砂上楼閣第一部第一話にご参加いただいた皆様、
そしてここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます。
リアクションの公開が遅くなってしまい、大変申し訳ありませんでした。
総勢112人の壁は高かったです…。以後、このようなことのないよう時間配分には気を使っていきますので、引き続き第二話以降もよろしくお願いいたします。
今回、民族問題という小難しいテーマであったにも関わらず、真剣に考え、アクションをかけてきてくださった方が多かったことが大変印象的であり、すごく嬉しかったです。中には「具体的な国名を出した上で、このようなテーマを扱って問題にならないのか?」と心配してくださった方もいらっしゃいました。この件に関しましては、プロット作成段階でメインディレクター様にご確認してありますので、ご安心くださいね。
蒼空のフロンティアは、今よりもちょっとだけ未来で繰り広げられるファンタジーです。なので、劇中で私が描いているイスラエルやサウジアラビアは、本来の国家とは少し異なる未来を選んだ架空の国として捉えていただければよろしいと思います。
ジェイダスやルドルフ、雪之丞と言ったNPCはすべて皆さんを砂上楼閣の世界へと誘うナビゲーターにすぎません。皆さんの分身であるMC・LCが持つ夢、奮闘や挫折、「こうなりたいと願う」未来の姿…たくさんの糸を寄り合わさり、新たな歴史という名のタペストリーが織り上がるのです。
あ〜でも、いくら希望しても、いきなり見ず知らずの国家的要人に会いにいって交渉しようとしたり、いきなり大地を2分するようなトンデモ必殺技をくりだしたり…といった一般常識として「アリエナイだろ…」ってアクションは通りませんのであしからず。
まぁ、要は設定に頼るなってことです。2本の手に持てるだけの武器と道具、後は自分の頭脳だけで勝負する方がカッコイイよ。
それから一生懸命に行動内容のみを書かれてくる方もいらっしゃいますが、あれがど〜して、こ〜して、こ〜なってという行動だけよりも、そのキャラが何を想い、そこにいるのかを伝えていただいた方が結果として活躍しやすくなります。
やっぱりね。キャラの性格や考えが分からないと、いただいたアクション以外の行動がさせられないんです。下手すると置き場がなくて、モブキャラにせざる得ない…そんな場合もあります。他の参加者に比べ自分のMCは描写量が少ない…と感じたときは、大概私があなたのキャラがどんな子なのか、つかみ切れていない場合です。
例え初めてシナリオを担当させていただくキャラでも、動く子は動く。アクションを読んだ瞬間、勝手に私の頭の中を飛び回ります。別に積極的なキャラでなくてもいいんです。大人しくて自分に自信が持てなくて…そんな地味なキャラでもいいんです。
あなたの中にいる大切な我が子について、もっと私に教えてください。そうすれば次はもっと活躍することができると思います。
後よくあるのが、それがキャラの考え方なのか、背後の方の考えなのか、判断がつかないパターン。キャラは活躍しているけど「イメージが違う!」という場合は恐らくこのパターンです。こちらも合わせてご注意ください。
砂上楼閣第二話は10月19日(月)の公開を予定しております。
パラミタの大空の下、再び皆さんと出逢えますように!