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想い、電波に乗せて

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想い、電波に乗せて
想い、電波に乗せて 想い、電波に乗せて

リアクション



 翌朝、博季の携帯電話の留守録に、リンネからのメッセージが入っていた。
 博季は再生ボタンを押しながら、携帯電話を耳に当てる。
『……わ!? 博季くん、それって……。
 も、も〜! いきなりそんなこと言うなんてズルイよ〜!
 こういうのって直接会って伝えることなんじゃないの!?
 ……うん、でも、ありがと!
 頼りにさせてもらうね!』
 恥ずかしがっているような、彼女の声が博季の耳をくすぐった。



 イーオンは起きるなり、携帯電話を手に取った。
 画面には、未読メールがある旨を告げるアイコンが表示されている。
 受信ボックスを開くと、そこにはセレスティアーナの名が表示されていた。
『電話ありがとうなのだよ。出られなくて申し訳ない。
 言葉は嬉しいが、今はそこまで考えている余裕がないのだよ……。
 でも、支えてくれる人がいるというのは良いものだな。
 改めて言おう、支えてくれてありがとう』
 彼が伝えた言葉が伝わったこと、そして返答があったことを嬉しく思いつつ、イーオンは携帯電話を仕舞って、身支度を整え始めた。

担当マスターより

▼担当マスター

朝緋あきら

▼マスターコメント

 リアクションお届けします、朝緋あきらです。
 皆さんの想い、たくさん伝えていただきありがとうございました。

 ほのぼのしながら、描かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

 ではまた、機会がございましたら、お会いいたしましょう。

※10月28日 一部修正を加え、リアクションを再提出しました。