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最終章


 上映会は終わった。
「……驚きました」
 泪の懸念はなんのその、一つのストーリーとして出来上がった映画。皆あれだけ自由奔放に演技していたにも関わらず、だ。
「場面場面は混沌としているのに、全部通して見れば物語ができてます」
「それが編集の妙技。私の仕事だ」
 クロワサ監督は誇らしげに腕を組んでいた。
「私はただ、人を集めただけなのに」
「何をおっしゃいます。あの短時間でこれだけの人を集めていただけで、本当に感謝しています」
 お礼を言うプロデューサー。今まで感謝の類を口にしなかった監督も、泪に謝辞を示す。
「役者も最重要要素の一つだ。お嬢さんの協力がなければ、完成はありえなかっただろう」
「いえ、そんな……」
 照れる泪。最後に監督は泪へ尋ねた。
「ところでお嬢さん、感想はそれだけかい?」
 泪は満面の笑顔で答える。
「とても面白かったです!」
 クロワサ監督が初めて笑った。
 こうして、クロワサ監督の最新映画が宣伝され始める。
 題名は、

『一の刀 七の君』

 近日公開。
 カミングスーン。

担当マスターより

▼担当マスター

Airy

▼マスターコメント

 度々の執筆遅延、誠に申し訳ございません。
 お久しぶりです。
 マスター(笑)のAiryです。

 新作出来ました。
 カオスです。
 カオスです。
 カオスです……。

 もうそれ以外言い表せれません。
 笑いあり、バトルあり、泪あり(もちろんNPCです)のごった煮です。

 こんなカオスな作品に参加してくださり、誠にありがとうございます。
 楽しんでいただければ幸いです。

 それではまたお会い出来ることを願って。

P.S
 個別コメントが簡潔になってしまっていますが、感謝の気持ちはいつも以上です。
 どうかお許しください。