リアクション
エピローグ
多数の契約者たちの協力と連携攻撃により、無事巨大イレイザーの核は破壊され、その機能を完全停止した。
その後の調査の結果、巨大イレイザーの要塞としての再使用は難しいということが判明する。
パラ実分校生たちの要望もあり、巨大イレイザーの身体はそのままバンシーのねぐらへ運ばれ、パラ実分校の校舎になることとなった。
中継基地は動力源を全て破壊されたため動力施設の再建造の必要があるものの、それ以外の設備には大きな損害もなく、基地の全壊や巨大イレイザーの復活といった最悪の事態は逃れた。
小暮はその内部を脱出口を探してさまよい、ひどく衰弱していたものの無事保護された。当面の間、療養とほかに問題がないかの精密検査等が必要なため、病院の管理下におかれることとなる。
また、以前弁天屋 菊によってニルヴァーナの商業施設から持ち帰られたメモリーカードには、ニルヴァーナ文明時代に売られていた古典書籍が5点、完全な形で残ってていた。いずれも娯楽作品ばかりで、出版社各社が版権を争った結果、某社がその出版の権利を勝ち取り、5冊同時出版となった。
中でも『ニルヴァーナ人がまだ空の彼方へ飛ぶ術を得たばかりの頃に飛行士を目指す兄弟の話』、子供向けのイラスト付き『ニルヴァーナのいきものずかん』は面白いと評判になり、発売から数日で重版となった。
そして……核破壊により正気に戻ったヘビ型ギフトが、彼の試練に打ち勝つものを巨大イレイザーのどこかで、待っているという……。
当リアクション制作を代行させていただきました、鷺沼聖子です。
このたびは、大幅にリアクション公開が遅延致しまして、まことに申し訳ございません。
そして、丹野佑マスターのリアクションを楽しみにしておいでの皆様、申し訳ございませんでした。
このリアクションは、3ページ目までは丹野マスターの制作されたリアクションを使用しております。
4ページ目より、丹野マスターの作成されたプロットを元に、鷺沼がリアクションの執筆を行っております。
このたびは、プレイヤーの皆様に多大なご迷惑をおかけいたしまして、大変申し訳ございませんでした。
今回の結果を受け、既に公開済みの創世の絆 第四回リアクションに結果が追加されます。
また、今回の結果が反映されたキャラクタークエストが近日公開予定です。