リアクション
◆ ◆ N P C 紹 介 ◆ ◆
■トオル・ノヴァンブル
スナイパー。助けてくれた皆さんありがとうございました。
■磯城・グレイウルフ
グラップラー。トオルのパートナー。トオルの巻き添えで九死に一生。
■イデア・サオシュヤント
ソウルアベレイター。頭の中は帰巣本能でいっぱい。
■ジュデッカ
魔道書。『書』の制御の為に魔女ジュデッカによって生み出された。
■アニス・ブラック
ドルイド。ちなみに装備はヒポグリフ(樹上待機)、白虎、聖なる鹿、竜鳥、樹木人、牧神の猟犬、ドンネルケーファー、グレートホエールベビー(森外待機)。
■イルダーナ・メルクリウス
兄。氏より育ち。
■イルヴリーヒ・メルクリウス
弟。
■ブリジット
イルダーナの護衛ゴーレム。龍騎士並の強さを誇る。
■トゥレン・バンダースナッチ
元第七龍騎士。安定した衣食住目当てにその後もルーナサズに居座る模様。
■デナワ、スイムルグ、スダナ、ウパスダナ
前世に覚醒したイデアの仲間で名前のある人達。現世で龍騎士だったのはデナワとスイムルグ。
■イスラフィール
トオルの前世。
■フェイ・ハウリングスペル
オリハルコンに寄り添う一族の末裔。
■フリッカ・プレジーナ
オリハルコンを格納する白鯨に寄り添う一族の長。
■ハルカ、オリヴィエ博士
ひっそりゲスト出演している。
◆ ◆ ◆
トオル「シナリオ終了記念、サンサーラをどーんと振り返ってみよう特別企画!」
リンネ「という名の、ただの長いNPC対談!」
シキ「お疲れ」
リンネ「皆、お疲れ様でしたー!」
トオル「お疲れ! 長めのシナリオだったけど、最後まで付き合ってくれてありがとな!」
リンネ「どーんと振り返るってことは、最初から振り返るんだよねっ」
トオル「第1回目では、早速の『殺した』『殺された』アクションの多さに、早くも人口が減りまくり」
リンネ「サンプルアクションのせいじゃないの?」
シキ「まあ、このシナリオでは、「殺した」はラブコールで、「殺された」はご褒美みたいなものだろう」
リンネ「何その歪んだ愛情」
トオル「さて、第1回では、『書』の取り合いとかイデアが何者だとかだったかな」
シキ「あとトオルの行方不明と」
リンネ「アニスって何者だったの?」
トオル「ジュデッカの子孫で、書の争奪戦の最中、自分の死に備えて復活の儀式を準備してたけど、失敗して、
幼女だったのが老婆で生き返ってしまった、という設定だった。
能力はすごいんだけどその時に精神の方も少しおかしくなっちゃったんで、それほど強くない、っていう……」
リンネ「それで、元の自分に戻りたい、って思ってたんだね」
トオル「説得アクションがなかったんだよな……」
リンネ「え、説得すればよかったの!?」
シキ「ちなみにジュデッカとは何者だったんだ?」
トオル「イデアの協力者だったけど裏切って『書』を持ち逃げした魔女」
イデア「自分では『書』を制御できなかったので、『書』に人格を与えたんだろう。俺には邪魔なだけだが」
リンネ「もう一冊の方もなくしちゃったわけなんだよね?」
イデア「ああ、まあ、大体同じようないきさつで」
リンネ「間抜けすぎない?」
イデア「長く生きていれば、失敗もすることもある」
リンネ「失敗だらけって気もするなあ」
トオル「『書』にガンガン魔力供給してく過程で、それはヤバイと思った良識のある奴がいたってことだろ。
悪い奴ばっかじゃねーよな」
シキ「トオルの逃走は、実は3回目まで引っ張るつもりだったそうだな。最初の予定では」
トオル「皆の捜索アクションが上手くて、2回目で早くも見付かっちまった。俺、かくれんぼとか苦手なんだよなー」
リンネ「でも、捕まっちゃったね」
トオル「ものすごく惜しかったんだけどな」
リンネ「2回目でちゃんと助けられてたらどうなってたの?」
イデア「3回目で俺が直接向かうことになってたな。その攻防でどうなるかというのは、またその時の話だが」
シキ「言ってしまうと、マスターには『ジュデッカとトオルのどちらかは死ぬかな?』という打算があったようだ」
リンネ「両方助けられてたらどうだったの?」
シキ「既に死んでいる元龍騎士の二人が、4回目のシナリオガイドで初登場することになっただろう」
トオル「あとは、もし3回目で『覚醒』する人が出たら、その人に登場してもらおうかな、とか考えてたそうだぜ」
リンネ「でも3回目で、トオルちゃんも死んじゃったんだね……」
トオル「ここは判定が一番厳しかった。『ルーナサズに先回りする』ってアクションがなかったんだよな」
リンネ「先回りしてたらどうなったの?」
トオル「待ってたイデアと鉢合わせてた」
シキ「イデアは大忙しだな」
リンネ「でも、トオルちゃんはひとりで逃げるんじゃなくて、もっと上手い方法があったんじゃない?」
トオル「うっ……」
シキ「まあ、トオルだから仕方がない」
リンネ「え、そんなものなの?」
トオル「それにしても第3回の前世ストーリーは、ものすごいドラマだったなー」
リンネ「皆、ほんとに上手だったね。しっかり物語がまとまったもん」
シキ「滅亡に関わる要の部分だけじゃなくて、脇を固める個人的なドラマとのバランスが絶妙だったな」
リンネ「トオルちゃん、何気に重要人物だったね。4回目でも、世界樹に命を吹き込んだりとか?」
トオル「最初の設定では、イスラフィールの能力は、アンテナっつーか、導く能力だけ、だったんだけど」
リンネ「神じゃなくて?」
トオル「それは、アマデウスがプロトタイプ・シャクハツィエルの力で女神になろうとしたってことは、
イスラフィールも神になれる力を持ってたってことじゃね? ってなって、
あとはアクションとの兼ね合いで、一気に3回目ラストで主犯格扱いに」
リンネ「ホントに行き当たりばったりだったんだね……」
トオル「そりゃあもう、あちこち行き当たりばったりだらけだぜ」
リンネ「じゃあ、イデアはどーだったの?」
トオル「イデアは、『世界を救おうとしたけど失敗したマーラ』ってのが最初に決めてた設定だった」
シキ「全然違う人物になるかもしれなかったが、概ねそのままで現世に繋がったな」
リンネ「何か、マッドサイエンティストな感じになってたね!」
トオル「誰かが『イデアを殺した』って前世アクションをかけて来たらどうしようかと思ってたけど」
リンネ「だって前世の時代からずっと生きてたんでしょ?」
イデア「そうだ」
シキ「そこは皆、空気を読んでくれたわけだな」
リンネ「さて、一方現世では?」
トオル「『書』の防衛は完璧だったけど、奪われたフラガラッハに対してノーマークだったかな」
リンネ「だってリンネちゃん達は『書』を護るのが仕事だったもん」
シキ「あとは、『オリハルコンを鯨ごと』奪おうとしていることに気付かれなかったようだな」
トオル「鯨ごと、とちらっと触れてた人いたんだけどなー。アクションに反映されてなくて惜しかった」
トゥレン「ま、フォローってことで俺が活躍できたからいいんじゃない」
イル兄「いいわけねえだろう。何のフォローにもなってねえよ」
リンネ「フォローなら、リンネちゃんがちゃんとしといたよ! 大活躍!」
トオル「うん、4回目でのフラガラッハ奪還のことだな」
シキ「一方で、トオルは死んだみたいだが」
トオル「俺じゃなくてイスラフィールな。説得アクションが無かったんだよな……」
リンネ「説得すればよかったの?」
トオル「基本的にイスラフィールは敵じゃないつもりで書いてたからな。
前世キャラでも現世キャラでも、誰か一人説得する人がいれば、あっさりPC側に寝返る予定だったんだけど、
いなかったのでそのまま倒されて死ぬことに……」
シキ「まあ、それはそれでドラマだったんじゃないか」
トオル「うんうん」
リンネ「じゃ、狭間の世界? モクシャ(っぽいところ)? の世界樹に命を吹き込んだみたいなのは?」
トオル「どうせ死ぬなら、ついでに何かよさげな描写を入れとこうかな、みたいな……」
リンネ「何その行き当たりばったり!」
リンネ「それにしても4回目では、覚醒する人すごい多かったね」
トオル「実のところ、マスターも予想外の多さだった」
シキ「このシナリオでラスト、となったら、そう来るんじゃないか?」
トオル「そうだな。狭間の世界側のイデア戦、ものすごい倍率の高さだったぜ」
シキ「流石に、ひとたまりもなかったんじゃないか」
トオル「……それが、『現世側イデアと同タイミングで倒す』アクションがなかったという……」
シキ「ああ、それだとダメージも半分ずつで、回復の余裕ができてしまうのか」
リンネ「でもでも、現世の方でも、覚醒した人達がいっぱいいたよね」
トオル「うーん、それなあ」
シキ「何だ?」
トオル「覚醒して現世に来た前世キャラで、対イデア戦のアクションが多くてさ」
リンネ「何かまずいの?」
トオル「現世にいる前世の人物と現世の人物は、互いに生命には干渉できない、
って3回目のリアに書いてあるんだけど……」
リンネ「あっそーか。イデアは『前世に覚醒した人』じゃないんだよね」
トオル「今迄ダメージが致命傷にならなかったのは、半分しか此処にいなかったから、
って3回目のリアに書いたつもりだったんだけど……」
リンネ「実に解りにくかったよねー」
トオル「すいません……」
シキ「4回目のシナリオガイドでも、注意書きをしておくべきだったな」
トオル「そうだな。マスターが迂闊だった」
リンネ「でもそれじゃ、前世の人達は、イデアと決着がつけられないんだ……」
トオル「ジレンマってやつだな」
シキ「現世のイデアを倒すのは、現世に残った現世PCの仕事だろうからな」
リンネ「じゃあ、対イデアアクションの前世の人はどうなってるの?」
トオル「それ以外のことが何か書いてあれば、そこを拾ってる」
トオル「それはともかく、皆、ありがとな。お陰で生き返れたぜ」
シキ「感謝する」
トオル「シキもよかったぜ。迷惑かけて悪かった。
そうそう、覚醒PCがびっくりの多さだったんで、急遽パートナーロストロールを振ることになってるぜ」
リンネ「え、何それ?」
トオル「ダイスを振って、リアに登場してる覚醒パートナーの影響を決めてんの。
1/意識不明 → (シキ)
2/全身が痛くて動けない → キュー、サツキ
3/酷い頭痛 → ヘリワード
4/やや酷い吐き気 → フェイミィ、ヘル、栗
5/軽い眩暈 → メシエ、ダリル、シェイド、クコ
6/殆ど影響なし → シーサイド、アルテッツァ、月夜
ってなってる。
挨拶掲示板の右側のダイスな。LCが二人いる場合は両方。
振ってない人のはマスターが振ってるぜ」
リンネ「……ひょっとしてこれも、「酷い状態の方がご褒美」ってやつなの?」
トオル「どの状態も、ものすごく酷くはしなかったつもりだけど。事前の告知がなかったしな」
シキ「だが、覚醒したらパートナーロストになることは、皆解っていたはずだからな」
リンネ「でもそのリスクを負っても助けに来てくれたんだもん、トオルちゃんいい友達持ってるねっ」
トオル「う、うんまあ」
リンネ「照れてるー」
シキ「覚醒した人達の前世の人物は、皆モクシャ(っぽいところ)に行ったのか?」
トオル「うん、一応そういうことになってる。まあ、中にいるかいないかの違いだけどな。
でも現世に来て改めて死んだ人はどうなってんのかな。俺にもよく解んねえ」
リンネ「中にいてもいなくても、リンネちゃんの中で別の人が生きてるわけじゃなくて、過去の記憶なんだよね?」
トオル「そう。でも、それだけでは語れない、自分の中で重要な位置を占めてる、って人もいるんだろうな」
リンネ「それはそれで、素敵だね」
シキ「さて、語ることはこんなところか」
トオル「際限無いからこの辺で止めておかないとな」
リンネ「皆、本当にお疲れ様! あれこれ失敗したりもしちゃったけど、一緒に冒険できて楽しかった!」
トオル「俺もあれこれ失敗したが、これに懲りずにまた一緒に遊ぼうぜ。遊びに行くぜ。じゃあ、またな」
シキ「お疲れ」