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狂信者と人質と誇り高きテンプルナイツ

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狂信者と人質と誇り高きテンプルナイツ

リアクション

ーエピローグー 

 事件はこうして幕を閉じた。
 人質は全員無傷で救出でき表では「何事も無かった」かのように報じられた。
 ただ、テロリストはほぼ全滅(前もって、パークの外へ連行された者を除き)、突入した警察、軍隊も巻き込まれ死亡者多数。
 また、ブライアンの娘、ロザも行方が知れず、そこに行ったのか手がかりすらつかめなかった。

「マリアさんだったけ」
「はい」
 グリーンパーク前、で彼方はマリアを見つけると声をかけた。
 マリアの服はぼろぼろになっており、着ているスーツも買い直すほかないだろうと思えた。
「マリアはこれからどうするんだ?」
「……わかりませんけど、やっぱりグランツ教のテンプルナイツとして生きていくことになると思います……でも……」
 マリアは踵を返し、グリーンパークと反対方向へと歩み始めた。
 彼方は動かずそのまま、マリアへと振り向く。
「私は……私自身を信じてみようと思います。グランツ教に身を投じる私自身を」
「……」

担当マスターより

▼担当マスター

朱坂理樹

▼マスターコメント

 お疲れ様でした! 当シナリオへのご参加ありがとうございます。
 毎回のことではありますが、皆様のアクションに驚かされることが多いです。まさか、こんな終わり方になっちゃうの!?と、椅子蹴飛ばして驚くのが最近のマイブームになってきました。
 それは置いておき、死人を出したくないという人たちにとってはちょっぴり、残念な終わり方になったのでしょうか。
 とはいっても、人質に関してはしっかり全員救い出すことが出来たので、良い方だったと思います。(もっと最悪なパターンも存在しますので……)
 また、今回マリアに関するアクションが結構多かったです。そのため、だいぶマリアの心境などに変化が現れたのでは無いかなあと思います。
 それでは、また、皆様にお会いできますこと心から楽しみにしております。