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【puico500枚突破記念】伝説の秘境オップイコを目指せ!

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【puico500枚突破記念】伝説の秘境オップイコを目指せ!

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■□■2■□■ ピラミッドの暗号を解け

ピラミッド、黄金のおっぱい像の前の真の入口。

志方 綾乃(しかた・あやの)は、合い言葉を一生懸命考える。
「『【お】っぱい・ちっ【ぱ】い・だい【す】きせ【い】じ【ん】』?
いやいやまさかそんな単純な回答の訳ないですよね。
……はっ!! エウレカ、エウレカ!!
頭の中で何かが閃き、合い言葉がわかりました!!」
眼鏡の奥の瞳を光らせて、綾乃は、扉の前に進み出て言う。
「合い言葉はずばり『【い】っぱい・ちっ【こ】い・だい【婆】きせ【替】じ【慰】』です!!!!
この合い言葉が意味する所はこうです。
『いっぱい・ちっこい・だい婆』
つまりにたくさんの小ババ様をエッチな衣服に「きせ替え」、
しかもその小ババ様に見られた状態で公開「じ慰」をする……
流石オップイコ、何て卑猥な合言葉!!
さあ、これでピラミッドの扉は開くはず!!
待っててください、黄金のおっぱい像!!!!」

しかし、当然ながら不正解のため、
大岩が転がってくる。
「ピラミッドの凶悪な罠も、【蒼フロ倫】も、
この1枚だけ持ってるプイコノイラストで防いじゃいますよ!」
かくして、大岩を回避した綾乃だが。
「ぎゃふっ!?」
金ダライが落ちてきて気絶するのであった。

★☆★

「次はボクですね……」
真口 悠希(まぐち・ゆき)が進み出る。
「□に入る合い言葉は……
ボクの静香さまに対する博識を持ってすれば楽勝ですっ!」
悠希は、ミニスカサンタと、
百合園女学院校長桜井 静香(さくらい・しずか)に自分をプレゼントの
プイコノイラストをすでに使っていたが、
合い言葉は正解の自信があった。
「「静香さまのお」っぱい
ちっ「ぱいけど気にしな」い
だい「すき静香さま!と、ゆ」き
せ「いべつを乗り越え」じ「んるいに祝福され結ばれる」
……□に入るのは一文字…と見せかけて
実はこんな素晴らしく壮大な合い言葉だったんです!」

次の瞬間、大爆発が起こって、悠希はピラミッドからぶっ飛ばされた。
「きゃあああああああああああ!?
し、静香さまー!?
帰ったら、オップイコの体験談をたくさん聞かせてさしあげたいです!」
悠希はお星様になった。

★☆★

蒼空寺 路々奈(そうくうじ・ろろな)は、
パートナーの魔女ヒメナ・コルネット(ひめな・こるねっと)とともに進み出る。
ヒメナは、
チップイ湖で、マナイタン族一の歌姫と歌で勝負し、
負けたら1puico渡して再戦するのを繰り返していた。
その結果、精神的ダメージを与えて勝利することにより、
この場所に辿り着けたのであった。
大真面目な口調で、路々奈は言う。
「合い言葉の「おっぱい・ちっぱい・だいすきせいじん」というのは基礎中の基礎。
かのチチスキー卿が誰でもわかるもので託すはずがありません。
ポイントは読めなくなっている部分。
これをまとめて「おぱすいん」。
アナグラムすると「おぱいすん」
合い言葉に「おぱいすん」が隠されている。
つまりおっぱいさんがどこかに隠れている、という事なのではないでしょうか。
囚われのおっぱいさんを解放しないとなりませんね」
「ピラミッドに、誰か囚われてるってことですか?」
「そうです」
ヒメナに、路々奈は大げさにうなずく。

またも大岩が転がってきたが、
ヒメナが、路々奈に預かっていた分を含めて、
たくさんプイコノイラストを持っており、防いだので無事だった。

「黄金像はゴールではありません。
硬いおっぱいには価値がないからです。
間違えないでほしいのは、
これはマナイタン族を揶揄するものではない事です。
チッパイはさざ波のように揺れるのです」
「なんだか、すでに、エンディングみたいですね」
路々奈とヒメナは言う。
「蒼い鳥は身近にあったと言います。
私達の追い求めて来た理想は、意外と私達の中にあったのかもしれませんね」

「ち、ちっぱい……」
ピラミッドの外で、分銅につぶされているが、
メーテルリンク著 『青い鳥』(めーてるりんくちょ・あおいとり)は、
路々奈に自分のことを言われてる気持ちになり複雑になるのであった。

★☆★

大きなアップルパイやパンプキンパイ、
チョコケーキを持参してきた、
端守 秋穂(はなもり・あいお)と、
パートナーの強化人間ユメミ・ブラッドストーン(ゆめみ・ぶらっどすとーん)は、
「おっぱい」などという考えはなかったため、きょとんとしていた。

「3ホールは持ってくるの大変だったけど、
辿り着いてよかったね」
「合い言葉……前半はきっと「あっぱい・ちっさい」だよ!
神様は多分パイ好きで、ちっさいパイしか食べられなくて
しょぼんってしてるのかも……
アップルパイとパンプキンパイとチョコケーキもってってプレゼントするのー」
「神様は大きなパイがほしかったんだと思うんです。
チョコケーキは、パイ以外がほしかった場合を考えて持ってきました」
「神様、ユメミにイラスト描いてくれてありがとうー!」
「オップイコの神様……前にユメミがお世話になりました。
本当にありがとうございます」
秋穂とユメミは、扉の前にお供え物をして言う。

不正解だが、なんとなく神様は喜んでいる感じがして、
罠は発動しなかった。

★☆★

探検隊の護衛をしながらやってきた
導士のような服装の緋桜 ケイ(ひおう・けい)が、
進み出て言う。
「ところで、この「□っぱい・ちっ□い・だい□きせ□じ□」っていう合い言葉なんだが……。
やっぱり、「おっぱい・ちっぱい・だいすきせいじん」だったりしないか?
俺達、空京の繁華街でぷい滸伝ってアミューズメントパークを開いていたんだ。
みんなにも招待状を送ったんだけど、
その招待状には「おっぱい・ちっぱい・だいすき星人」って言葉を添えておいたんだよ。
なんだか、合い言葉の欠けている部分を想像すると、
その言葉と似ているような気がするんだが……。
偶然、それでピラミッドの入り口が開いたりしないかな?
ぷい滸伝にオップイコ――何か奇妙な共通点があるように思えるし、
あれこれ悩むより、ちょっと試してみようぜ!」
ソア・ウェンボリス(そあ・うぇんぼりす)は、ケイに言う。
「私は、『おっぱい・ちっぱい・だいすきpuico星人。』だと思ったんですが、
どちらが正しいんでしょうか?」
ターラ・ラプティス(たーら・らぷてぃす)も、
巨乳を揺らして進み出て言う。
ターラもたくさんプイコノイラストを持っている。
「バナーを見ると、両方の解釈ができるのよねー。
ちょっと、神様に問い合わせてみるわね」
ターラは、おっぱい電波を受信し始めた。
「……オップイコの神様によると、
『おっぱい・ちっぱい・だいすきpuico星人。』が正解らしいわ」
「なんだって?
じゃあ、あの文言は?」
ケイは驚く。
「ふむ、両方に解釈できるので、
このシナリオではどちらも正解ということであろうな。
それにしても……」
ケイのパートナーの魔女、悠久ノ カナタ(とわの・かなた)は、
ターラの巨乳を見る。
(なんということだ……。
これが、puico風美女とやらの実力か!?
いけない、本来の目的を見失うところだった。
真理の探求こそ、魔法使いの定めよ……。
オップイコには、美女ばかりだが、
男子が住んでいないはずがない。
後で、水浴びの際、胸に詰め物をしている『男の娘』を探そう)
「ん?」
ターラは、巨乳にライバル心を燃やしていたカナタには気づかず、のほほんとしている。

★☆★

「じゃあ、合い言葉を言いましょうか」
ターラに促されて、ソアは合い言葉を言う。
「『おっぱい・ちっぱい・だいすきpuico星人。』!!」
そしてついに、扉が開く。

そこには黄金のおっぱい像が存在した。

「あっ、なんとなく、ターラさんに面差しが似ていますね。
やはり、puico風美女でたくさんイラストもってるからでしょうか?」
秋穂が、黄金のおっぱい像を手にして言う。
「あっ、こっちはローザマリアに似ているわ!」
ターラは、別の黄金のおっぱい像を発見する。
ローザマリア・クライツァール(ろーざまりあ・くらいつぁーる)は、
衝撃的な事実を口にする。
「黄金のおっぱい像は、
プイコノイラスト所持者全員分あったのよ!!」
「な、なんだってー!?
じゃあ、俺の黄金のおっぱい像も!?」
ケイは、またも驚く。

★☆★

そこに、
リリ・スノーウォーカー(りり・すのーうぉーかー)
パートナーの剣の花嫁ユリ・アンジートレイニー(ゆり・あんじーとれいにー)が現れた。
「今度は108星華か? 幾ら何でも多過ぎるのだよ」
「星華じゃありません。宿星です。星のさだめで結びついた魂の兄弟なのですよ」
リリは不満を言いつつ、ユリはノリノリで、ここまでやってきたのだった。
「ピラミッドといえば王家の墓。
そうです。黄金のピラミッドは【ぷい古天皇】の墳墓だったのですよ。
ワタシは王朝の守護たる108星の一員の証しとして
ぷい古天皇廟にプイコノイラストを奉納しますですよ!
なんか、和洋中華入り乱れてますが気にしたら負けなのです」
ユリは、プイコノイラストをピラミッドに奉納する。
「【地魁星】ユリ・アンジートレイニー推参! っと」
「それでは、ダメな観光客のやることなのだよ……」
リリにツッコミを受けつつも、プイコノイラストを壁にはめてサインをするユリであった。

★☆★

「おっぱい!」
「ちっぱい!」
「だいすき!」
「オップイコの人々は、
暗号を解いて、黄金のおっぱい像を入手した勇者達に、
黄金のおっぱい像を進呈すると言ってますですよ」
ユリも、オップイコの人々の言語がわかり、通訳する。
「この村の人にとって大切なものじゃないのか?」
ケイは心配するが、オップイコの人々は笑顔で言う。
「おっぱい!」
「ちっぱい!」
「だいすき!」
「オップイコの人々は、これからもプイコノイラストができるたびに、
それと同じ黄金のおっぱい像が生まれるって言ってるわ」
自分の黄金のおっぱい像を持ったターラが言う。
「それに、それと同時に、
どこからともなくpuico風美女もどんどん生まれているらしいわよ」
ターラの言う通り、今日も新たなpuico風美女が誕生したらしく、
村の人口が増えていた。

「おっぱい!」
「ちっぱい!」
「だいすき!」
一行は、喜ぶオップイコの人々に歓迎を受けるのであった。