百合園女学院

リアクション

■□■３■□■　ぷいこ泊

オップイコ、ぷい湖のほとり。

宇都宮　祥子（うつのみや・さちこ）と、
パートナーの精霊イオテス・サイフォード（いおてす・さいふぉーど）と、
シャンバラ人セリエ・パウエル（せりえ・ぱうえる）は、
堅実にオップイコに辿り着いた。
「秘境オップイコは私達プイコ星の煌きに導かれし者たちの聖地。
私？　私は【天法星・ヤメ憲魔法少女】宇都宮祥子よ」
「キャラクエに出ていないので名乗っていいかわからないのですが
【地輝星】イオテス・サイフォードですわ」
「ワタシは【地鳴星】のセリエ。
といってもキャラクエに出てないから
イオテスさんともども本当にその星の下で生まれたのかわからないんですけどね」
「え？
私もキャラクエでは天雄星だった？
次回の祭りでは序列が変わってるかもしれないから敢えてこう！」
「おっぱい！」
「ちっぱい！」
「だいすき！」
名乗りを上げる３人を、オップイコの人々が歓待する。
「オップイコへ来た目的はね、
ここが私達プイコ星の下に生まれた者たちがたどり着くべき場所だから。
星が煌めき導きを得た者も、
未だ煌めかずともそこへたどり着くべき者も、みなオップイコへゆくのよ。
そしてそこで誓いを立てるの。
オップイコを、引いてはシャンバラを来るべき危機から護ると
できればここに留まって修行できるようにしたいんだけどね」
「おっぱい！」
「ちっぱい！」
「だいすき！」
祥子達は、オップイコの人々や、
プイコ星の仲間達と協力して、
ぷいこ泊を築いた。
「来るべき危機に備えオップイコの神のもとで自らを鍛え上げるために……
我ら、シャンバラのために！」
「おっぱい！」
「ちっぱい！」
「だいすき！」
オップイコの人々が、拍手喝采する。
「これで、どんどん美女が生まれても安心ね」
祥子は言う。

かくして、オップイコにはぷいこ泊が築かれ、
一行は、黄金のおっぱい像を手に入れ、帰還するのであった。