぱち。ミカが手をたたくなか、のぞみは壁際にあるテーブルを見る。
「あとはこれらを地図上に全部重ねるだけだね。そうしたらきっと、オオワタツミの本拠地がどこにあるか、絞れるはずだよ」
 もしかしたら、重ならないかもしれない。重なったとしても、それは可能性でしかないかもしれない。もしかしたらまったく見当はずれかも。
 だけどのぞみには奇妙な確信めいたものがあった。きっとそこに、オオワタツミの牙城がある。
「あとひと息。ちゃっちゃっとやっちゃおう」
 わくわくする思いでのぞみはテーブルの上の薄紙を運んできて、しるしが重なるように四隅を地図にしっかりと固定する。そしてそれをひと束ねにして抱えてドアへ向かうのを見て、ミカが止めた。
「ストップ! おまえ、どこ行く気だ?」
「え? これ、エン・ヤさんやミツ・ハさんに見てもらおうと思って――」
「その前にこれを見ろ」
 ちょいちょい、とミカが指したのは時計だった。時刻はすでに遅く、同じ屋敷内とはいえ、人の元を訪れるには礼儀に欠く時間だった。
「あ。寝てるかな」
「いや、まだパーティーは続いてるようだから起きてるだろうが、疲れてるだろうから持ち込むのは明日にしとけ。明日になったからって、まとめた資料は消えたりしねーよ」
「そっか。そうだね」
 ドアノブにかけていた手をはずしてテーブルに戻り、資料の束を下ろしたとき、ドアをノックする音がした。
「はい、どうぞ」
 ミカがドアを開けると、そこにいたのはロビン・ジジュ(ろびん・じじゅ)で、両手には銀器の乗ったトレイを持って立っていた。
 すっかり製図に熱中していた2人はロビンが部屋をいつの間に出て行ったのかも知らない。「あれ?」といった表情をしているミカの横をすいっと抜け、ロビンは室内へ入った。
「のぞみ、疲れたでしょう。休憩してはどうですか」
「うん。今ちょうど終わったとこで――」
 そこまで口にして、ふと、何かに気をとられたような顔をして横を向く。のぞみが顔を向けた先にはベランダへ通じる窓があり、その向こうは今、下からの光に明るかった。
 がやがやと大勢の人が話す声もかすかにしている。
「あ! ちょっと待ってロビン! それ、下ろしちゃ駄目!」
「え? はい」
「ミカ手伝って! これ、ベランダに運んで、そこでお茶しよう」
 突然窓際に駆け寄って、2人が作業している間邪魔にならないようにとロビンがついていた丸いテーブルを引っ張り出したのぞみに、彼女が何を考えているかさとって、ミカがテーブルの反対側を掴む。
「これは俺が運ぶから、おまえは椅子を運べ」
「分かった」
 丸テーブルはのぞみ1人には重すぎたが、ミカにはどうってことはない。2人は手早くテーブルと椅子をベランダに運び出すと外が見えるようにセッティングした。
 そのころにはロビンも彼らの意図に気づいて、クロスのかけられたテーブルの上に静かに銀器を下ろして、お茶の用意を始めた。
「コーヒーと紅茶を準備してきましたが、どれにしますか?」
「あ、私コーヒー。ミカは?」
「俺も」
「分かりました」
 ロビンはお湯の入ったポットを取り上げ、丁寧に、疲れ切っているに違いない2人へのいたわりを込めてコーヒーを入れ始める。
「うーん、いいにおい」
 漂ってきたコーヒーの香りに、満足そうにのぞみは深呼吸をした。その面は、成し遂げた達成感に輝いている。そんなのぞみの顔を見られただけで、ロビンの胸はうれしそうにとくんと打ち、口元に笑みが浮かぶ。
「どうぞ」
「ありがとう」
 ロビンはコーヒーを入れたあと、フルーツケーキの乗った皿をその横に並べた。
「これどうしたの?」
「台所をお借りした際に、ス・セリさんがくださいました。疲れているときには甘い物が一番だからと」
「とってもおいしそう。あとでお礼を言わなくちゃね、ミカ」
「そうだな」
 ミカは席についておらず、ベランダの手すりに腕を乗せていて、ほおづえをついて下を覗き込んだまま応える。
 彼が戻ってきそうにないのを見て、ロビンは彼の分のコーヒーとケーキを持って、ミカに近づいた。
「ミカ、どうぞ」
「ん? ああ、悪いな」
 手すりに置かれたコーヒーを受け取って、口元へ運ぶ。
「下に何か気になるものでもあるんですか?」
「天燈流しだよ。もうじき始まりそうなんだ」
 彼のように下を覗き込むロビンの手すりについた手に黒いガラスの嵌まったピンキーリングを見て、ミカは少し眉を寄せた。
 繊細なデザインのこの指輪は、いつの間にかロビンが壱ノ島で購入していた物だった。のぞみが青、ミカが赤、ロビンには黒のガラスが嵌まっている以外は全く同じデザインだ。1日資料漁りをしたあとで渡されたものだから、つい面倒くさくなってそのまま受け取って指に嵌めたが――……
(これってやっぱ、おかしいよな。どうして俺にまで買うんだよ、こいつ)
 普通、こういう物渡すならのぞみにだけじゃないか?
 自分の席に戻って、のぞみと一緒にお茶をしているロビンと自分の指に嵌まった指輪を見て、ふうとため息をつく。
 そのとき、彼の視界をかすめるように、最初の天燈が空へ上がっていった。
「お。2人とも、始まったぞ」
 先を争うように次々と空へ上っていく天燈を追うように見上げるミカ。
 炎の精霊として共感するものがあるのか、その面には落ち着いた笑みが浮かんでいる。
「きれーい。ホタルの群れみたい。ねっ、ロビン?」
 はしゃぐのぞみの声やそれに応えるロビンの声を背中に、ミカはほおづえをついたまま、空へ上っていく数百の天燈の行方を見つめていた。




 それと同じ光景を、別の部屋で小鳥遊 美羽(たかなし・みわ)コハク・ソーロッド(こはく・そーろっど)も見ていた。
「きれい」
 窓の向こう、夜空を背景にゆらゆらと上っていく数百の光に、ベッドの中であたたかなコハクの腕に抱かれたまま美羽はつぶやく。
「飛ばしてきてもよかったのに」
 耳元でコハクの声がした。
 2人ともサク・ヤの天燈づくり教室に参加して天燈を作ったが、飛ばすこと自体はサク・ヤに任せて、野外パーティーで食事をすませると早々に切り上げて部屋へ戻ってきていた。そうすると言った美羽に対しコハクは異論を唱えなかったが、納得しきれていないようである。
「いいの」
 美羽は身をねじり、仰向けになってコハクを見上げる。
「ここでこうしてコハクと2人だけで見たかったから」
 自分を見つめる美羽の穏やかな笑みに、コハクはそれ以上このことについて口にするのはやめた。
 天燈に視線を向ける。
「そういえば、結局見せてくれなかったけど、美羽は何をお願いしたの?」
「内緒」と答えたあと、唇に指を添えて少し考え込む。「コハクが何をお願いしたか、教えてくれたら教えてあげてもいいかな?」
「僕?」
 瞬間、うす闇でも分かるほど、コハクの顔が赤くなった。
「え? なになに?」
 コハクの反応に俄然興味を掻きたてられたのか、美羽は目をキラキラさせてくいついた。
「ぼ、僕……僕は……。僕が書いたのは……美羽を幸せにしたい……って……」
「え? なーに? 聞こえないよ」
 言葉ではそう言ったが、聞こえていたのはクスクス楽しそうに笑う姿で明白だった。
「もう一度」
 意地悪だ。そうと分かって、コハクは逆襲に出た。
 コハクの手が美羽の胸の頂きを包みこむようにそっと押しつぶし、もう片方の手がやわらかくてなめらかな肌を下へとすべっていく。
「あ」
 と思わず漏らした唇を、美羽は耐えるように噛んだ。
「教えて」
 耳元に息を吹きかけ、そっとつぶやく。
「でないと……ほら」
「……やだっ……やめちゃ、いや……」
 止まった手に、美羽はおねだりをするように自分から体を押しつけてコハクへとしがみついた。
「ほら美羽。言って」
「………………早くお母さんに、なれますように、って……」
 言葉にすることでふっきれたのか。
 はにかみながら小さな声で口にしたあと、美羽は思い切って蒸気した顔をコハクに向けた。
「私、コハクの赤ちゃんがほしい」
 潤んだ瞳が真剣にコハクを見上げている。
 コハクは、まさかそんな言葉を聞くとは思っていなかったようで、虚を突かれた表情ですっかり固まっているようだった。
 彼のなかにはまったくない考えだったのだろうか――。
 だんだんと美羽の表情から光が消えて、胸の期待がしぼんでいく。
「あ、あの。これは、でも、いつかそうなりたいってだけで、そんな、すぐにじゃなくても……」
「美羽!」
「あっ……!」
 かぶさってくるコハクを受け止めて、美羽は背を弓なりに反らせた。
 熱く燃えるような体がぴたりと合わさる。まるで、生まれる前からそうなることが決められていた一対のように、隙間なく。
「美羽、美羽……!」
 いつにない激しさだった。ひたすらに、闇雲に、美羽だけを求めるコハクの動きに古びたベッドのスプリングがギシギシときしむ。
 理性が飛んで、我を失ったようにコハクが懸命に愛してくれているのを感じながら、美羽は
(この調子なら、意外と早く願いがかなうのかな……)
 と心の隅で思ったが、美羽自身もまたすぐに情熱の波に飲まれて、コハクを愛すること以外何も考えられなくなっていったのだった。





 空を上がっていく天燈はもうほとんど星のまたたきほどに小さい。
 明るくにぎやかなパーティーの方へ1人2人と立ち去って、まばらになった草原で、無言でそれらを見送るウァール。その横顔は、天燈というよりその消える先、雲海の向こうを見据えているようだと思いつつ、リネン・ロスヴァイセ(りねん・ろすヴぁいせ)フェイミィ・オルトリンデ(ふぇいみぃ・おるとりんで)ユーベル・キャリバーン(ゆーべる・きゃりばーん)とともに彼へと歩を進めた。
 草を踏み敷く足音に、ウァールも彼女の接近に気付く。
「ウァール。おつかれさま。今、大丈夫?」
「え? うん、いいけど。なに?」
 無邪気に訊き返されて、リネンは少しためらいの間をあけつつもやめようとはしなかった。
「今後のことだけど……ツク・ヨ・ミのこと、どうするの? まだ追いかける? あなたのいう雲海の龍、オオワタツミとも戦うことになるかもしれない……それでも?」
「友達がさらわれたっていうのは、追いかける、なんていうんじゃないと思うなぁ。
 ツク・ヨ・ミが行きたくて行ったわけじゃないし。だとしたら、友達としちゃ、助けだす、だよね! やっぱり」
 ウァールは迷いなく返したあと、肩をすくめて見せる。
「雲海の龍のことはさ、たしかにすごくショックだったけど……あんなふうに自由に空を飛べたらいいだろうなとか、一緒に空を飛んでみたいなあ、とかずっと思ってたし。
 でもあれって、おれが勝手にそう思ってただけでさ。そんなこと、雲海の龍にはなんの関係もないんだよ」
 空を飛ぶツバメが自由に見えるのと、実際にツバメが自由であるかは別なように。
「おれはあいつがオオワタツミっていう名前だってことすら知らなかった。だからおれには、あいつに失望する権利すらないんだ」
 勝手にあこがれて、勝手に失望して。自分が消沈するのは止められなくても、それが雲海の龍のせいでないことは分かる。少し時間はかかるにしても、折り合いをつけられることも。
 けれど、彼が気落ちしているのはどう見てもあきらかで、フェイミィからすればそちらの方が気がかりだった。
「さっさと地上に帰る、って選択……オレはありだと思うぜ」
「え?」
 きょとん、となったウァールをフェイミィは見下ろす。
「そういう選択肢もあるってことだ。そんな顔するようじゃあ、おまえ、そのことについて全然思いついてもいなかったようだけど。
 あのばかデカい龍といい、どうやら事態は、単純にツク・ヨ・ミを助けて大団円、って世界を軽く超えてるのは間違いねえ。だから繕ったところでおまえのためにならねえから遠慮なく言わせてもらうが。いいか? おまえはただのガキなんだ。オレたちコントラクターのように何か力があるってわけでもない。剣の腕はまだまだ初心者で危なっかしいし、銃だって達人にはほど遠い腕前だ。あのヤタガラスと戦うことにでもなれば、おまえなんかあっていう間にやられちまう公算の方がはるかに高いだろう。
 おまえは地上に戻るか、ここで待ってることもできる。島やツク・ヨ・ミのことはオレたちでなんとかする。おまえがいなくてもなんとかなる……それでもいくんだな?」
 ほんと、遠慮がない。
 気まずくなるからと普通の人なら絶対言わないようなことをズバズバと言われて、ウァールは苦笑する。そしてその笑みが消えないうちから、フェイミィに向かってうなずいた。
「うん、行く。
 だって、ツク・ヨ・ミはおれが来ないって思ってないに決まってるもの。そこは確信あるんだ。じゃあ行くっきゃないでしょ?」
「しょってんな、てめェ」
 クシャクシャッと髪をかき乱す。
「うわ! やめてよ、フェイミィ」
 困ったような声を出しながらも笑って、フェイミィとパンパン手をたたきあい、ふざけあっているウァールをじっと見つめて、ユーベル・キャリバーン(ゆーべる・きゃりばーん)が静かに忠告を発した。
「あなたのお考えはよく分かりました。はっきりと決めていらっしゃるのでしたら、そのことについてはもう何も申しませんわ。けれど、1つ覚えておいてください。あたしたちはツク・ヨ・ミに罪はないと彼女を助けました。けれど、それはあくまで彼女だけのこと」
 ようするに、ヒノ・コは本当に大罪人で、ツク・ヨ・ミが利用されている可能性もある、と言いたいのだ。そのときどうするかは考えておいた方がいい、と。
 ウァールは7000年前の出来事をまるで昨日のことのように語っていたヒノ・コの様子を思い出してみた。
 ユーベルの言葉はもっともだと思う。ほんの少しだけど、あの決意には危うさを感じなくはなかった。だけど――。
「分かった」
 ニカッと笑った顔は、どう見ても本気で考えているようには見えなくて。さらに言葉を重ねようとしたユーベルだったが、「心配してくれて、ありがとう」と言うウァールを見て、やめた。
 雪洞のあかりを横に受けて、明るく照るはしばみの目が3人を見める。
 短い沈黙のあと、ウァールは静かに告げた。
「おれさ、みんなが本気で心配してくれてるの、知ってるよ。まだ知り合ってそんなに経ってないのに、おれの気持ちとか気にしてくれるくらい、おれのこと考えてくれて、すっごいうれしい。フェイミィの言うとおりだよ。おれには何の力もない。ツク・ヨ・ミが連れ去られても、見てることしかできなかった。そんなおれをかやの外にしないで、仲間として見て、行くのかって訊いてくれて、ものすごく感謝してるんだ。そう見えないかもだけど。ありがとう」
「ウァール……」
 彼らしくない、神妙な声と姿に、思わず声をかけかけたとき。光線の加減かもしれないが、突然瞳がきらりと光って。その光に妙な感じを受けて、フェイミィは言葉を止めた。
「おれ、知ってるんだ。みんながおれを放っておけないって考えてくれてること。それに乗っかるような真似で、ほんと悪いけど、しゃーないよな。おれじゃ全然力足りねーもん」
 ゆっくりとウァールの口元に小さな笑みが浮かぶ。
「だからおれと来て、おれに力を貸してよ。おれもめいっぱいがんばるからさ」
 ズボンのポケットに両手を突っ込み、悪ガキそのもの、といった顔で笑うウァールの頭を、すかさずフェイミィがガシッと掴む。
「あったりめーだろ、このくそガキ! おまえなんかがのこのこ1人で行ったら、ひと口で丸飲みされちまうに決まってる!」
「わわわ! 痛いって! 乱暴なんだよ、フェイミィはっ」
 じゃれあう2頭の犬のような2人の様子に、ユーベルのなかで固く閉じていた何かがゆっくりとほぐれて解けていく気がした。奇妙な感覚を覚えて口元に手をあて、自分が笑んでいることに気づく。一度自覚した笑みは止まらず、だんだん大きく横に引かれていって、くすりと声が漏れてしまう。となりでは、リネンもまた、こらえきれない笑いをクスクスとこぼしていた。







『【蒼空に架ける橋】幕間「願いは星降る夜に」 了』

担当マスターより

▼担当マスター

寺岡 志乃

▼マスターコメント

 こんにちは、またははじめまして、寺岡です。
 当シナリオにご参加いただきまして、ありがとうございました。

 こちらは「幕間」というタイトルにありますように番外編的な意味合いが強く、夏の行事を大変楽しんで書かせていただきました。
 できればまた、こういった浮遊島群の日常系シナリオを出せればいいなと思っているのですが……。



 それでは、ここまでご読了いただきまして、ありがとうございました。
 次回ガイドはできるだけ早く出したいと思っております。そちらでもまたお会いできましたらとてもうれしいです。
 もちろん、まだ一度もお会いできていない方ともお会いできたらいいなぁ、と思います。

 それでは。また。