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爆弾と危険なお空の旅!

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爆弾と危険なお空の旅!

リアクション

「黒幕はこっちにいるんだな!」
 2階の搬入口へと松平 岩造(まつだいら・がんぞう)は急いで向かっていた。
「ええ、鏖殺寺院から聞き出すしたわ。人質のアリアもそこよ」
 ローザマリア・クライツァール(ろーざまりあ・くらいつぁーる)が岩造と一緒に走りながら答えた。
 だがその足はすぐに止まった。
「ここか」
 岩造は目の前にふさがっている鉄のドアを見上げた。
 ドアの上には「搬入口」と書かれたプレートが取り付けられていた。
「行くぞっ」
「ええ」
 二人は息を合わせて、搬入口のドアを開けた。
 ローザマリアはドアが開くと同時に、客船で集めたアルミホイル等を混ぜたスタングレネードを投げ込む。
 搬入口は一瞬強い光りに包まれる。
「えええええい!!」
 岩造は目の前を邪魔する鏖殺寺院達をレーザーマインゴーシュで次々に倒していく。
「ばかめ、爆弾のスイッチは我の手にあるのだ」
 ボスの男は、手元にある小さなスイッチを押した。
 だが、爆発は一切起こらなかった。
「ど、どういうことだ!!」
 朋美の爆弾解除が成功している証拠だった。
「くっ! おい、船を出せ!!」
 ボスの男が慌てて声を出した。
 その声の方向を岩造は見逃さなかった。
「多いわねっ!」
 ローザマリアが先へ進もうとする岩造を援護するように、グルカナイフ型の光条兵器を振り回す。
 一方でボスの男は逃げ出す準備が整っていた。
「よし出……せ?」
 男の背後から急に電気のような衝撃が走った。
 岩造は、ベルフマントでばれないように男の背後に立ちショック銃を放っていた。
 鏖殺寺院達は暴れ始める。
「そこまでよ! 撃たれたくなければおとなしく拘束されなさい」
 ローザマリアが鏖殺寺院から奪った機関銃、UZI(ウージー)2丁を構え牽制した。
 ボスが捕まった鏖殺寺院にはもはや動ける物は居なかった。
 
 その後船の鏖殺寺院は全員、龍雷連隊が拘束し事件は収集の一方をたどった。
 船はダリルのおかげもあり飛行士が回復した時には船は持ち直し、地上へと無事に降り立つことが出来た。
 波瀾万丈の『爆弾と危険なお空の旅』は無事、終わったのだった。

担当マスターより

▼担当マスター

朱坂理樹

▼マスターコメント

 初めましての方は初めまして。お久しぶりの方はお久しぶりです。朱坂理樹です。
 この度は、当シナリオへのご参加ありがとうございました!
 どうでしょうか、楽しんでいただけたでしょうか?

 船は無事に地上に降り立つことも出来ました。
 今回いただいたアクションはどれも楽しい物が多かったです!
 爆弾解除をする方法も様々にあるなあと、ゲームを仕組んだ本人が感心するくらいでした。
 もちろん、爆弾解除組を守るという方につくかたも、しっかりと作戦が練られた物だったと思います。
 今後も皆様に楽しんでいただけるように頑張りますのでよろしくお願いいたします!
 それではまた、皆様にお会い出来る日を楽しみにしております。