リアクション
ところで。
洋考が『じっちゃん』と言っていた人物。
相沢 洋(あいざわ・ひろし)は、洋考達がいる所から少し離れた所で、宅配員を襲撃しようとしていた蛮族の捕獲を行っていた。
彼の目的は、ここ、キマクで宅配員を襲撃する蛮族を捕まえ、治安秩序回復を計ることである。
そのために、彼の子孫でありパートナーである洋考にバイトをさせ、囮にして、おびき寄せられた蛮族を捕獲する、という計画をたてていた。
彼は計画通り、洋考の上空から襲撃を監視していた。
そして、洋考の進む先に、多数の蛮族が待ち伏せし、罠をはっているのを偶然発見したのだ。
彼は襲撃されるのを待つより、こちらから先に行動した方が良いと考え、彼のパートナーである乃木坂 みと(のぎさか・みと)、エリス・フレイムハート(えりす・ふれいむはーと)と共に蛮族の捕獲に向かったのだった。
結果的に奇襲は成功し、蛮族は全て捕獲することができた。
そして現在、洋の蛮族に対するお待ちかねのお説教タイムなわけであって、
「お前ら馬鹿か? 宅配員を襲撃すれば店の売上が減り、最終的に店は倒産するんだぞ。そうなれば美味いピザも食えなくなるんだ。それでいいのか?」
と、こんな感じで結構な時間を説教に費やしていたのだが、
「まだ賊はいるかもしれませんし、そろそろ洋考のところに戻りませんか?」
というみとの言葉により、説教を中断し、洋考の元へ戻ることになった。
まさか、洋考がとある怪物を相手にしているとは露知らず。
洋率いる3人は、怪物との戦闘に巻き込まれにいく。