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コーラルワールド(最終回/全3回)

リアクション公開中!

コーラルワールド(最終回/全3回)

リアクション

 
 
  ■■ NPCLIST ■■
 
■ハルカ・エドワーズ
 門の鍵候補となり、体が両断されかけるも無事生還。
■ラウル・オリヴィエ
 パートナーロストで永眠しかけるも無事生還。
■トオル・ノヴァンブル
 契約者達に敵対しようとしかけるも相手にされず無事。
■磯城・グレイウルフ
 門の鍵候補のぱらみいを連れて逃亡するも、ぱらみいが門の鍵とならなかった為に命拾い。
■パラミタの地祇ぱらみい
 パラミタの地祇。門の鍵候補となるが選外。
■アルゴス・ヒュペリオン
 巨人族の生き残り。門の鍵となり死亡。
■ヴリドラ
 元パラミタ八龍。失われしポータラカの守護龍。門の鍵候補となるが召喚を拒否。
■リューリク・トルヴォル
 エリュシオンの元皇帝。ヴリドラを従え、ナラカにてエリュシオンを護り続ける。
■イルダーナ・メルクリウス
 エリュシオン、ミュケナイ地方の選帝神。静観。
■ジール
 元皇帝候補。未だ未熟だが、召喚魔法に長ける。
■都築景虎
 死亡による二階級特進で准将に昇進。
■テオフィロス
 エリュシオン元第七龍騎士団員。パートナーロストによる発狂の末死亡。
■カサンドロス
 エリュシオン元第七龍騎士団副団長。ナラカに至る道中にて死亡。
■トゥレン・バンダースナッチ
 エリュシオン元第七龍騎士団員。テオフィロスを殺害。
■リアンノン
 エリュシオン黒龍騎士。死の門の門番を継承する。
■シバ
 エリュシオン黒龍騎士。死の門の門番だったが死亡。
■カラス
 闇の精霊。二言目にはアールキング。アールキングの死に殉じる。
■朝永真深
 カラスのパートナー。パートナーロストによる苦痛の末死亡。





トオル「皆、お疲れ様! 『フロンティア・ヴュー』から数えると全7回になって、結構長くなったな」
ハルカ「皆のお陰で生き延びることができたのです。ありがとうなのです」
トオル「でもさー、あれ、誰か死なないといけないなんて、酷い話だったよな……。
 何とかする方法って、なかったのか?」
シキ「実はあったらしい。隠しルートで」
トオル「隠しルート!?」
シキ「一回目リアの最重要情報は
 『アトラスの地震で門が開きかけたことがある』ことと、
 『ぱらみいがドージェと友達になった』ということだった」
トオル「うー、じゃ、ここは通常ルートで進んだってことなのか……」
シキ「誰になっても、メリットとデメリットがあるようになっていたから。
 誰が正解で不正解、というのがあるわけではなかったそうだが」

ハルカ「裏ルートの方でも、龍騎士さんが死んでしまったのです」
トオル「それなー……。そっちの条件については既に解説されてたな」
ハルカ「パスワードは、無事に正解してたのです」
トオル「あれ、ヒントは何処にあったんだ?」
シキ「第一回シナリオガイドで、アクリトとの会話で星空について触れていた」
ハルカ「カノープスは、星の名前でもあるのですね」
トオル「……難易度高いだろう……」
シキ「その時点でアクリトは当然気付いたから、リアに登場するわけにはいかなかった」
トオル「それで出かけてたんだな」

ハルカ「あと、中佐とテオさんも助けられなかったのです……」
トオル「中佐は既に死んでたんだろ?」
シキ「第二回時点で、パルメーラが『助ける方法はある』と言っていた。
 “何か教えるのはひとつまで”、としていたので、その方法までは言わなかったが」
トオル「で、3回目のガイドで、『アールキングの根があったら……』ってヒントに続くのか」
ハルカ「『“人間”に選択させる』で、中佐に関すること、という暗示だったのですね」
トオル「けど、中佐を助ける方法を探り当てるアクションはなかったんだな」
シキ「二回目までで、彼等の状況は、PL情報として出されていたんだが」
トオル「テオフィロスがおかしくなってたのは勿論パートナーロストだったから、中佐を助けられないと、必然的にテオフィロスも助けられなかった、ってわけか〜」
ハルカ「残念だったのです……」
トオル「でも、世界樹の活性化の方は成功してよかったな」
ハルカ「コーラルワールドに、聖剣を持って行けないかもしれなくて、危なかったのです」
トオル「このシナリオでは、引率NPCが居なかったからな」
ハルカ「コーラルワールドには、ハルカ達は行かなかったのです」
トオル「つーか引率には役不足すぎるだろハルカじゃ。
 実は俺達は、デスプルーフリングも持ってなかったしな。
 死の門に行った時点では俺達、コーラルワールドに行く展開になると思ってなかった、ということになってるし。
 そういう展開になったところで、シキなんか、『死後の世界には死んでから行けばいい』とか言って行くつもり全然無かったし」
ハルカ「皆がそう言ったら、お話が止まってしまうのです」
トオル「肝に銘じろ、シキ」

ハルカ「アールキングさんは、枯れちゃったのです?」
トオル「枯れたな。植えても芽は出ないと思うぜ?」
ハルカ「ちょっとだけ……可哀想だったのです。カラスさん達も……」
トオル「うん。もっと、視野を広く持てれば、カラスにも、違う道があったかもしれないのにな……」
ハルカ「まみさんは、どうしてカラスさんの味方だったのです?」
トオル「語られることなく死んじまったな。そういう結果になったのに、ここで語るのは野暮だぜ」
ハルカ「やぼなのです?」
シキ「何処に挿入しても、シーンに水を差すようになってしまって、理由を書く場所がなかったらしいが」
トオル「知らなくてもいいこともあるもんさ。てことで、フィーリングで」
ハルカ「フィーリングなのです?」

トオル「まあとにかく、何とか事件も片付いて、皆、お疲れ様だな」
シキ「大変なシナリオだったと思うが、最後まで参加してくれてありがとう」
トオル「今度は気楽に遊びに行こうぜ。遊びに行くぜ。じゃあ、またな」
ハルカ「それでは皆様、おつかれさまでした!」
 
 
 

担当マスターより

▼担当マスター

九道雷

▼マスターコメント

 
 お待たせいたしました。最終回リアクションをお届けします。
 最後までのご参加、本当にありがとうございました。


 ダークなシナリオに挑戦してみよう、というところから、今回のシナリオができました。

 ダークって何ぞや……(そこからか)、と色々と考えた結果、『理不尽と死』をテーマにストーリーを作りましたが、本来私はハッピーエンド派ですので、ひっそりと、誰も死なないルートというのを忍ばせていたわけでした。

 NPC達に思い入れ下さった皆様、本当にありがとうございました。
 

 また今回、個別メッセージが殆ど書けておりません。すみません。
 
 それでは、また次のシナリオでお会いできれば嬉しいです。