リアクション
第四章 とれたて海の幸
「皆さん、フカヒレどうぞをどうぞー」
「タコ料理もありますよ!」
一段落着いて。
タコを退治し、サメをも数匹狩った討伐隊たちの有志により、フカヒレパーティーが開かれることになった。
もともとのツアー参加者も、そして戦ってくれた討伐隊も。皆が船の上で海の珍味に舌鼓を撃つ。
「オオダコのごたごたでゲドーは取り逃がしてしまいましたけど、密漁団はほとんど捉えることが出来ましたし、文句なしですわ☆ 皆さん、ありがとうございますわ」
ラズィーヤが礼を述べると、船の周りでイルカたちも、きゅいきゅいと声を上げていた。
「イルカさんたちも、よかったですわね♪」
きゅい! とひときわ高く鳴いて、イルカたちがいっせいに海の中へともぐっていった。
かと思えば、順番に海面へと飛び出し、もぐり、交差するようにジャンプし、列を成して泳ぎ、と精一杯の感謝の表現で皆の目を楽しませてくれた。
「あーん! やっぱりイルカはかわいいですわ☆」
こうして、パラミタイルカとのふれあいツアーは、波乱万丈ながらも無事に幕を閉じたのであった。
はじめまして。
この度、諸般の事情でリアクションを担当させていただきましたエンデです。
まずは、リアクションをお待たせしてしまって申し訳ありませんでした。楽しみにお待ちになっていた皆さんへ、この場を借りて謝罪いたします。
また、杏飴あんこマスターのリアクションを期待されていた方は、さらに申し訳ありませんでした。自分の拙い文章で、少しでも代わりになれていれば幸いです。
もし次の機会がありましたら、オリジナルのシナリオを引っさげてやってこようと思います。そのときは、ぜひともよろしくお願いします。
ではでは。