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リアクション
■最終話「クライマックスはブラジャー剥ぎデスマッチ!」130ページあたり
アルバ・フレスカ(あるば・ふれすか)と静香の、
水上騎馬戦・ブラジャー剥ぎデスマッチの現場にて。
比賀 一(ひが・はじめ)は、
自分が女子校でパンティー回収できないからと、
パートナーの比賀 亘(ひが・めぐる)にお使いを頼んでいたが、
心配や良心の葛藤などで苦しんでいた。
「仕方がない、ここは女装してでも俺が行くしか……
いや待て、頑張ってミッションを成し遂げようとする子どもの心を
踏みにじることにならないか……?
いやいや、そもそもパンティーを回収なんて行為がだな……」
陰から亘を見守りつつ、一がもだえる。
「だーっ、なんでこんなアホなことで悩んでんだ!
原因俺だけどさぁ!!」
その、心配されてる亘は、
水上騎馬戦が行われている隙に、
更衣室に潜入して、
いちごパンティーを捜索していた。
「♪いちごのパンティーどこですかー ここですかーっ」
などと言いつつ、更衣室のパンティーを一枚一枚確認していく。
「ああ……でもこれじゃ変態じゃないか……」
ロッカーの陰で見守る一は、
「はじめてのおつかい」の内容を後悔していた。
と言いつつ、一もこれで見つかったら大変なことになるのだが、
そのことには気づいていない。
「これは、お花のもようで、これは、チェックだね。
おーいっ いちごのパンティーさーん
出てきてにゃーっ」
こうして、ひとつひとつ、パンティーを捜索し、
その結果、亘はいちごパンティーを発見するが、なぜか2枚ある。
「あれ? 同じ模様のパンティー?
まあいっか。両方持って帰ろうっと!」
こうして、いちごパンティーは無事に回収された。
しかし。
この時代の静香のパンティーも持ってきてしまったため、
後で、着替える際に静香は大変困るのだが、亘はそのことを知らない……。
★☆★
「静香校長、2枚あったから両方持って来たよ!」
「こ、これは……」
回収されたパンティーを見て、
静香は過去に下着がなくなったことを思い出し、硬直する。
「どうしたの?」
「な、なんでもないよ……ありがとう」
亘に聞かれて落ち込む静香を
ニヤニヤして、ラズィーヤが見守る。
(静香さん、下着なしだった時のことを思いだすなんて……。
やっぱり変態さんですわね☆)
★☆★
そして、一は、のちに、亘に、
頑張ったことへのご褒美と詫びの意味を込めて
苺のスイーツを買ってあげていた。
「どうしたの? わーい!」
素直に喜ぶ亘を見て、良心の痛みをこらえつつ、
一はパートナーの頭をなでる。
「よしよし、『はじめてのおつかい』が成功したからな」
「うん! また、パンティーを見つける事件はボクに任せて!
おにーちゃん!」
にぱっと笑って胸を張る亘に、さらに頭痛をこらえる一であった。
いちごパンティー2枚目 回収成功!
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