シャンバラ教導団

リアクション

百合園女学院にて、合同学園祭が開催される運びとなった。

これは、校長の桜井　静香（さくらい・しずか）が、
他校生との交流を深めたいと提案したことによる。

それに対し、静香のパートナー、ラズィーヤ・ヴァイシャリー（らずぃーや・う゛ぁいしゃりー）は、
様々な出し物に対して、
賞を設けて、優勝者の望みを叶える、というのを提案。

しかし、それは、実は、
プリンセスカルテットの一人、
グィネヴィア・フェリシカが、
「ラズィーヤのことを学校入口で呼び捨てにしていた」という件にキレて、
自分の力を見せつけようとしていた、ということに起因していた。

グィネヴィアは、ティル・ナ・ノーグのとある地方のお姫様であり、
相手が国家神であれ、誰であれ、呼び捨てにするということだけなのだが。

そうしたことから、
ラズィーヤ対プリンセスカルテットの戦い（？）が、
学園祭の裏では行われることとなった。

そんなことはともかく。

学園祭の準備は着々と進み、
楽しい出し物がいくつも出されることとなった。

他校の校長など、有名人も多数呼ばれて、盛大に行われる、
百合園合同学園祭が、幕を開ける。