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【蒼フロ3周年記念】インタビュー・ウィズ・コントラクター・スペシャル

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【蒼フロ3周年記念】インタビュー・ウィズ・コントラクター・スペシャル
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リアクション

35)リネン・エルフト(りねん・えるふと)

「おひさしぶりね」
「【『シャーウッドの森』空賊団】副長のリネンよ。
半年ぶりかしらね。どうかよろしく」
リネン・エルフト(りねん・えるふと)は、前回よりやや自信と貫禄を得たようだった。
「よぅ!
オレははじめてだな。知ってるか?
カナンからきたヴァルキリー、フェイミィだ。エロ鴉禁止な」
フェイミィ・オルトリンデ(ふぇいみぃ・おるとりんで)も挨拶する。
「まあ、エロいんですか?」
「ブラックウィローさん、エロ鴉の発言は適当に流して……」
「ひどっ!?」
リネンの発言に、フェイミィが言った。

「ふふ、まあ、インタビューを始めましょうか。
アキラ・セイルーンさんの質問です。
「これまでの活動を振り返り、一番印象に残っている出来事は?」
「俺僕私がおススメする冒険譚(シナリオ)はこれだ!」
とのことです」

「ついこないだ……フリューネと二人、空賊に捕まったときかしら
『【神劇の旋律・間奏曲】空賊の矜持』)」
リネンが苦笑する。
「捕まる事自体はまぁ慣れたけど。
あの時はフリューネと一緒で、みんなに助けられたわね……まだ死ねないって思ったわ」
フリューネ・ロスヴァイセ(ふりゅーね・ろすう゛ぁいせ)との思い出を、リネンが語る。

「まあ、すごい冒険をされているのね。
次は、瀬山 裕輝さんの質問です。
『僕私のおススメ又は自慢したいアイテムやスキル』は?」
「タービュランスからエアリアルレイヴに繋ぐコンボは最近、代名詞みたいに言われるわね。
元はフリューネの見様見真似だったんだけど……」
「なるほど、必殺技をお持ちなのね」
トッドさんが感心して言った。
「では、次の質問です。
国頭 武尊さんからです。

異種族との恋愛や結婚について、
「地球出身の出演者全員」にどう考えているか答えて貰いたい

ということです」

「私の一番好きな人は女性でヴァルキリー……ぶっちゃけフリューネよ」
リネンはにっこり笑った。
「それで答えには十分じゃないかしら?」

「オレの一番好きな人は女性で地球人のリネンだぜ?
……でも、フラれたんだよ……」
ヴァルキリーのフェイミィが言った。

「まあ、複雑なご関係なのね。
でも、気持ちが一番大切ということよね。
次に緋山 政敏さんの質問です。

地球の方々にも皆さんのお勧めのスポットとか
以前行ったけど、今どうなってるのかなーとか気になる場所をご紹介頂けませんでしょうか」
「最初はとりあえず空京、ツァンダ辺りからをお勧めしておくわ。
余り張り切り過ぎないでね。
仕事が増えるから……」
「仕事って?」
「人助けの仕事、よ」
リネンが肩をすくめた。

「次の質問です。
青葉 旭さんからです。

キミの根源的な行動原則は、
どの集団(国や宗教等)の法律・規則や習慣・風習に根ざしている?

また、その行動原則とシャンバラの法律・規則や
習慣・風習が異なる場合はどちらにしたがって行動する?」

「まぁご想像の通りよ」
苦笑してリネンが答えた。

「たしかに、義賊でいらっしゃるのだものね。
では、お二人に伺うわ。
あなたの大切な方はどなたですか?
その方について、そして、どう思っていらっしゃるか、
なるべく具体的に教えてくださらない?」

「先にもう答えちゃったわね……うん、フリューネよ。一番好きな人」
リネンがうなずく。
「リネンだな。これはフラれても変わらねぇぜ。
イナンナ様は……オレたちの神だからまぁ別格だ」
フェイミィが、変わらぬ決意をあらわに言った。

「なるほど。
では、これもお二人に。
あなたの将来の目標はなんですか?
それに向けて、今、どのような努力をされていらっしゃいますか?
まだはっきりしない、漠然としたことでもかまいません」

「これも言わずもがな、ね。タシガン空峡で色々頑張ってるわ」
「リネンを守るさ。ずっとだ。
シャンバラで助けられた時からの誓いだからな」
リネンも、フェイミィも、再確認するように言った。

「なるほど、やはりお二人とも信念をお持ちなのね。
では、こちらの写真をご覧になって」

[????.08.25]公開処刑告知

「ある未来の世界で、
リネンさんは公開処刑されそうになっていたんですよね。
空賊としての生活は、常に危険と隣り合わせだと思うけど、
それでも続ける信念について語ってくださらない?」

トッドさんが、リネンの瞳を見据えた。
リネンは、小さく息をつくように笑んだ。

「……未来の自分にも同じような事を言われたわ」
「なんと答えたの?」
「答えはこうよ。
『未来を恐れて、今を後悔したくない』
……今も変わらずね」
「あと安心しな。
その世界はオレがリネンと契約してなかった未来らしいからな、もうなくなったのさ!」
フェイミィが明るく笑った。

「今回もどうもありがとうございました。
リネンさんの変わらぬ雄姿を見れてうれしかったわ。
フェイミィさんにもお会いできてよかった」
「ブラックウィローさんも、相変わらずね。お元気でね」
「ツァンダに来ることがあったら飲もうぜ!」
リネンとフェイミィは、トッドさんと微笑を交わした。