First Previous |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
Next Last
リアクション
■□■2■□■ 機関銃とダイナマイトとパンチラ
雪原の別の場所にて。
沙 鈴(しゃ・りん)と綺羅 瑠璃(きら・るー)は、
背中合わせに機関銃を配置し、互いに180度の範囲をカバーするようにし、
近づく者はすべて撃つつもりであった。
背中合わせに機関銃を配置し、互いに180度の範囲をカバーするようにし、
近づく者はすべて撃つつもりであった。
近づく者はすべて撃つつもりであった。
近づく者はすべて撃つつもりであった。
近づく者はすべて撃つつもりであった。
近づく者はすべて撃つつもりであった。
近づく者はすべて撃つつもりであった。
近づく者はすべて撃つつもりであった。
「……なんなの、このコピペは?」
「……なかなか敵が来ないですね?」
綺羅 瑠璃に言われ、沙 鈴は、ふと、誰もいない方を見て思う。
(もしこれがポータラカ人の娯楽番組の企画だったら、
負け役確定コースじゃないだろうか……)
そこに、機関銃の弾が降り注いだ。
沙 鈴と綺羅 瑠璃が驚き振り向くと、
謎の飛行物体の上からブレザーの上に
赤いマント形態のカレイジャス アフェクシャナト(かれいじゃす・あふぇくしゃなと)をまとった
真口 悠希(まぐち・ゆき)が、狙撃してきていたのだった。
光学迷彩で姿を隠していたので、悠希の姿はわからなかったのだった。
「男の娘に目覚めちゃったら……ゴメンナサイ!」
「スカートの中が丸見えですわ」
下から見上げる形になっている沙 鈴の発言に、
悠希は慌てる。
「ボクの秘密……見ちゃダメぇ!」
アフェクシャナトの光術の力で、目くらましを行い、機関銃を乱射した結果、
雪原には沙 鈴と綺羅 瑠璃が倒れていた。
「自ら、男の娘と宣言しつつ、
誘いながらも見ちゃダメと言うなんて……。
わざわざ高い場所から狙撃することといい、賞賛に値するわ。
その場にある武器はなんでも利用する、あなたは立派な軍人になれるはずですわ……」
そう言って、沙 鈴は気絶する。
「……」
綺羅 瑠璃は、雪の上にうつぶせにならないよう気をつけて倒れていた。
(胸の部分のへこみがさびしいからと思ったけど、
男の娘キャラならアリだったのかも……)
そう考えて、綺羅 瑠璃も気絶した。
「ど、どうしよう、パンツみられちゃったよ……」
「計算のうちではなかったの、悠希……」
赤面する悠希に、アフェクシャナトは言う。
★☆★
「おらあああああああああああ!!」
そこに、悠希に向かって棍棒がすごい勢いで飛んできた。
ラルク・クローディス(らるく・くろーでぃす)が投げたのであった。
「チッ、外したか。まあ、そんなもんはいらなかったからな!」
「ラルクさん!?」
「俺は地球人だが、最強決定戦に巻き込まれた以上、負けられねえ!
やっぱ男たるもの素手一本で進むのみだ! かかってこいや!!」
「ボクだって、負けるわけにはいかないんです!
悠希マグナム発射!」
パンチラで誘惑しつつ、悠希は機関銃を撃つ。
「そんなお色気はきかないぜ!
俺は砕音一筋だ!」
ラルクは、超人的な瞬発力で、機関銃の弾を避けながら言う。
「ボクだって静香さまが!」
悠希も、意地にかけて負けられないと思う。
「それに、俺のマグナムの方がでっかいぜ!」
「ええっ!?」
「何の話をしているのよ……」
ラルクと赤面した悠希に、アフェクシャナトがツッコミを入れる。
「へるじゃっじめんとー!」
「おねぃさんにおまかせよぉーうふふー」
「でっかいけんでっかいけんぶんぶーん!」
「悪く思わないでください」
そこに、
桐生 円(きりゅう・まどか)、
オリヴィア・レベンクロン(おりう゛ぃあ・れべんくろん)、
ミネルバ・ヴァーリイ(みねるば・う゛ぁーりい)、
円が装着したアリウム・ウィスタリア(ありうむ・うぃすたりあ)が現れ、
鳥羽 寛太(とば・かんた)達から奪ったレプリカ・ビックディッパーを手に、
ラルクに攻撃する。
「きるぜむおーる★」
「大丈夫です、コメディですから」
「あっ、レプリカ・ビックディッパー、あとで回収です」
神代 明日香(かみしろ・あすか)、
ノルニル 『運命の書』(のるにる・うんめいのしょ)、
神代 夕菜(かみしろ・ゆうな)も、
空飛ぶ魔法↑↑で上空から現れ、悠希を攻撃する。
雪原がえぐれて雪が吹き飛び、魔法で辺りが煙に包まれる。
★☆★
勝ち残ったのは、
円達と明日香達であった。
「ラルクくんを正面から相手取っていたら危険だったね。
やはり、数も有効か……」
「こちらも、攻撃中の相手を複数で襲ったからっていうのもありますねー」
円と明日香は、倒れたラルクと悠希を見ながら言う。
そこに、悠希の機関銃を奪おうと、
葉月 可憐(はづき・かれん)とアリス・テスタイン(ありす・てすたいん)が、
こっそり近づいていた。
リンフォース・アルベルト(りんふぉーす・あるべると)は、
魔鎧形態で、可憐に装備されている。
「全体攻撃に巻き込まれないようにしないとね」
「はい、レオ様達にも負けないようにしませんと♪」
リンフォースと可憐は、こっそり言葉を交わす。
★☆★
「ん? あれはつぁんださんじゃないですか?」
明日香は、雪原につぁんだの死体らしきものを発見して接近する。
「うう……」
「驚異の生命力ですねー。つんつん」
「や、やめ……」
明日香が生きていたつぁんだを杖でつついていると、ダイナマイトが爆発する。
「きゃあああああああああ!?」
「いやあああああああああ!?」
「やああああああああああ!?」
明日香とノルンと夕菜は、持っていたダイナマイトも誘爆し、
ぶっ飛ばされてお星様になった。
「よし、やった!」
平等院鳳凰堂 レオ(びょうどういんほうおうどう・れお)が、物陰でガッツポーズを取る。
脱落者の身体を罠にして、ダイナマイトが爆発するしかけを作っておいたのであった。
レオは、宇都宮 祥子(うつのみや・さちこ)と協力し、
十二星華と共闘する交渉もしていた。
「セイニィやティセラを狙う強力な人達は確実に潰していかないとね」
レオは言う。
「レオ様、覚悟―っ!」
そこに、可憐とアリスが、槍を持って突っ込んでくる。
「危ない!」
「ヴィク!?」
レオに装備されていた告死幻装 ヴィクウェキオール(こくしげんそう・う゛ぃくうぇきおーる)が、
身代わりの術のように脱げ落ちて、可憐とアリスの槍を受ける。
「わあっ、こんなことができるなんて……」
「でも、一回だけですよ!」
可憐とアリスは驚きつつ、体勢を立て直す。
「私を忘れないでよね! えーい!」
そこに、久遠乃 リーナ(くおんの・りーな)が、ダイナマイトを投げて、
可憐とアリスを攻撃する。
「きゃーっ!?」
「きゃあああ!?」
「うわああああ!?」
可憐とアリスとリンフォースは、ぶっ飛ばされる。
「へるじゃっじめんとー!
パッフェルは小姑になったほうがいいよ!」
「うわあああああ!?」
しかし、円の攻撃で、レオも倒れる。
「えーっと……」
追い詰められたリーナは、辺りを見渡す。
目の前に立っているのは、もはや円とパートナー達だけであった。
「こうなったら、最後の手段ですっ!」
リーナは、ダイナマイトを身体に巻きつけていたのであった。
「うふふふふ、もともと私の役目は囮だったんです。
圧倒的なレベル差の前に、もはや、勝つことはできない……」
「ヤ、ヤンデレだ!」
ひるむ円達に、リーナは突撃する。
「ねえ、一緒に眠りましょう?」
円に抱きつくと、リーナはささやく。
「ぎゃああああああ!?」
「きゃああああああ」
「うわああああああ」
「あ、ちなみに今日の円様達の下着はリーブラ・ランジェリーです」
ぶっ飛ばされる円とオリヴィアとミネルバの純白の下着がパンチラし、
解説するアリウムであった。
First Previous |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
Next Last