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リアクション
【ケロッPカエルパイ エクセレント】
「あ!ケロッPちゃんだ!」
「見てみて〜、リボンしてる〜」
「それはね、リボンじゃなくて、蝶ネクタイよ」
などと、親子連れに取り囲まれている、「ゆるっ」とした感じのカエルの人形。
その首には、『EX』と書かれた大きな蝶ネクタイを締めている。
それは、ヴァイシャリーに本拠を置くパウエル商会のヒット商品、『ケロッPカエルパイ』を元に開発された新商品『ケロッPカエルパイ エクセレント』のイメージキャラクターにして、ケロッPちゃんの兄弟分、『ケロッPちゃんEX!(イーエックス)』である。
「美味しいよ〜、座って食べて行ってね〜」
「紅茶もお出ししてま〜す」
子供の背丈の2倍はあろうかというケロッPちゃん人形に引っかかった子供たちを、ブリジット・パウエル(ぶりじっと・ぱうえる)が、親ごと試食コーナーへと誘導していく。
カフェテラス形式の試食コーナーでは、橘 舞(たちばな・まい)が、各テーブルを回って、こだわりの紅茶を振る舞う。
「あ、確かに、普通のカエルパイと味が違うわ」
「ハイ!通常カエルパイには、ヴァイシャリー市ので養殖されたカエルを使用しているんですが、こちらのエクセレントには、サルヴィン川の支流の農村で獲れた、上質のカエルだけを厳選して使用しているんです」
「ナルホドね〜。通りで、味が濃厚な訳だ」
「お気に召しましたでしょうか?」
「うん。普通のより美味しいよ。紅茶にも、よく合うね」
「おねぇちゃん、これおいしい〜」
「ありがとう♪」
大人にも子供にも、評判は上々である。
「すいません、コレ、1つください」
「こちらの、24個入り1ケースですね、かしこまりました」
呼び込み以外に販売も担当するブリジットも、かなりの忙しさである。
「コレって、ここでしか買えないの?」
「ハイ。こちらのケロッPカエルパイ エクセレントに使用しているカエルは、天然モノですので、数量限定で販売させて頂いております」
「そっか……。なら、もう1つお願いしようかな」
「24個入り1ケース追加ですね、有難うございます!」
「でも、勿体無いね、美味しいのに」
「はい。今のところ、原料の仕入先が1箇所のみなので、どうしても作れる数に限りがございまして……。もし、お客様のご要望が多いようでしたら、仕入先の拡大なども検討させていただく予定です」
「ホント!なら、絶対定番にしてよ、また買いに来るからさ」
「有難うございます!」
果たして、ケロッPカエルパイ エクセレントは予想を遙かに上回る売れ行きを見せた。
舞たちは急遽ケース売りをやめ、6個入りの小袋の販売のみに切り替えたが、それでもオラコン閉会前の2時間前には全て売り切れてしまう盛況ぶりだった。
また、カエルパイとセットで提供した舞オリジナルブレンドの紅茶も非常に評判がよく、こちらも商品化が検討されることになった。
こうしてパウエル商会に、また新たなヒット商品が加わることになったのである。
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【ケロッPカエルパイ エクセレント】
【基本値】
5,6,3=14
【修正値】
《MC》(運営)橘 舞(たちばな・まい)
:2×1=2
《LC》(運営)ブリジット・パウエル(ぶりじっと・ぱうえる)
:1×1=1
《IC》ケロッPちゃんEX!:+1
《MB》設定:+1、接客:+1、適性(自由設定)+1=3
2+1+1+3=7
14+7=21
【判定結果】
大成功!:PP+2
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