波羅蜜多実業高等学校

リアクション

第７章


　次の日の朝。
　大広間に集まるようにと鄙に呼び出され、ティセラ以外全員大広間に集まった。
「皆に話しておきたいことがある」
　鄙は大きな声で言う。
「ホイップ殿が連れてきた友人だったとしても、信用はしていなかった……だが、昨日の様子を見ていて気が変わった。そなた達が興味のある話しをしてやろう」
　みんなはキョトンとした目で鄙を見つめる。
「女王器の１つ……玄武甲はこの近くの我が作った迷宮の奥深くに隠してある。取って行って構わん」
　いきなりの展開にみんな驚いていたが、取りに行こうと決意する者が幾人も現れたのだった。


　続く！