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リアクション
16)久世 沙幸(くぜ・さゆき)
今回の「トッドの部屋」は特別編ということで、
深夜枠も放送される。
久世 沙幸(くぜ・さゆき)は、
グラビアアイドルとして注目を集めるために、
今回のチャンスを生かそうと考えていた。
「ちょっと緊張しちゃうけど、頑張っちゃうんだもん!」
「その意気ですわ、沙幸さん」
藍玉 美海(あいだま・みうみ)も、サポートとして沙幸を支える。
「はじめまして、こんにちはー!
蒼空学園の久世 沙幸だよ。
パラミタで学生業の傍ら、グラビアアイドルやってるの。
今日はよろしくねっ」
「よろしくお願いしますね」
(さすがベテラン女優……芸能界の先輩なんだもん、
トッドさんの立ち居振る舞いを参考にさせてもらわなくっちゃ!)
駆け出しグラビアアイドルの沙幸には、
トッドさんが特別な人だとわかった。
「沙幸さんは全身が性感帯ということですけれど、
どのようなことをされるのが理想なのかしら。
なるべく具体的にお聞かせ願えます?」
「……」
笑顔で凍りつきながら、別の意味でもトッドさんが特別な人だと知る、
沙幸であった。
「……沙幸さんは全身が性感帯ということですけれど、」
「聞こえなかったんじゃないんだもん!?
ぜ、全身性感帯だなんて誰がそんなこと言い出したんだもん?
それにどんなことをされるのが理想なのかって……、
そんなことされるのが好きな人がいるわけないんだもん」
真っ赤になりながら沙幸が訴える。
「あら、沙幸さん
そんなに驚かなくとも答えて差し上げれば良いですのに」
「ねーさま、何を言い出すんだもん!?」
「仕方ありません、わたくしが代弁いたしますわ。
さぁ沙幸さん、お立ちになってくださいませ」
「ちょ、や、やめ……」
美海が、沙幸の豊満な胸を鷲づかみにする。
「沙幸さんはこのように大変豊かな胸と」
「ひゃうっ!?」
「すらっと伸びた脚が大変素敵な方ですが、」
「はあんっ!?」
「このようにわたくしに人目を憚らずスキンシップされるのが大変お好きなようですわよ。
ほら、可愛らしく喘いでらっしゃいますでしょう」
「わ……私はべ、別に……ぁん……そんなことで……ぅんっ……よ、喜んでないし……っ
こ、んなことやってると……生放送で、できなくなっちゃうんだもんっ」
「ええっ、これでは満足できませんか?
ならばもう少し過激なことをして差し上げますわ」
「これ以上は……だ、だめなんだもんっ!!!」
抗議する沙幸だが、次の瞬間、服の上から美海がブラジャーのホックを外した。
「らめえええっ!?」
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