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すいーと☆ペンギンインベーション

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間章


「こちらは国軍のルカルカ・ルー大尉です! 市民の皆さんは誘導に従ってパークの地下に避難して下さい!」
 声を張り、民衆を<セントラル・フォレスト・パーク>へと導くルカ。
 ここは緊急時、地下より各種武装が迫り上がり、電子防壁等が展開され、避難施設の一つにもなる。
「ダリル、SSSに連絡は?」
「もちろんしてある。直ぐに来るだろう」
 SSSとは<シャンバラ・セキュリティ・システム>のこと。ルカが作った警備会社だ。
「後は無事避難できれば……」
 しかし、事は上手く運ばない。
 木々の陰からDSペンギンが姿を現す。
「もうここまで来たか」
「これは増援が来るまで囮が必要だな。おまえらならうってつけだろ?」
 そう言ったのはローグだった。
 逃げ切るだけの速さと、狙われるだけの名声もある。それよりも、
「別に倒してしまっても構わないのだろ?」
 退治するできるほどの強さがあった。
 ダリルはローグの意見に賛成。
「あのDSペンギンには思うところがあるのよね……増援が来るまで避難誘導を任せても平気?」
 ルカも同意を示す。
「任せておけ」
「それじゃ俺は後方支援に徹する」
 光条機関銃を構えるダリル。
「ルカは一言、言ってやりたいのよ」
【ゴッドスピード】を付与し、DSペンギンの軍勢へ突っ込むルカ。
 そこで叫んだ言葉。
「チョコレートは正義。悪に使っちゃ許さないもん!」
 だった。