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リアクション
プロローグ
「うん。腹が減った。何かない? エメリー」
「何かって何よ。その辺の草でも食べてなさいよ」
キマクのとある場所で、とある時間に、とある2人の男女がこんな会話をしながら身を休めていた。
男の名前はアルクラント・ジェニアス(あるくらんと・じぇにあす)。女はそのパートナーエメリアーヌ・エメラルダ(えめりあーぬ・えめらるだ)である。
2人は最近流行のアトラスの遺跡の観光を終え、帰路についている最中だった。
「うーん。でも、お腹空いたわね。ちょうどお昼だし、何か食べていく?」
「そうしようか。そういえば私の友人その他がピザ屋の宅配のバイトしてるらしいんだよ。この近くで」
「あんたの友人って……。まぁいいわ。ピザね。いいじゃない。」
「そうだね。それじゃ我が友人達のバイト先に貢献してやろうかね」
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