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オオカミさんにご用心

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オオカミさんにご用心
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リアクション

「いいお湯ですねぇ〜」
 冬蔦 日奈々(ふゆつた・ひなな)が隣にいる冬蔦 千百合(ふゆつた・ちゆり)に話しかけた。
「うん。ほんとう良いお湯だね」
 千百合は微笑んでそう答える。
 温泉に並んで浸かっているだけでも幸せそうな2人。
「千百合ちゃん……」
「うん?」
 日奈々は千百合の方を向くと、もじもじする。
「膝の上に座っても……良い?」
 小首を傾げながら可愛くおねだりされる千百合。
「もちろん」
 千百合は喜んで日奈々を膝の上に座らせた。
 日奈々の腰に腕を回す千百合。
「わぁ……千百合ちゃんありがとう」
「あたしもこうしたかったから。ああ、月が温泉に映って風流……」
「? 千百合ちゃん? どうかしましたか?」
 言葉を不自然なところで切った千百合を心配する日奈々。
(なんか……体が火照って……)
「もう……我慢できない……!」
「え……? 千百合ちゃん?」
 千百合は日奈々の腰を持ち上げ、対面するような形に座らせる。
「日奈々……あたしが気持ちよくしてあげる……ね?」
「あぅ……」
 日奈々の首筋に赤い花が咲く。
「千百合ちゃん……ここ……外ですよぅ……」
「大丈夫誰も見てないから」
 顔を日奈々の鎖骨の下に持って行くと、そこをペロリと舐める。
「ひゃぅ」
「それとも……こういうのは嫌?」
 千百合に聞かれ、日奈々は首をふるふると力なく振った。
「千百合ちゃんに……なら……」
「ふふ」
 千百合はそれを聞き、鎖骨よりももう少し下を舐めながら、日奈々の太ももを撫でる。
 日奈々は声が出ないようにと自分の指をかむ。
 その様子が一層千百合を掻き立てる。
 太ももを撫でていた手は形の良いお尻を撫でて、太ももの内側へと滑っていく。
「ん……」
「感じやすい日奈々……可愛い」
 お風呂の中で思う存分日奈々を堪能する千百合だった。