リアクション
「……大丈夫かな。三郎さん達」
「ふむ……そうですね。僕もご主人様が心配です」
『チーム時代錯誤』が配達に行くのを、心配そうに見送った者達がいた。
景虎のマスター、五百蔵 東雲（いよろい・しののめ）と、フレンディスのパートナー、忍野 ポチの助（おしの・ぽちのすけ）の２人である。
「三郎さん、自動ドアでさえくぐれないのに……」
「まぁ、あの２人の時代錯誤っぷりは半端じゃないですからね」
ポチは、はぁ、とため息をつき、
「うん、やっぱり心配だし追いかけましょう。エロ吸血鬼もいつの間にかいないし……、おそらくご主人様を見に行ったのでしょう。ケイオスブレードドラゴンで観察と行きましょう。東雲さんは……体調大丈夫でしょうか？」
「うーん…、良いとは言えないかなぁ」
「仕方ありませんね。僕と一緒に移動すればいいのですよ！」
