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年忘れ恋活祭

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年忘れ恋活祭
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■夜〜星空見守る告白たちの行方
 「わぁ、夜景が綺麗だね!」
 ――時は少し戻り、そろそろ時計塔の鐘が鳴ろうとする頃。展望台から町を眺めて夜景を楽しんでいたのは天禰 薫(あまね・かおる)熊楠 孝高(くまぐす・よしたか)の二人。その近くには何組かのカップルの姿も見受けられる。
「そうだな」
「きれー……」
 返事をしながら、チラリと隣にいる薫を見る孝高。夜景に夢中になっているのか、薫は孝高の視線に気づいていないようだ。そして、次の瞬間――。
「ぴきゅっ!?」
 ……孝高は後ろから薫を抱きしめる。突然のことに、薫は声を上げてしまった。
「よ、孝高っ!?」
「嫌か?」
「えー、いや別に嫌じゃないけれど、びっくりしたのだー。でもくっついてたほうがあったかいもんねぇ」
 薫からの返答に、思わず拍子抜けそうになる。……薫が鈍感であることから、孝高と恋人同士という自覚をあまり持ってないらしい。
 ここはなんとかしなければ――孝高はそう思い、薫を抱きしめる腕に少し力を入れる。
「天禰、いいか?」
「ん?」
 孝高に呼ばれ、くるりと身体の向きを反転させる薫。身長差のせいか、自然と薫が見上げる形になる。「なあに?」と小さく首を傾げて用事を待つ。
 すると孝高は何も答えずにその大きな手で、寒さで少し赤くなっている薫の柔らかい頬を撫でる。
「ぴ……よ、よよよよよしたかっ?」
 再び声が上がる中、黙ったまま孝高の顔が薫の顔に近づく。そして――薫の小さな唇へ孝高の唇重なったその時、それを祝福するかのように町全体へ時計塔の鐘の音が鳴り始めていった。
「――ぴ、ぴゆぅ……」
 たった数秒の出来事。しかし薫にとっては数時間、いや数日とも錯覚してしまいそうなほどの長い時間を感じ、顔を真っ赤にしてしまう。お決まりの言葉である「ぴきゅう」も不発に終わってしまうほど、思考停止してしまっているようだ。
 孝高はそんな薫へお構い無しに、今度は薫の額に口付けをする。
「ぴっ……!?」
「――普段じゃ見ることのできない姿だな」
「うぅ……」
「天禰のうろたえる姿、可愛いな」
 いつもの雰囲気で話しかける孝高。薫は「よ、よしたかだって、ふだんとちが、ぜんぜんまったくちがうんですけどー!」と、身体を硬くして動転したまま反論した。
「普段、お前に何言っても気づいてもらえないから、こうするしかないんだよ」
「……い、以後気をつけるのだ」
 孝高からの言葉に、反論できずにいる薫。結局、照れ隠しで対処するしかできなかった。
「ああ、そうしてくれ」
 薫の言葉にそう返すと、孝高は微笑みながらもう一度、薫へキスしていったのだった。

 ――セレンフィリティの強いリードによるデートも終わりが近づいていた。
 展望台の数あるベンチの一つに寄り添って座り、イルミネーションを見ながら思い思いのことを考えつつ、鐘の鳴る時を待っていた……のだが。
「まったく、見せ付けてくれるわ……セレアナ、また来年もよろしくね!」
 近くでいちゃつく薫たちや他のカップルを見てか、セレンフィリティも負けてられないと……鐘が鳴ったその瞬間にセレアナの唇を思いっきり奪う。
 突然のことに驚くセレアナだったが、すぐにそれを受け入れると――唇を離した後、セレンフィリティの言葉へ「ええ、こちらこそ」と微笑んで返していった。

 ――その近くでは、マキャフリー夫妻がお互いに身体を寄せ合いながら、鐘の鳴ろうとするこの時間を一緒に過ごしていた。同じ時間に、同じ場所で過ごす幸せを夫婦で噛み締めていると……時計塔の鐘が鳴る。すると、ナナがルースの肩へ頭を預けながら……伝説に則り始める。
「……覚えていますか? 『ナナに感情を教え、共に笑ってくれる』と言われた時、ナナはルースさんとご一緒することを決めたのです」
 どこか懐かしむような、だが確かに伝えるその告白を聞きながら、ルースはナナの肩に手をかけ、ゆっくり抱き寄せる。
「そう――最初は感情というものを知るためでしたが、ずっと一緒に暮らすうちにナナはルースさんの色々な一面を知りました。――いつもナンパをしているのは、寂しくて甘えん坊な裏返しということ。――戦場では皆を引っ張る男、でも支えを欲しているということ。――そして、何よりナナのことを心から想ってくれているということ……」
 ひとつひとつ、あったことを思い出すように、ナナは言葉を紡ぐ。その表情には、ルースを想う愛しさと慈愛が溢れている。
「ルースさんのことを知り、気づいたのです。ルースさんを欲するナナのこの気持ちこそ、『幸せ』の一因――即ち、愛であるということに。……ナナは、ルースさんと如何なる時も共にあると誓うのです。――愛しています、ルースさん」
 鐘の音が響く中、告白を終えるナナ。それを全て聞き入ったルースは、何も言わずにナナにキスをしていった。そのまま、舌を絡み合わせる濃厚なものをすると……ゆっくりと唇を離す。
「オレも愛してますよ、ナナ。その想いのすべてを、ナナにぶつけたいですね……」
 ちらり、と茂みを見る。それだけで全てを察したナナは、頬を朱色に染めてルースに身体を委ねる。
「……断る理由はありません。だって、ナナもルースさんを求めていますから」
 もう、二人に言葉はいらなかった。ナナをお姫様抱っこをして茂みへ運び入れると、ルースはナナに風邪を引かせないよう、激しく時間を過ごしたのであった……。

 ――ルカルカと真一郎は、鐘の鳴るその瞬間まで夜景を見渡していた。真一郎は、活動的で積極的なルカルカを愛しく感じ、身体を寄せ合ったまま夜景を眺めている。
「来年も、再来年も……ずっと、この夜景を見れるといいですね。一緒に」
 クサイ台詞は言えず、素直な気持ちをルカルカに伝える。それと同時に、鐘の音が夜空に鳴り響いていった。
「うん、もちろん!」
 ルカルカも明るく答えると、真一郎へ口付けを交わす。真一郎もそれに応え、二人は少しの間ロマンチックな時間を過ごす。
「……もっと、暖めてほしいな……♪」
 唇を離したルカルカがそう甘え、もう一度口付けをすると……今度は情熱的なもの。燃え上がる愛を交換するかのように、深い深い口付けでねっとりと愛を刻む。……唇を離すと、愛の交換の証である透明な糸がつぅ……と渡っていった。
 そして、そのまま人知れぬ茂みへ移り、二人は想いを遂げていく――。

 ――鐘は、もう少しで鳴ろうとしていた。
 商店街から始まったデートは、珍しく終始コーディリアが剛太郎を連れ回すような状態だった。それだけ、二人で出かけるのが楽しみだったのである。
 ……契約した頃から剛太郎のことが好きだったコーディリア。ただ、剛太郎は女好きであり、いつもほかの女の子を意識している中、コーディリアは自分の本当の気持ちに気づいてもらいたかった。
 そして剛太郎は剛太郎で、コーディリアのことを最初は仕事上のパートナーと考え、特に異性としての意識はしていなかった。……しかし、今は違う。色々と仕事をこなしていくうちに好みの女性であることを意識し始めてきていた。
 今の関係も悪くないが、もう少し踏み込みたい――剛太郎の想いは、鐘の音と共に冗談交じりでコーディリアに伝えられていく。
「え、あの……今、なんて……?」
「いや、ですから――もしコーディリアが人生でのパートナーだったら最高でありますなー、と……」
 冗談交じりの告白。それで様子を見て、いけそうなら踏み込む……それが剛太郎の考えだった。だが、コーディリアにとっては好きな人からの告白、という最高の贈り物。思わず……両手で口を押さえ、歓喜の涙を一筋見せた。
「……自分でいいので、ありますか?」
「はい……もちろん、です……!」
 告白は、通じた。剛太郎も感極まり、控えめで華奢なコーディリアの身体を思いっきり抱きしめる。コーディリアもそれに応えるように、そっと抱き返していく。
「てっきり……私に気がないと思ってました……嬉しい、です……!」
 涙で声が震えているコーディリア。淡い想いが成就したこの瞬間、時計塔の鐘は二人を祝福するのであった……。

 歌菜と羽純の二人は、展望台ベンチのひとつに寄り添って腰かけ、視界に広がる夜景を見ていた。少しずつ寒くなっているのか、歌菜たちの吐く息も白い。
「あっ……」
 羽純はそれを見てか、そっと静かに歌菜の肩を抱き寄せ、さらに密着度を増させる。二人の体温が、互いをホッと安心させる効果を持っているようだ。特に、羽純は歌菜の体温に安堵の表情を浮かべている。
 ……その二人へ告げるように、時計塔の鐘が町に鳴り響く。歌菜は羽純の肩へ耳を当て、小さく微笑む。
「来年も、その先も……ずっとずっと二人で歩いていこうね、羽純くん」
 来年もよろしくね、と続けて言うと、羽純もまた言葉を返す。
「あぁ、よろしくな。そして……ずっとこの先も、このぬくもりを離さないように一緒に歩いていこう」
 優しくそう告げると、羽純はゆっくり歌菜へキスしていった――。

「それでは、この町の伝説に則って……刀真には私たちに告白してもらおう!」
「え、ええぇぇっ!?」
 展望台で夜景を見ていた刀真一行。しかし月夜のその一言により、刀真がパートナーたちへ告白するという展開を迎えていた。いきなりのフリに刀真は戸惑ってしまう。
「いやいやいやいや、そう言われましてもね! もちろんみんな好きですし、嫌いなわけないし――」
 ……しかし、月夜と白花はすでに期待の目で刀真を見ている。さらに、刀真の告白を急かすかのように鐘の音が鳴り響きだした。
「――ええい、どうにでもなれ! まず、月夜!」
 刀真は腹をくくった様子。まずは月夜の名を呼び、まっすぐそちらを見る。月夜もじっと告白の言葉を待つ……。
「月夜、俺は俺の力のためにその剣が欲しい。だが、お前が俺に付き合う理由がない。だから選べ! 俺に従うか、俺を拒むか――俺に従うなら、お前は俺の剣で俺の物だ!!」
 ……その言葉は、月夜と契約した時に発した言葉。一字一句、細かい違いはあれどほぼ当時と遜色ない言葉。それを告白とし、刀真は月夜に手を差し出す。
(……望んでいたものとは違うけど、契約の時のこと覚えててくれてたんだ。それをちゃんと覚えててくれたのが嬉しいよ)
 月夜は笑みを浮かべ、黙ったまま差し出された手を取った。それを見てひとつ頷くと、そのまま刀真は白花のほうを向き、次の告白を開始する。
「白花、望め、願え、必ず叶えるから……俺は君に『俺が契約者でよかった』といつでも幸せな笑顔と共に言わせてみせる」
 静かな、そして確かな言葉は、白花と契約した時の言葉。空いてる手を白花へ差し出すと、白花はそれを手に取っていく。
(……あの時は口付けもしてくれたのですけど、ここじゃ恥ずかしいですね)
「――そして、玉藻。……俺、お前に『契約しないと月夜に呪詛かけるぞ』って脅されてけいや――」
「ああ、我に告白を告げる必要はない。我はこれで十分だよ……んぅっ」
「!?」
 瞬間、玉藻は刀真の首に両手を回して口付けをする。突然のことに驚く玉藻以外の一同。……しかも、舌を入れているのかずいぶんと大人な音がしている気がする。
「ああああ!? 玉ちゃん、なにしてるのっ!? ここは告白聞くところでしょう!?」
「そ、そうですよ!」
「……ん、んはぁっ♪ 何を言っている、我はお前たちが刀真の両腕に抱きついて占領していた時も、あーんで食べさせあっているところでも我は大人しくしていただろう? だから、今度はお前たちが大人しくする番だよ」
 確かに、今日の刀真へのアプローチでは玉藻は珍しく大人しくしていた。それを思い出した月夜と白花はムーッとしてしまう。
「刀真よ、我と口付けを交わすのは嫌だったか?」
 玉藻は刀真へ意見を求める。その表情は、どこか寂しそうにも見える。
「いや、嫌じゃないからそんな顔するな……なっ?」
「うむ、そうだろう? では刀真、そこの茂みで我を好きにして構わんぞ。外で契りを結ぶのもなかなか刺激て――いたたたたたっ!」
 刀真が嫌じゃない、と言うとすぐに嬉しそうな表情を浮かべ、刀真の首根っこ掴んで茂みへ連れて行こうとする――が、さすがにそれ以上は許さんとばかりに月夜と白花がそれぞれ玉藻の耳をつまんで思いっきり引っ張って蛮行を止める。
「茂みに誘うのは調子乗りすぎ!」
「さすがにそれはダメです!」
「いたたたたたっ、強く引っ張るな二人とも!?」
「早く解放して欲しいんだけど……」
 ……この四人の大騒ぎはまだまだ続きそうである……。

「ははっ、これなら追いつけないだろ!」
「もう、いきなりお姫様抱っこして飛ぶから何かと思ったら……びっくりしました」
 ベル盗りから逃れ、空飛ぶ箒に乗って空の散歩を楽しむ勇刃と天鐘。下を見てみると、展望台から夜景を見ているリースやマーガレット、一緒にいる紅の姿も確認できた。
 空から望む夜景は、展望台からとはまた違う姿を見せる。特等席からの眺めは最高の一言では収まりきらないほどであった。
「綺麗な景色だな、咲夜(さきや)」
「そうですね――あ、そうだ健闘くん。さっきの話ってなんだったんですか?」
 空へ飛び立つ前、勇刃は天鐘へ話があると振っていた。が、そこへベル盗りが現れたので話が中断されてしまっていたのだ。
「ああ、そういえば話の途中だったな、悪い悪い。実は――」
 その時、時計塔の鐘が町中に響き渡り始め、告白する者たちへ勇気を与えていく。時計塔近くを飛んでいたためか、ちょっと音が大きい。そのため、勇刃は天鐘の耳元で囁きかけるようにして話を続けた。
「――この一年、色々あったな。君が俺に大切な人を守りたい決意を与えてくれた。ありがとうな、そして……これからもよろしく!」
 勇刃からの言葉に、嬉しそうな表情を浮かべる天鐘。そして天鐘も勇刃の耳元へ唇を持っていき、そっと語りかける。
「お礼なんてそんな……。私のほうこそ感謝しないといけません。健闘くんのおかげで私は今とても幸せです! これからも、よろしくお願いしますね♪」
 そして、天鐘は勇刃の頬へ口付けを落とす。そして二人はまだしばらく、空の散歩を楽しむことにしたのだった。

 ――鐘が鳴り響く。時計塔の見晴らし台にもちらほらと人がおり、ケイとメニエスの二人もそこで鐘の音を聞いていた。
「メニエス、これ……無茶するな、って言ってもメニエスは聞かないだろう? だからせめて、この御守りの一つでも持っていて欲しいんだ」
 ケイは懐から、露店巡りの際にこっそり購入した御守りを取り出すとメニエスへそれを渡す。
 ……メニエスは先の戦いで右目を失明してしまい、ケイはそれを心配しての願掛け――平穏無事に来年を乗り切れるように、との願いを込めて……の想いで渡したようだ。
 その御守りを渡されたメニエスは、しばらくそれを見つめ、そして……。
「――見返りもないのに色々してくれるけど、楽しい?」
 ……メニエスにとって、疑問としか思えなかった。こちらからは何もしたことはないのに、変わることなく接してくれるケイの行動が。なぜ、こんな自分に接し続けてくれるのか……。
「――当然。こうしてメニエスと一緒に、楽しい時間を過ごせたこと。それが俺にとっては何よりの……最高の見返りだぜ」
 御守りを手にしたまま、どこか遠くを見るように眼下の町並みを見下ろすメニエスへ、ケイは自身の素直な気持ちを告白する。
「そう……」
 ……ケイには見せぬが、メニエスの表情は変わらず不満そうで、遠くを見たまま。しかし、無意識に御守りの握る力を強めている。
 その後、しばらく二人は会話も少ないまま、時計塔からの眺めを見ているのだった。
 ――ケイの言葉は、メニエスの思いを変え始めてるのかもしれない。しかしそれはまだ小さな――針穴ほどの変化。それを気づくことは、まだ先なのかもしれない……。


 ――様々な想いが交錯し、育まれた『年忘れ恋活祭』はこれといった事故もなく、無事に終了した。この後、カップルたちは思い思いに過ごすことになるだろう。……ホテル通りは、この時はかなりの盛況になるらしい。
 焼きそば屋台を運営した弥十郎たちも、予想していた売り上げを十分に越す額の売り上げを叩き出した。目的にかなり近づいた……のかもしれない。
 また、ベルを一番取った魔姫には、恋活祭運営委員会から『ロンリーベルハンター』の称号と、来年の恋活祭で使える『露店無料券(50枚綴り)』が授与されたようだ。
「……思ったより、アレな賞品だったわね」
 なんかこう、もっとすごい物が出てくるのでは……と思っていた魔姫たちだったが、想像以下の賞品にがっくりするほかなかった。
「まぁいいではないか。おかげで我と出会えたのだ」
「そうだけどさぁ。結局、あの人逃しちゃったよね」
 魔姫の隣には、なぜか智優利が一緒に歩いていた。……なぶらを追いかけていた時に一緒に追いかけた結果、同じ一人身という観点から知り合いになったようだ。だが、妃華琉の言うとおりなぶらと接触することはできなかったようだ。
「姫っちー、これからどうするの?」
「とりあえずどこかで休んでから帰りましょう。色々あって疲れたわ……」
 ミュアの言葉へそう返す魔姫。と……智優利が何かに気づいた。
「ん、なんだあの簀巻きは?」
 ……よく見ると、前方の道端に簀巻きにされた人物が転がっている。何事かと思い近づいてみると……それは、シャーミアンの『逮捕術』で捕縛され見事に鉄槌制裁を喰らい、簀巻きにされて気絶しているクロセルだった。
「……ねぇねぇ、この人どうする?」と、フローラ。
「ここであったのも何かの縁、『舎弟』にでもしてじっくり愛を育むのもありかもしれんな……」と、智優利。
「ここじゃ寒いだろうし、どこかに運んじゃおっか?」と妃華琉の提案に、全員賛成。
 そのままどこかへ運ばれた簀巻きクロセルがこの後どうなったか……それを知る者は、少ない。

担当マスターより

▼担当マスター

秋みかん

▼マスターコメント

 初めまして、もしくはこんにちは。柑橘類マスター・秋みかんです。
 今回もたくさんのご参加、ありがとうございました! 今回、情熱的でラブいアクションが多く見られ、楽しかったです。
 ベルを取ろうとしたり、ナンパ目的なアクションが思ったより少なく、そのおかげかデート描写を多く書けたかなぁ、といった感じがします。
 今回も称号が増えてたりするかもしれません。お楽しみに。
 それでは、またお会いできることを楽しみにしつつ――。