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空賊よ、風と踊れ−フリューネサイド−(第3回/全3回)

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空賊よ、風と踊れ−フリューネサイド−(第3回/全3回)

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繋章 終わりと始まり



 蒼空学園校長室。
 御神楽環菜(みかぐら・かんな)はタシガン空峡の一連の騒動にまつわる報告書に目を通した。
 バッドマックス空賊団の事件、自身の誘拐事件、戦艦島での攻防戦、そして、雲隠れの谷の決着。
 報告書には、ユーフォリアの復活と女王器『白虎牙』の事も記されていた。

「五獣の女王器の一つが見つかったようね……」

 部屋のソファーには【ミルザム・ツァンダ】の姿もあった。

「それで白虎牙は今どこに……?」
「ロスヴァイセの一族のところにあるらしいわね」
「それでは、すぐに交渉をおこないましょう。十二星華が動き出す前に……」

 フリューネとユーフォリアの物語は終わったのだろうか。それとも、始まったのだろうか。
 まだ語られざるところも多いが、ひとまずここで筆を置く事にする。

 新たなる物語が始まるまで、しばしの別れ。


担当マスターより

▼担当マスター

梅村象山

▼マスターコメント

マスターの梅村です。
本シナリオに参加して下さった皆さま、公開が遅れてしまいまことに申し訳ありません。
そして、本シナリオに参加して下さった皆さま、ありがとうございました。

とりあえず、物語はここで一区切りがつきました。
最初から付き合ってくれた人も、途中から付いてきてくれた人も、今回初参加の人もお疲れさまでした。
ここからフリューネやヨサークがどうなっていくかは、また別のお話です。

今回の醍醐味と言える3ルート戦について、すこし話します。
ガイドで示した通り、アクション内容と戦闘に参加した人数で判定しています。
私の側に参加して下さったPCと、萩マスター側のPCを付き合わせて、
梅『じゃあ、こちらは機関銃の一斉掃射で奇襲をかけます』
萩『それだと、こっちのPCは魔法で妨害するんで通らないと思いますよ』
梅『でも、こっちのPCはその魔法の対策すごいしてます』
萩『じゃあ、こっちのPCやられちゃうじゃないですか』
のような判定をしたのは、なかなか貴重な体験だったと思います。

それから、次回のシナリオガイドですが、今月末に発表されると思います。
ご興味がありましたら、是非是非参加して頂ければと思う次第です。
また次回、お会いしましょう。

2/20追記・一人称の訂正と脱字の補完をいたしました。