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リアクション
序章 開戦
「そろそろだな」
雪原に集まった参加者たちを眺め、高円寺 海(こうえんじ・かい)は、自分の参加する試合に向けて準備をしに行った。
「なら私は、説明でもはじめるかしら」
そう言うと、雅羅・サンダース三世(まさら・さんだーすざさーど)は説明を始めた。
「今日は集まってくれてありがとう。6チームあつまってくれたから2試合行うわ」
そう言いながら雅羅はポケットからサイコロを取り出した。
「一応、対戦相手はこの物好きな作家さんがくれたサイコロを使ったわ。ちなみに、結果発表はまとめて最後にするわ。それじゃあ、今日はなにも悪いことが起きないことを祈って楽しみましょう」
雅羅の言葉で会場にいる参加者は元気よく声を上げていた。
「それじゃあ、雪合戦大会開催よ」
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