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リアクション
歴史からわかったことは、大まかに以下のとおりだった。
歴史のミッシングゾーンの多さに不信感を抱く。まるで突如として文明が現れたかのよ
うな記述がされていること。
詳しく調べようとしても、人類の進化の過程及び、地形の変動、そして文明発達の過程がどこかしこも穴だらけだった。まるでこの世界が突如として発生したかのように。
一番近い近年での出来事で目を引いたのは、民衆排出の官僚政治から数年前に「血の改革」を経て軍事政権へと変貌した。ということ。
書籍では子供向けに緩く書いてあったが、詳しく調べると――
血の改革:当時の首脳陣及び政策官僚を軍部が奇襲、虐殺。以後、軍部が最高権力となる。
軍最最高司令官カーリー・レイブラッドが蹶起、以後の今の国のトップにいるらしい。
その他、昔はノース王国に領土の大半を奪われていたこと、不平等条約による外交軋轢があったことなどが分かった。
そして、現在の両国間における停戦の理由は”世界の大々的な崩壊現象のため”と記されていた。
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