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【蒼フロ3周年記念】インタビュー・ウィズ・コントラクター・スペシャル

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【蒼フロ3周年記念】インタビュー・ウィズ・コントラクター・スペシャル
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18)飛鳥 桜(あすか・さくら)

飛鳥 桜(あすか・さくら)は、
パートナーのアルフ・グラディオス(あるふ・ぐらでぃおす)とともに出演し、
「せっかくだから目立ってバシバシ答えて、皆を楽しませないとね☆」と思っていたのだが。

WILD@HEART

「桜さんはヒーローとしてご活躍のようですけれど、
そのポリシーや活動内容について、
詳しくお聞かせくださらない?」

トッドさんにいきなりヒーローの写真を出されて慌てた。
「ぼ、僕……顔出しヒーローじゃないんだけど……まあ、いっか!
活動内容は、勿論人助けさ!
農場のお手伝いやヒーローショーの役者、人命救助……困ってる人を助ける事が仕事だからね!
最近はアイドルヒーローとしても活動してるんだぞっ。
アイドルとしてはまだまだ新人だから、色々勉強しなきゃいけないことが多いけどね」
「お前の活動、時々見るけど……もうちょい落着け。正義に溺れるなよ」
アルフが、ツッコミを入れる。
「わかってるよっ」
「では、あなたの将来の目標はなんですか?」
トッドさんに問われ、桜は顔を引き締める。
「皆の笑顔を見ること、守る事、それが僕がヒーローをやってる理由……かな?
理由と言っても、僕は自分がやりたいことをやってるだけだもん、
人に評価されたくてやってるんじゃないからさ。
僕はみんなの笑顔が何よりも好きだから」
アルフは、桜の言葉を聞いてうなずく。
ならいい。そう、小さな声でつぶやいた。
「何度も挫けそうになったり逃げたくなった時はあったよ、
それでも僕が頑張れるのは大切な人達……みんなが笑顔でいてほしいから。
ヒーローが笑顔じゃなかったらみんなの笑顔なんて守れないしね!
綺麗事かもしれないけど……だからこそ、現実にしたいんだ。
僕の一番の目標……「みんなの笑顔を守るヒーロー」に」
そこまで、真面目に言うと、桜はさらに続けた。
「という訳で!
この僕、「ヴァルキュリア・サクラ」
……改め、「チェリーブロッサム」を宜しくね!」
「あら、何で改名なさるの?」
「改名の理由? 三周年だからさ☆」
トッドさんに答えた桜に、アルフがずっこける。
「……改名の理由が意味わかんねー」

「では、アルフさんにも質問です。
あなたの大切な方はどなたですか?
その方について、そして、どう思っていらっしゃるか、
なるべく具体的に教えてくださらない?」
急に話を振られて、アルフは一瞬、戸惑ったようだったが、すぐに応えた。
「俺の大切な人……隣にいる、こいつだ。
桜と初めて出会った時、似ていると思ったんだ。
家族を失ったばかりで独りになった時の俺に。
……だからかな、会ったばかりなのに「守りたい」と思った。
「一人にさせない」という約束をして
今の俺にとって、桜は最高のパートナーだ。
……最後まで、一人にさせない。それが俺達の約束だから」
顔を赤らめながら、アルフは続ける。
「……言ってて恥ずかしい、けど……好きな奴の前だから、かっこつけさせてくれ……」
そう言って、そっぽを向く。
「アルフ、うれしいよ! どうもありがとう!」
桜が、アルフに抱きつく。
「ば、馬鹿、テレビだぞ!」
「え? ……あ!」
言われて、一瞬ぽかんとした桜だが、慌てて離れた。

「ふふ、大切な人が近くにいるって、素敵なことね。
では、次の質問です。

リイム・クローバー(りいむ・くろーばー)さんからです。

皆様は夢のために誰かと争う事をどう思いまふか?
相手を打ち負かし、そして自分の道を進むのは果たしていいことなんでふか?

とのことです」
「……難しい質問だね。
僕も争うのはあまり好きじゃないなぁ。
でもさ、一人より「仲間」や「ライバル」がいたほうが燃えないかい?
僕なら競い合うって考えるかな!
同じ夢を持ってるなら挑戦したくなるよ!
何度でもね!
夢はいい意味でも悪い意味でも終わらないもの、僕はそう思うな」
「お前らしいな」
桜の答えに、アルフがうなずいた。

「なるほど。夢は終わらない……いい言葉ね。
では、次の質問です。
緋山 政敏さんからです。

地球の方々にも皆さんのお勧めのスポットとか
以前行ったけど、今どうなってるのかなーとか気になる場所をご紹介頂けませんでしょうか」

「南カナンかな!
そこの領主様、僕の友達なんだ。
ちょっと厳しいけどかっこよくて優しい人だよ!
あ、因みに女の人だからね。
南カナンも領主様のように強い場所なんだよ。
農場も多いから是非とも遊びに行って欲しいな!」
桜が、笑顔で言った。

「では、最後に。
瀬山 裕輝さんの質問です。

『僕私のおススメ又は自慢したいアイテムやスキル〜』

アルフさん、どうですか?」

「ブラックコートかな。いつも着てる。
気配を消すことが出来るんだぜ、これ!」
「ああ、それで……」
「……影は薄くねーからな!」
桜がうなずいたところで、アルフが付け足した。

「ありがとうございました。
これからも、ご活躍を楽しみにしているわ」
「うん、ありがとう。トッドさんも、これからも番組楽しみにしてるね!」
「今日は世話になったな」
桜とアルフも、トッドさんに礼を言ったのだった。